2020.11.18
カテゴリー:
教室だより
the only one
9月の終わりに「ネズミ捕り」に捕まり、粘着剤がべとべとについたまま逃げてきた衰弱した子猫を保護しました。
といっても、私ではなく、かつてのECCの生徒さん。彼女はもうすでに大学を卒業し、就職している立派な社会人です。
その彼女が、「ECCで習ったアンソロジー(中学クラスの英語の物語の本)にあった話を思い出して、保護しました」
「捨て猫や保健所の殺処分を待つ猫たち全てを助けてあげるには数が多すぎるから、この一匹を助けたところであまり違いはないかもしれない。でも、私が保護したこの仔猫にとっては、違いがあるでしょ?」と教えてくれました。
”I made a difference to that one.”
そして、その違いがのちにthe only oneになるのだと…。
ECCでの学習が、彼女の心に残っていたことに嬉しさを感じ、と同時に、すべての卒業生の人生に彩りを加えてくれるものでありますように…。と願わずにはいられませんでした。
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