太陽に向かって咲く花、「向日葵」。英語では「sunflower」日本語よりわかりやすいですね。
子供のころ、汗だくになりながら学校のプールの帰り道、ふと道端に咲いているヒマワリを見て、「元気だな~」と思った記憶があります。
夏休みの観察の題材にしたこともあります。
真っ青な夏空に太陽のような黄色、そんなヒマワリの元気な様子が今年ほど待ち遠しく思ったことはありません。長雨に各地で起こる災害、終わることのないウイルスの脅威、毎日、毎日、どんよりした暗い空を眺め、気分も滅入りがちでしたが、いつでもどんなときでも、生徒たちが「Hello~!」と教室に来れば、そこからはパッとヒマワリが咲いたような明るい雰囲気に変わります。
どんな状況でも私に元気をくれる生徒たちとの時間は、私の心のヒマワリです。
学生の頃、ECCの専門学校に通っていた私は、3年間、海外に住んでいたということもあってか、とにかく英語が好き、海外ドラマが好き、洋画が好き、洋楽が好き、生まれ変われるならハリウッド女優がいいというほどです。
そんな私が、ECCの講師になって早20年。
好きと教えることは別物ということを痛感しながら、生徒たちと歩んだ20年ですが、一言で表すなら…。
とにかく、「楽しい!」これは、心から言えることです。生徒たちと一緒に常に英語を学べる環境にあることは、本当に嬉しくもあり、とてもありがたいことです。
そして、ECCの英語学習に対する熱意が<生涯学習>といわれるだけあって、飽きない工夫がテキストにもレッスンにもたくさんちりばめられています。
生徒たちも、何より、私自身がECCの一番のファンかもしれません。
どきどき、、、。
わくわく、、、。
はらはら、、、。
いろいろな感情が入り交じり、再開したレッスンですが、久しぶりに見る生徒たちは、どことなく大きくなったような、変わらないような、、、。
たった3か月、急に大きくなるわけでもなく、されど3か月。
学年が変わる春から休講になったこともあってか、思いのほか生徒たちがしっかりしてみえました。
さて、感染予防対策を万全に、極力生徒同士の会話は控え、、、アクティビティは3密を避けて、、、。
ん~、これではレッスンが成立しません!
でも、嘆いていても状況は変わらないので、こんな時こそ、新しいレッスン内容を考えるチャンス!とすっかり緩んでいた頭をフル回転させる毎日です。
何よりも、教室に響く子供たちの笑い声、楽しそうな表情、フェイスシールド越しの風景は、今まで通りで、ほっとしました。