多くの場面で、以前と同じに戻ることが難しいと思うことがあります。
2019年の冬から始まった脅威は依然として続いているけれど、それでも、変化をしながら世界は前に進もうとしています。
変わらない生徒たちの笑顔と元気な声、静まりかえった教室にすっかり慣れてしまった日々でも、ふと恋しくなる時があります。
以前と同じとはいかなくても、気持ちだけは今まで通り変わらずに・・・しっかり手洗いをして。
できる限りの対策をして、生徒たちを迎えてあげる日が近づき、それが何よりうれしいです。
3月1日から休講措置をとっている私の教室も、感染症対策のグッズがあふれ、そろそろレッスンを再開したいところです。(5月31日まで休講です)
・・・ですが、政府からの緊急事態宣言が解除にならない限り、以前と同じレッスンとはいきません。
もどかしい気持ちになった時、ふと思うのは、毎日、患者さんのために自分の命を危険にさらして最前線で闘ってくれている医療関係者の方々。
未知のウィルスに対抗するためにワクチンの開発に全力で取り組んでくれている関係者の方々。
私たちのライフラインが途切れないように、仕事をしてくれている方々。
自分の不自由さを憂うより、誰かのために今の自分が何をできるのかを考える。
「Thing for…」
ウィルスはたしかに脅威だけれど、気づかされることの多さもくれたような気がします。
また、延長されてしまった、、、。
仕方ないのかもしれないけれど、、、。
自分を、他人を、身内を守るために人との接触を避けること。
今月から再開するはずだった2020年度のレッスンも来月まで休講措置をとることになりました。
あ~、生徒のみんなに新しい教材で新しい英語の世界を共有したかった!
そんな思いも、毎日のニュースや新聞を見てすぐに吹き飛んでしまいます。増加する感染者に死者の数。
「Stay Home」それだけで、誰かが救われる。
そう自分に言い聞かせて、今日も健康に感謝します。
窓の外に目をやると、やわらかい春の風にモンシロチョウがひらひらと自由に舞っていました。
不自由なことに目を向けるのではなく、自由にできる時間がある今だからこそ、自分と向き合うチャンスだといろんなことに挑戦してみてください。
でも、、、来月こそは、生徒のみんなとレッスンしたいなぁ。