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先日のレッスン前。
少し早くやって来た、年少さんのR君。
今年で2年目ですが、元気でいたずら好きの天真爛漫な少年。さらに、見た目は小学校低学年サイズ。
なのに、昨年度はママから離れてレッスンすることなんて考えもできなかった甘えん坊さん。
なのに、今年の夏前からこのクラスは母子分離レッスンで行っています。
親子レッスンの良さもありますが、母子分離レッスンはそれ以上に良さがあると私は思っています。
R君も、初めの数回、当然大泣きでしたが、夏くらいから車から降りて、とことこと教室に入ってくるようになりました。
今日も「Hello!!」とやって来て、かばんからクレヨンを出し、「何かを描きたい」と言います。
私は、特にR君世代の、人の目を意識しない媚びない絵が大好き。
大人しく待っていられるなら、絵を描いて待ってもらうのは大歓迎。
以下、私との会話。
「何、描きたい?」
「先生」
「じゃー、美しく描いてね」
「分かった!」
とさらさらと描き始めたのが、この絵。
何で、肌色じゃなくて、黄土色を取って描き始めたのだろうと思っていたら、〇を描いて髪の毛を描いて、目と大きな口を描いたら、髪の毛の横に元気よく棒を引くので、
「Rちゃん、何、これ」
「えっ! 手じゃん」
「なるほど!」
そしたら、今度は首の下から2本の長くて太い線をふたつ。
「これ、足?」
「そう」
あーこれって、幼稚園免許を取得したときに、幼児の絵の特徴で習った『頭足人だ!』と習ったことを実際に目にして感動してしまいました。
この過程を経て、段々、胴体を描き始めると習ったんだと机上の得た知識を目の当たりにして、すごい!と感心してしまいました。
ちなみに水色で描いた333の集まりはR君のサインとのことです。
何ともかわいいほのぼのとした絵だと思いませんか?
ちなみに、これ、わたしなんです。
彼の眼にはこのように映っているんだな、わたし。
大事に取っておいて、いつか成長したR君に見せようと思います。