Trip to Sri Lanka ②
ダンブッラ石窟遺跡
スリランカ中部シーギリヤに近いダンブッラにある石窟寺院。紀元前3世紀に修行の場として開窟が始まり紀元前1世紀にシンハラ王朝ワッタガーマニー・アバヤ王が戦勝を記念して寺院を建立。以降代々シンハラ王朝が修復、増築を行い5つの石窟からなる国内最大の石窟寺院となりました。
1991年に世界遺産に登録されています。
入り口で靴を預けて(スリランカでは寺院に入る時には靴を脱ぐのです)ひんやりとした窟内に足を踏み入れると、色鮮やかな壁画群と数えきれないほどの黄金仏が迎えてくれます。
ミンネリア国立公園
スリランカ全土には野生の象が約6,000頭もいるそうです。
スリランカの中でも野生の象が最も見られる場所がシーギリヤの近くにあるミンネリア国立公園です。シーズンは5月から10月。特に多いのが7月から9月と言われています。
国立公園に行く前にも道路の脇を普通に歩く象に出会いました。
ジープに乗って、屋根を開けて、とても広い国立公園を行くと、ゾウだけでなくたくさんの動物たちにも会えました。
古都キャンディ
スリランカ中央部に位置する古都キャンディは、周囲を山に囲まれた盆地に広がり、シンハラ王朝最後の都として栄えました。1983年に「聖地キャンディ」として街全体が世界遺産に登録されました。
キャンディダンス
キャンディを中心に行われているダンス。
キャンディ王朝の頃宮廷内で踊られていた舞を中心に、各地の舞踏を組み込んでいるそうです。悪魔祓いやファイヤーダンスもあり、バク転をしたり、アクロバティックなダンスでした。
仏歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院)
仏歯寺(Tooth Relic Temple)はスリランカの仏教徒にとって大変重要な聖地です。
その名からわかるように、この場所には仏歯(ブッダの歯)が奉納されています。
仏歯はスリランカの王権者を象徴し、また仏教の信仰対象として扱われたことから代々の王朝で重宝されてきました。当時の王朝であったアヌラータブラにインドから仏歯が初めて運ばれてきたのは西暦370年のことです。そして代々受け継がれた後、仏歯は最後の王朝キャンディに運ばれました。
スリランカの人たちはお参りをするのに白い服を着るそうです。
そしてろうそくや美しい蓮の花をお供えしていました。
私たちが訪れた日は満月。満月の日は仏陀をお祭りする大切な日だそうです。お寺もたくさんの人でいっぱいでした。
またその日はみんな飲酒を控えます。たとえ観光客でもその日はお酒を飲むことはできません。