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今年4月に小6と中3生160万人に実施された全国実力テストの結果が7月31日に発表されました。
英語の平均得点率は「聞く」58.4%、「読む」51.7%、
「書く」24.1%、そして「話す」は12.4%でした。
特に、「話す」で困難を極めた問題は、オーストラリアから来た留学生の意見を聞いて自分の意見を伝える問い。
『オーストラリアのスーパーマーケットではレジ袋は売っていない。環境のために、日本もそうするべきだと思うが、あなたはどう思うか』
この問題の正答率はわずか4%
この問いの難しかったところは、相手の意見にもフォーカスしなければならないこと。自分の意見を一方的に言うのではなく、相手の意見に注目しながら自身の意見を述べる「ディスカッション」を意識して答えられた生徒はほとんどいなかったという結果でした。
他の「話す」の問題も、
『4歳の男の子へのお土産に図鑑・クッキー・Tシャツ、どれがいいと思うか。理由も伝えなさい』
など、全5問が出題され、全て不正解(0点)だった生徒が6割もいたのだそうです。
確かに、初めての英会話テストで、戸惑いも大きかったでしょうし、考える時間が少なく、咄嗟に意見が思いつかなかった生徒も多くいたことでしょう。英語を話すことに慣れていない中学生には酷な試験でした。
一方、ECCジュニアでは、
幼児クラスからすでに自分の気持ちを伝えるお手紙や絵本を作成して発表し、
小1~3年初級クラスではTHINK AND TALKで「自分の夢の乗り物」「庭」「水族館」などを考え、みんなの前で発表し、
小3・4年中級クラスでは「健康的な生活とは」「理想の朝ごはん」など、様々なことを自分で考え発表し、
小5・6年上級クラスでは「環境問題」や「制服と私服、どちらを着たいか」「田舎と都会、どちらで暮らしたいか」などを理由とともに発表し、相手の意見について興味を示しながら自分の意見を伝える練習なども行なっています。
中1~中3では更に、様々な社会問題について考え、賛成・反対などのディスカッションを行っています。
ECCジュニアの生徒たちは、これら全ての発表を英語で行なっているのです。
彼らが、全国学力テスト英語の「話す」パートで戸惑うことは少ないのではないでしょうか。
幼児期から年齢に応じた「伝える」練習は、英語力向上のみでなく、子どもたちの生きる力となることに間違いありません。
このまま順調に力を付けて行って欲しいと願っています。