ECCジュニアのカリキュラムでは低学年の時から多くの英単語を学習していきます。
たくさんの単語に楽しみながら触れて欲しい、そして低学年の時から文字に意識を向けて欲しいと思い、オリジナルBINGOを使って単語学習をする時もあります。単元ごとにBINGOを作ったり、復習をかねて習った箇所まで全部まとめたBINGOを作ることもあります。
生徒のみんなはBINGOが大好きです。楽しみつつ真剣にゲームをしています。というのも、ビンゴカードの中から該当の単語を探せないとチップを置くことができないからです。私は一緒に探しませんので、自分でしっかり文字をみて探さないといけません(笑)
読み札や教科書を見て単語を探そうと一生懸命です。そんな一生懸命さが単語の読みに少しづつ結びついていくのではないかと思うので、これからも頑張ってBINGOを作っていきたいと思います。
幼児クラスでも年代にあった本を選んで、暗唱の練習をしています。今年はエリック・カールの『Brown Bear Brown Bear What Do You See?』を選びました。
さまざまな動物が色鮮やかに描かれ、見るのも楽しい本です。繰り返しの言葉が心地よいリズムを作っています。
幼児クラスの場合単に文を暗記していくのは難しいため、メロディーをつけて歌のようにしています。すると2・3回歌い聞かせると、自分たちも一緒に歌おうとしてくれるようになります。
先日、最初から最後まで一人で暗唱してもらいました。もうお見事、ばっちりでした★
その様子をご覧になったお母様が、家ではまったく言ったりしていなかったので、びっくりしました!と仰っていました。
絵本にでてくる動物の塗り絵も準備してあり、練習をした後は色塗りをします。オリジナル『Brown Bear Brown Bear What Do You See?』を完成させて、そのオリジナル本を使って最後には発表してもらおうと思っています。
中間北教室では生徒のみんなが頑張ったことを『見える化』することを大切にしています。スタンプチャレンジも『見える化』の一つですが、もう一つ中間北教室に欠かせない取り組みがシール集めです。
シールを台紙いっぱい集めるとくじ引きができます。シールの集め方はいろいろあります。
宿題1枚でシール1枚です。宿題以外にノートやワークを家で自らやってきたら頑張った分だけシールを貼ります。
レッスン中の頑張りもシールにします。
発表した、単語テストで単語が8個書けた、教科書を一番に開いてお友達にページを教えてあげた、大きな声で歌えていた、thの発音がきれいだった、文字をしっかり指さしながら音読できた、などなどレッスンの中では、生徒の頑張りがあらゆる場面に溢れています。私の役割はそんな頑張りを見逃さずに見つけ、それを『見える化』していくことだと思っています。
頑張っていたなというポイントで、各自のコップの中にチップを入れていきます。チップ10枚でシール1枚と交換になります。
だいたい3か月ほど台紙いっぱいにシールがたまり、くじ引きの機会がやってきます。この瞬間を生徒のみんなは本当に楽しみにしています。くじ引きまでのシールの数を毎回数えて帰る生徒もいます(笑)
くじ引きの景品は鉛筆や消しゴムなど文房具が中心です。100番以上のくじを引くと大当たりで好きなものを選べるようにしています。
みんなを見ていると、くじの景品はあくまでおまけで、日々の頑張りを『見える形』にして残していく、これがモチベーションの維持に役立っているのではないかと思います。