2019年11月22日
中間北教室では付箋をいろいろな場面で使っています。レッスンに付箋は欠かせません。大・中・小常にそろっています。
単語テストにも付箋を使っています。3年生以降になると単語テストをはじめます。
テストと聞くと難しそうに聞こえますが、そんなことはありません。単語の綴りをなんとなく意識していこう、音と文字を自然に結び付けていこうという趣旨でやっているだけでテストではないんですが、『テストでこれだけできた!』となると、みんなのモチベーションが上がるので、あえてテストと呼んでいます(笑)
単語テストを初めてする時は『え~。テスト~嫌!』となりますが、一度やると単語テストが大好きになってくれます。『今日は単語テストやらんの?やりたい!』とリクエストがきたりします。
やり方は簡単です。
まず学習した単語を数分間、ぶつぶつ読みしたり、眺めたり、空書きしたり、なぞったりしながら綴りを覚えていきます。
そして時間が来たら、『よーいドン!』でホワイトボードに覚えた単語を書いていきます。ホワイトボードに書いた単語の綴りが正しければ、私が”OK!”と言います。OKになった生徒は付箋を私から受け取り、付箋にもう一度綴りを書き、該当の単語にその付箋を貼ります。その作業を繰り返します。制限時間内(3分~5分)にいくつ書けたかを最後に確認します。
最初は5分で2個、3個しか書けません。それが半年もしないで1ページ全部書けたり、生徒によっては違うページの単語まで書くようになります。
やっている間に、スペルアウトして覚える、音を絡ませて覚えるなど、各自がコツをつかんでいくようです。私は、書いて覚えなさいなど、こうして覚えなさいということは一切言いません。覚え方の紹介をするだけで、どれを選択するか、またはオリジナルの方法を考え出すかは生徒に任せています。でも半年もするとだいたいみんな6~8個は書けるようになります。子どもの能力は素晴らしいです。
単語テストをなぜしているかというと、綴りに少しづつ注意を向けて欲しいということもありますが、単語を読めるようになるからです。これを始めてから読めるようになるのが速くなったと感じます。
中間北教室では付箋を他にもいろいろな場面で活用しています。その他の付箋活用術も機会があればご紹介します。
easygoingやhonestなど比較的綴りの長い単語も書けるようになります。
この日は時間内に左ページの6個が終わったので、右ページにも引き続き挑戦。
5分間で合計11個も書けました。
2019年11月22日
ECCジュニアでは今年度小学1・2年生と5・6年生用のテキストが改定されましたが、来年度は3・4年生用のテキストも改訂されます。
そのテキストの内容を勉強するために研修に行ってきました。5時間もの長丁場で少し疲れましたが、来年度の教材について知ることができました。ただ、まだまだ教材研究ができていないので、これから徐々に教材研究をすすめていきたいと思います。
今年度の反省をいかして来年度はもっと生徒のみんなの記憶に残るレッスンをしていきたいと思います。
研修中、他の先生方の前でデモレッスンをする役を仰せつかりました…(汗)研修が終わった後、先輩の先生から『デモレッスン、すごくよかったよ。うちの子どもを先生のとこに行かせたいわ』と仰ってもらえたことがとっても嬉しかったです。優しいお言葉、ありがとうございました。これからもよりよいレッスン、生徒サポートを目指して精進していきます!
2019年11月21日
PFクラス(小学校1・2年生クラス)ではここしばらくwhereを使ってものがどこにあるかを質問したりそれに答える練習をしていました。
クマ形の消しゴムを使って、”Where’s my bear? Where’s my bear? On, in, under? On the box? In the Box? Under the box? Where?”とチャンツにして質問の言い方や答え方を練習しました。最初は”On the box”や”Under the box.”など質問に答えるだけでしたが、数回やると、『俺がやる!』『次、わたし〜!』と相変わらずの積極性を見せてくれました。
先生→生徒という質問の方向を生徒⇔生徒とお互いに質問にしあえるようにすると活動に活気がでてきますし、より楽しんで活動に参加してくれます。
今日はまとめの日だったこともあり、whereを使うアクティビティシートを行いました。今回も何をするのかは一切言わず渡しました。1年生は『何かわからん!』となっていましたが、2年生はシートをジッと見てそれぞれの動物の横にblueやgreenといった色を表す言葉が入っていることに気づきました。そして1年生に『ここにgreenって書いてるからクマをgreenで塗るんよ』と教えてあげていました。色を塗るということがわかった1年生はそれぞれの英語が何色を指しているのかを一生懸命考え始めました。2年生は色の単語がもう読めるので余裕でどんどんすすめていきます。1年生はそんな2年生を見て頑張ろうと思ったようで、『先生、これpやからpinkよね』などわかるところからなんとかしようと頑張っていました。どうしてもわからん!となった単語だけアルファベットの音をヒントに出すとすぐに何色を指しているのかがわかり皆時間内に色塗りが終わりました。
色塗りが終わった後に2枚目のシートを渡しました。今度は1年生も2年生もすぐにやることがわかったようで、動物とその動物がいた場所を線で結んでいきました。いつもとはまた違った活動で楽しんでもらえたようです。
目標言語が定着するようこれからもさまざまなアプローチからレッスンをしていきたいなと思います。
低学年のうちから無理のない範囲で単語の読みに触れていきます。
単語が1つでも読めると大きな自信がうまれます。
それぞれの動物がいた場所をon, in, underを使って発表します。
2019年11月16日
好きなものや好きでないものを伝えるI like apples.やI don’t like snakes.などは最初に学習する表現の一つだと思います。
これにあと一歩追加したいなと思い、I like animals, especially dogs!やI like apples but I don’t like apple pie.のように発表する練習をしました。面白い内容がどんどんでてきて笑いが止まりませんでした。
やっているうちに『I don’t like〜.やったらどうなるの?』という声が生徒からでてきました。みんなでどうすればいいかなと確認すると、すぐに”I don’t like chocolate but I like chocolate ice cream.”や”I don’t like vegetables, especially green peppers.”などばっちり文を作れるようになりました。
逆接云々の話は全くいりません。生徒の適応力は素晴らしいです。これはまだ難しいかもとこちらがリミットをかけてはいけませんね。発話の幅を広げられるレッスンを心がけていきます。
2019年11月16日
英語学習には動機付けが必要です。特に幼児から小学生まではこの動機付けをいかにするかがカギになります。中間北教室では海外の同年代の学生との交流を動機付けの機会にしてほしいと思い、交流プログラムを行っています。
海外の学生に現地のことを教えてもらう、反対に日本のことや自分の身の回りのことについて教えてあげるという相互交流を目指して、フラットスタンレープロジェクトを活用しています。
フラットスタンレープロジェクトはアメリカの絵本
『フラット・スタンレー』を基にしてできたプログラムです。各自がそれぞれのフラットスタンレーを作り、海外に送りだします。自分のかわりに世界各地を見て回りいろんな経験をしてきてもらうというとても面白いプログラムです。
中間北教室にはこの一年弱の間だけでもアメリカ(ハワイ州、モンタナ州)、オーストラリア、アイルランドからフラットスタンレーがやってきました。イギリスからもやってくる予定になっています。
まず届いたフラットスタンレーをお世話してくれる生徒を募ります。決まった生徒は自分が紹介したいと思う文化や食事、場所を考え、それにそってフラットスタンレーと一緒に写真を撮ります。写真の準備が終わるとそれを英語で説明していき、お手紙をつけて相手に送り返します。
オーストラリアやアイルランドの学校とはスタンレーの交換もしたので、こちらからも生徒オリジナルのスタンレーを送りました。海外から届いた自分あての手紙や写真にとっても嬉しそうにしていました。
これからもいろいろな方法を活用して海外との交流プログラムを進めていきたいなと思っています。
■サブ画像:
住んでいる町の近郊について紹介。
芦屋の桜と命の旅博物館を紹介しました。
かわいいキャラ弁を紹介したいとパチリ。
キャラ弁は日本独自のものなので海外の方には興味深かったと思います。
お母様にもご協力いただきありがとうございました。
大好きなキャラクターについて頑張って説明しました。
手紙を書く用紙も各自で工夫します。
この時はオリガミに写真を貼り、裏に説明を書きました。
オーストラリアから届いた手紙と写真にご満悦。
届いた手紙を一生懸命読んでいました。