2019年11月21日
12月にはECC児童英語検定試験・筆記、1月にはネイティブの先生との面接試験があります。これからしばらくはレッスンの中で4月からの学習内容を復習していく時間が増えそうです。
児童英語検定試験の復習と並行して中間北教室では物語の暗唱に力を入れていきたいと思っています。
暗誦には英語力をアップさせる効果があると確信しています。それぞれのレベルに合わせた物語を暗唱することで発音が良くなっていきますし、物語一冊という大量の英文を暗記するのでリスニングやスピーキング、リーディング力も上がっていきます。読めない単語は発話できない、発話できない単語は聞きとれないのです。反対に読めて発話できる単語はリスニングスピードが上がっても聞きとることができます。
暗誦で大事なのはまず絵本の内容をしっかり理解することです。そのために日本語でまず読む練習をします。日本語で先に練習した方が心をこめて台詞を読みやすいからです。感情をこめて台詞をいえるようになるとだんだんとみんなのってきてさらに練習してくれるようになります。
暗唱できる物語は長く記憶に残ります。英語力を押し上げてくれます。
先日、幼児から6年生まで全員にどの物語を暗唱するかを決めてもらいました。絵本の選び方にも個性が出るのが面白いところです。すでに何冊か暗唱できる絵本がある生徒もいますが、3学期の目標は単に暗唱するだけではなく、暗唱を通して表現力を身に着けていく!です。
先日生徒の一人(中学生)が暗唱大会に出場し、見事県大会へと行くことになりました。それぞれの役やナレーションにあった声色や発話スピードができていて、聞いていると頭の中にそのお話が浮かんでくるようでした。県大会でも聞いている人の頭の中に情景が浮かんでくるような暗唱を披露してもらえたらなと思います。頑張れ~!
2019年11月21日
最近、めっきり寒くなってきましたね。
寒くなってくると、入試がもうすぐだな~と気が引き締まります。
当教室にも毎年、中学受験から大学受験まで何人か受験生がいます。みんなが希望する進路に進めるよう残り数ヶ月精いっぱいサポートしたいと思います。
今年は奈良県のN高校や福岡県のK大附設、鹿児島県のR高校などいわゆる最難関高校を受験予定の生徒さんがいます。これらの学校の過去問を見ていると、難しいのは言うまでもないんですが、内容がとっても面白いんです!!
入試問題は学校からのラブレターだとよく喩えられますね。本当にそうだと思います。「こういう生徒に入学してほしい、うちの学校はこんな教育をします」という学校の姿勢が入試問題に表れているように思います。希望する学校がある程度絞れて来たらぜひその学校の過去問と向き合ってみてください。私もしっかり過去問をやりこんで、みんなをサポートできるよう頑張ります!
2019年11月21日
私には3歳になった息子がいるのですが、最近ピザ屋さんのごっこ遊びにはまっています。大小2つのピザ生地があるので、『ママ、big pizza? small pizza?』と聞いてきます。”Big pizza, please.”というと『ダメ、ママはsmall、Tちゃんがbig!』と怒られます。最近はこのやり取りを一日に数回しています…(笑)
色紙を切って野菜などに見立て、”Some onions, please.”や”Some cheese, please.” “OK.”とやり取りも楽しんでいます。息子も自分のピザに何かのせて欲しい時は”tomato, please”と頼んでくるようになりました。
子どもたちはごっこ遊びが大好きですよね。幼児さんのクラスではピザにトッピングをのせる、サラダボールを作る、好きなアイスクリームコーンを作るといったごっこ遊びをすることがあります。
これからもごっこ遊びの時間を大切にして、自然に発話する機会を増やしていきたいと思います。
2019年11月21日
忘れられない先生の2人目はヘッド先生です。
ヘッド先生が私に教えてくれたことは私には私の意見/考えがあるということです。
ヘッド先生はことあるごとに、『キミコにはキミコの意見があるはずだ。』と言っていました。
日本の学校も今はだいぶと変わったと思いますが、私の学生時代はどちらかというと自分の意見を表明することは難しいことでした。
ヘッド先生の『キミコにはキミコの意見があっていいんだ。意見を言うことを恐れてはいけないよ。』という教えはカルチャー―ショック以上のものがありました。
クラスメイトの意見をなぞって答えるのではなく、自分がどう思うかを伝えようと思うと、その対象について考える必要があります。意見をまとめ人に伝わるようにするにはどうすればいいかということも考えねばなりません。考えるということは学びそのものだと思いました。
自分の考えを伝えるには勇気がいることもありますね。その意見を言っても大丈夫だろうか?と心配することもあるかと思います。受け入れてもらえるという安心感がないと難しいこともあると思います。
ですので中間北教室では、
①自分はどう思うかを考えること
②自分と他者の考えの同じところ、違うところを知ること
③多様な意見を受け入れる寛容さと受け入れられる安心感を得ること
がとても大切だと考えています。
ヘッド先生の『君には君の意見があっていいんだ。自分の意見を言うことを心配しなくていい。』という言葉を生徒のみんなにも伝えていきたいなと思います。
2019年11月12日
忘れられない先生はいますか?
私には何名か忘れられない思い出深い先生方がいます。私の考え方や学習習慣の確立に大きな影響を与えた先生方です。私個人の人となりについて知ってもらうためにもそんな先生方について書いていきたいと思います。
忘れられない先生の一人は中学の時に数学を教えていただいたF先生です。
先生について思い出すのは先生お手製のプリントです。B4のわら半紙にびっちり手書きで問題が書かれていました。
先生は『繰り返しが大事だ。このプリントだけでいいから、めんどくさがらず何度も何度もやってみなさい。間違えた問題をそのままにしてはいけないよ。』といつも仰っていました。そのアドバイスに従って私は自分が理解したと思えるまで何度も何度も問題を解きました。
わからない問題があると、職員室に先生をたずね教えてもらいました。そのかいあって数学が得意になりました。今、数学のクラスを開講できているのも先生の指導のおかげです。
先生は中学生の私にとても大事なことを教えてくださいました。それは、やった問題=できる問題ではないということです。ややもするとやった問題はできる問題だと勘違いしがちです。数学のみならず、問題集やワークをしていて間違えた問題はどうしていますか?正解だけを横に書き写して終えていませんか?間違えた問題こそが自分を成長させてくれるお宝問題です。間違えた問題ができるようになってはじめて学力があがるからです。問題の見直しをしないままにしておくと次に似たような問題に出会ったときもまた解けないで終わると思います。
間違える=ダメではないんだと教えてくれたF先生には本当に感謝しています。私は間違えた問題だけをやり直す間違えノートを作っていましたが、間違えた=めんどくさいではなく、間違えた=ラッキー!と思ってノートにやり直していました。間違えた問題が自分を伸ばしてくれる問題だとF先生に教わったからです。
間違えた問題は必ず見直す。そうすると徐々に力を伸ばしていくことができるはずです。学力アップに近道はありませんが間違えた問題を大切にすること、それが第一歩だと思います。
試験前に『見直す時間がない〜!』と焦らなくていいよう、しっかりスケジュールを立てて頑張っていきましょう!