2017年5月2日配信『宣伝をしない」ことを宣伝する!』
ホームティーチャー各位
こんにちは!
80歳まで生きたとしても、あと大体15,000日なんだということを計算してしまい、リアルな数字に若干怖くなってきた西村です。
さて、本来は第1・3水曜日に配信するメルマガですが、内容的に連休前にぜひ読んで頂きたいと思い、1日前倒して本日配信させていただきます!
前回のメルマガでも「ブランディングの完成形」としてちらっと触れた幼稚園の話です。
この幼稚園は「久里浜幼稚園」といって、久里浜ではかなり生徒数の多いマンモス幼稚園として有名なんですが、何を隠そう僕の娘たちも一時通っていたんです。
で、入園当初にどこで聞いたのかウチの妻が
「ねぇ、久里浜幼稚園のHPって、日本にある私立幼稚園のHPの中でも3番目に高いアクセスを誇るHPなんだっって!」と。
当然Web屋でもある僕はすぐに喰いつき検索!(笑
超手作り!
しかも見づらいし!(園長先生ごめんなさい!!)
正直Web屋からすると、ページ構成はあべこべで、あらゆるセオリーが無視されているので、当時は「なぜこれが??」というのが僕の感想でした。
しかし僕はこの後、日本で3番目にアクセスがあることを自ら実感するのです。
そう、勘の良い先生はお気づきかと思いますが、、、それは保護者である僕自身が毎日このHPを見てたのです(笑
職場のPCやら(仕事しろよ!)、通勤でのスマホで。
言わずもがな、子どもの写真が写ってるんです。
家じゃ見せないような真剣な表情を見たときにはほっこりするし、「へぇ、今日こんなことしてたんだ」って活動内容を把握して帰宅後に妻と色々話していたりもしてました。
アクセスの多さは既存の保護者によるものということは分かったのですが、その意味や効果を知ったのは、ある取材がきっかけでした。
その取材とは、僕が「子どもの習い事に特化したメディア」を立ち上げる準備をしていたとき、業界のあらゆる人たちのもとに足を運び、現場の様々な話しを聞きに伺っていたときの事。
ふと久里浜幼稚園のHPを思い出した僕は、すぐさま園に連絡し、独自メディアを立ち上げることにあたって、お子さんや保護者の実態についてや、久里浜幼稚園のHPの運用について教えてほしいということを熱く語りました。
変な気を遣わせたくなかったので、保護者だったということは伏せて。
僕のそんな厚かましいお願いにも関わらず、園長先生は快く承諾してくれたばかりか、何と2時間近くも時間を割いて、HPの運用状況や教育論についての持論を語っていただきました。
Web屋として、当たり前のように「新規集客」だけに力を入れていた僕にとっては、とても大きな衝撃でした。
話の内容を一言でいうなら「地域ブランディング」、つまりこれまでメルマガでお話してきたような内容でした。
驚いたのは、HPは10年近く前に自作され、1日に300枚~1000枚の写真を園長先生自ら撮影しており、その中から数十枚をアップして掲載する流れをずっと続けているそうです。
写真撮りすぎーーーーーー!!!!(笑
余談ですが、保護者の参観日に教室の後ろに立っていると、物凄い勢いでシャッターを切りながら入ってきて、すぐに次の教室に向かう園長先生を見たときは、「これが生の現場か!(笑」と少し感動したのを記憶してます^^
他にも園長先生からはその時にたくさんのお話を聞かせて頂いたのでいくつか紹介します。
・写真を掲載する目的は、やはり「新規よりも既存の保護者向け」でした。
「保護者が園にいるような感覚」をもってもらうことで、心理的にも距離が近くなり、結果として地域での良質な口コミが広まりました。
・このHPでは色んな情報を発信しています。例えば園バスが接触事故を起こしたときも、すぐに掲載するそうです。例えそれが100%相手方の責任であっても、事故を起こしたことを「すぐに」「正確に」伝えるのだそうです。
園長先生曰く
「西村君ね、昔と違って今の時代は秘密にすること、隠そうとすることを保護者は特に嫌がるんです。ちょっと隠そうとするのが見えると全部隠してると思うものなんですよ。でもHPとかで写真を出すと、全部オープンにしている印象を持ってくれる。でも実際は全部なんて見せてないだけどね」と。
この辺の話、いち保護者だった自分としては「参った」って感じでした。
というのも他の保護者同様、僕もすっかりファン化してたので。
先生たちが運動会に向けてどんだけ下準備をしてくれていたのかも知っていたし、娘たちがどんな表情で先生を見てるのかも知っていたので。
あれやこれや言われるより、子どもの表情みれば一発ですよね。
実際に参観日で教室に初めて入ったときも、「初めてじゃない」感覚でしたから(笑
だからもし久里浜幼稚園の良いところを誰かに伝えるときは、かなり具体的に言える自信があります。恐らく他の保護者もそうだと思います。
その証拠に、運動会などのイベントでは、有志の保護者が必ず出てきて当日の運営や後片付けをすすんで手伝う人が何人も現れます。
そんなHPの運用を続けて数年経ったころ、駅の看板やポスター、果てはチラシ配布などから一切手を引いたそうです。
そのとき園長先生が誇らしげに仰ったのが
「だから西村君ね、ようやく「宣伝しないこと」を宣伝するようなカタチが出来たんですよ」という言葉でした。
ちなみにこの久里浜幼稚園では願書自体を100円で販売しているのです。
郵送で送らずに、必ず取りにきてもらうことも条件にして。
これも「こちらからお願いして入園してもらうことを避けるための意思表示」だそうです。
いかがでしたでしょうか?
幼稚園と皆さんの英会話教室とでは、当然内容や条件が異なるのは承知のうえですが、参考にしていただける部分もたくさんあるのではと思います。
久里浜幼稚園さんもある程度の時間がかかったと聞いてますが、それでもブランディングをする価値は大いにあると言い切れます。
ですのでこのGWに、もしお手元に写真があれば、ぜひシークへ送ってください♪
修正や追加のご依頼には料金はかかりません!
修正や追加業務を自ら促進するWeb屋もどうかと思いますが(笑
あっ、最後になりますがこのメルマガのバックナンバーを収納したURLをご用意しましたので、これまでの内容をご覧になりたい場合は、下記URLよりお願いします!
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これも毎回同じで大変恐縮ですが、今回の配信内容に関するご意見やご感想を返信していただけると、とても嬉しいです!
それでは次回もよりハッピーな内容をお届けしたいと思います。
次回をお楽しみに♪