ECCジュニアの、児童中学生英語検定試験(二次)の日が近づいてきました。
今年は例年より遅いので、
しっかり復習した人も、
なんだか気が抜けちゃった人もいるのでは?
おそらく皆さんにとっては
数少ない「外国人とお話しできる機会」だと思いますので
まずはしっかり楽しんできてくださいね。
英語を学ぶ目的は人それぞれだとは思いますが、
やはり毎日勉強しているのですから
実際に使ってみる機会があった方がモチベーションも上がりますし
「ちゃんと通じた!」「わかった!」となれば嬉しいですよね。
1人あたりの時間は本当に短いですが
1年間学んだことを使ってみて楽しむ時間になってくれればなぁと思います。
毎年同じようなことを言っているような気がしますが、
皆さんに通じる注意事項を少々・・・
1 大きな声でハッキリ話しましょう
これ、基本です。
普段のレッスン中も、モゴモゴ話してよく聞こえない人がいますね。
でも、誰かとお話しをするのですから
最低限相手に届く声で話さないのは失礼です。
英語を話すのが恥ずかしいのかもしれませんが、
こういう場(試験でもレッスンでも)では、むしろちゃんと話さない方が恥ずかしいです。
また、うつむいてばかりいないで
きちんとアイコンタクトをとることも大切ですよ。
2 練習できることはしておく
各クラス、最初に名前は聞かれるよ、とか、自己紹介があるよ、とか
お伝えしています。
それと、試験範囲を見るかぎり「これは絶対質問されるよね?」というものもありましたね。
中学生は自分の意見を聞かれますし、
PI、PAクラスではThink and Talkで学習した内容を整理しておいてねと言いましたね。
その他、毎年質問されているようなことは、ちょこちょこレッスン中に伝えています。
ちゃんと練習しているかな?
今年は幼児さん、小学校低学年の生徒さんを中心に、
一次試験が満点だった生徒さんが何人もいます。
結果だけが大事なわけではありませんが
二次試験も満点だとメダルがもらえるので、頑張ってくださいね。
また、用事や体調不良でお休みする場合は
必ず講師まで連絡をお願いいたします。
(もう伝えてもらった人は、大丈夫ですよ。)
それでは皆さん、当日は楽しんできてくださいね!
※すみません。
画像はちっともパトラッシュじゃなくて、うちの愛犬です。
先日の中1クラスで、
「美術館をすべての人に対して無料にすべきか」
というテーマで意見を発表してもらいました。
どっちにもいい点と悪い点がありますが、
全体としては「無料にすべき」という意見が多かったようですね。
私個人の意見としては、どちらかというと「無料にすべきではない」です。
その時の、教室での会話。
私「だって無料にしたら、美術に興味のない人も来て、
うるさくしたりマナーの悪い人も来そうじゃない?」
生徒「ああ~(納得)」
私「でも、フランダースの犬とか見ちゃうと、無料にしてあげればいいのに、と思うよね」
生徒「?????」
え??
何、みんな? 「フランダースの犬」知らないの??
パトラッシュだよ?
世界の名作だよ???
私が力説しても、誰も知りませんでした(涙)。
私が子供の頃は「世界名作劇場」みたいなアニメが放映されていました。
「フランダースの犬」は何回見て号泣したことでしょう。
(でも考えてみれば、今はああいうテレビ番組ってないですよね。)
私と同世代の方はご存じだと思いますが、
ネロがずっとルーベンスの絵を見たがっていて
でもお金がないから美術館には入れない、
最後にやっと忍び込めたと思ったら
絵にはカーテンのようなものがかけられていて見られない、というような場面がありました。
(でも死んでしまう直前に、風でカーテンがめくれて見られるんですよね)
あんなに正しく一生懸命に生きてる子が
あんなに見たがっているのだから
無料で見せてあげればいいのに、ということを言いたかったのですが、
生徒には伝わりませんでした。
みんな知ってると思ってたのに・・・
何だか妙にショックでした。
「パトラッシュ、僕はなんだかとても疲れたんだ・・・」
ちなみに、調べてみたらネロが見たかったのは
「キリスト昇架」と「キリスト降架」という絵で
ベルギーにあるんだそうです。
勉強になりました。
クラスの様子。
お手本を参考にして自分の意見をまとめます。
ここから少しずつステップアップして、
数年後には自分の意見を即興で言えることを目指して練習します。
前の週にも出てきた、プラド美術館。
私はここでルーベンスの絵を見て、
(ネロが見た絵とは違うのに)物語を思い出して半泣きになりました。
相当あやしい人ですね(笑)
ちなみに中2クラスではこちらの公園の絵が出てきました。
さらに高校生クラスでは少し前にピカソの「ゲルニカ」の話題も出てきて、
私の「スペインに行きたい熱」が再燃しました。