2023年3月23日
スーパーラーニングプランでの学習を6年間続けた生徒さん。
来年度は中学生になるため、スーパーラーニングプランはここで卒業です。
スーパーラーニングプランとは、「読み書きプラス」とも呼ばれるとおり
「読み」と「書き」を強化するコースです。
通常のレッスンに40分プラスして、
英文の大量筆写や練習問題(学年ごとに内容は異なります)、
絵本の多読などを行います。
1年間で30冊の絵本を読み、
読んだ回数を記録していきます。
(そこから、読んだ単語数を計算します。)
1年間で、低学年は1万語、中学年は2万語、高学年は3万語読むことを目指すのですが
「多い分にはまったく問題ないから、どんどん読んできてね」
と子供たちには伝えています。
冒頭で紹介した生徒さんは、毎週すごくたくさん読んできてくれます。
(音読するだけではなく、CDを聞いた回数や黙読も含みます)
何回読んだかを発表してもらうのですが
読んだ回数が3ケタのことも普通にあるので、
結構早い段階で「hundred」という単語を覚えました。
今年読んだ語数が、47万語を越えているのもすごいのですが、
6年間の合計が、なんと185万1030語。
英語を100万語読むと、ある程度の英文を辞書なしでも読めるようになると言われていますが、
それをはるかに上回る回数を読みました。
もちろん、この生徒さんはレッスンで読む英文は何の問題もなく理解していますし
中学校2年生レベルくらいの英文なら読めると思います。
素晴らしいです。
まさに継続は力なり。
絵本の多読は、すぐには成果が見えないかもしれません。
生徒さんによっては記録をつけるのが面倒だとか
CDをセットして聞くのが面倒だとかで
本当は何回読んだか分からない人、ちっとも読んでこない人もいます。
でも、それってすごくもったいないなと思うのです。
毎日何回か聞くだけで、何年後かには英語が読めるようになっているし
ちゃんと回数を記録しておけば、自分が努力した跡が残るんですよ。
スーパーラーニングプランで頑張っている皆さんは
ちょっと気持ちを入れ替えて頑張ってみてくださいね。
また、来年度から頑張ってみようかな?という人も大歓迎です。
お気軽に声をかけてくださいね。
2022年11月14日
小学生のクラスでは、毎週20個程度の単語を覚えてくることが宿題に含まれています。
高学年では結構難しい単語も出てきますが、すべてその後のレッスン内容に関わってくる単語たち。
ちゃんと覚えてくるように、と厳しく指導しています。
もちろん、20個すべてを一度で覚えてくることまでは求めていません(毎週、20個全部を完璧に覚えてくる生徒さんもいます)。
何度も繰り返し触れていれば覚えるはずなのですが、それは最初にきちんと覚える努力(何度も繰り返し聞く、真似して言う、書いてみるなど)をしていればの話。
覚えようと頑張った単語は、忘れていても次に出会った時には「あ、これ知ってる。覚えたはずなんだけど・・・何だっけ?」と悔しい思いをするので、記憶に残りやすいと思います。
逆に「これ無理。覚えられない」と諦めたものは、そもそもまた見かけても気づかなかったり・・・
なので、すぐに結果は出なくても、努力することは大切だなと思っています。
(私の個人的経験から得た、個人的な意見です)
冒頭の写真は、高学年クラスの様子。
文中の空欄に、日本語をヒントに適した語を入れていきます。
今回は、ちょっと苦戦した人も多かったかな。
でも、次からのレッスンではどんどん出てくるから、しっかり覚えて(くる努力はして)きてね。
私の「1人だけカメラに向かって手を振ってよ」という無茶なリクエストに応えてくれました。
男子、まだまだかわいいです(ちなみに私の息子は、このくらいが反抗期真っ盛りでした)。
2022年11月5日
幼児さんのクラスで、メッセージカードを書きました。
現在、2名の生徒さんがいるクラスですが、2人とも秋から本格的に学習を始めたので、メッセージカードを書くのはこれが2回目。
前回は、お手本を見ながら写して書くのは難しかったため、メッセージのなぞり書きだけにしました。
今回のメッセージは「Thank you」
ちょっと長いけど大丈夫かな・・・と心配して見ていましたが、2人とも頑張って上手に書けました。
宛名や自分の名前も、ちゃんと英語で書けましたよ。
すごい進歩です。ちょっと嬉しくなっちゃいました。
自分で書いたカードを渡して、「ありがとう」って言えたかな?
頑張ってメッセージを書いています。誰に渡すのかは、2人ともすぐ決まりました。
2022年7月21日
小学校5~6年生のクラスで「3R」について学んだあと、ポスターを作って発表するというレッスンがありました。
ポスター、とは言っても、テキストの端にスペースがあるだけ。
(別の紙に描いてくれてもいいのよ、とは言っていますが、これまで大きな紙に描いてきた子はいません。)
例年、面倒くさがって描かない生徒や、忘れてくる生徒が大半なのですが。
今年はしっかり描いてきた子が多くて嬉しくなりました。
なので、少し紹介させていただきます。
みんな「エコバッグを使う」「ごみは分別する」「シャンプーは詰め替え用を買う」など、ゴミを減らすための対策もきちんと考えていました。
レッスンで学んだことなども、うまくポスターに盛り込めていますね。
絵を描くのが好きだという子が多かったこともありますが、みんなとても上手です。
ゴミを減らす行動については私もすでにいろいろ取り組んでいますが、これを機に環境問題などを改めて考えてみようと思いました。
おうちでも、機会があったらお話してみてくださいね。
きっと、学んだことを教えてくれると思いますよ。
こちらは別クラスのもの。「忘れてた!」と、レッスン前に慌てて描いていた生徒もいましたが・・・
(早めに来ていたので、よしとします。)
こちらは、おまけ。
中学生クラスで、伝説の生き物「チュパカブラ」を描きました。
目が赤くて体は緑、大きな牙があって・・・という説明を元に想像力を駆使して絵にしました。
ちなみに、このうちのどれか1つは私が描いた絵です(笑)。
2021年9月2日
北海道では珍しいくらい暑かった夏も終わり、朝晩は肌寒いくらいの気候になりました。
夏が大好きな私も、この夏はつらいと思う日が多かったです。
教室の夏休みも終わり、通常のレッスンに戻って早2週間。
学習のペースは取り戻せていますか?
今回は、夏休み中の生徒さんの努力の痕跡を紹介したいと思います。
スーパーラーニングプランを受講している小学生の生徒さんは、毎週本を見ながらCDを聞き、記録をつけてくるという宿題があります。
(何度も聞いて自分でも読めるようになったら、CDと一緒に読んでもらいます。)
今年はどのクラスでも2週間の夏休みを確保できたのですが、いつも記録をつけてくるノートは枠が1週間分しかありません。
長期休みに入る前はいつも、
「枠が足りなくなったら、紙を貼って足してもいいよ」
「最初から毎日聞くつもりなら、枠を2等分してもいいよ」
と伝えます。
(3等分しないと毎日記録がつけられないのですが、そうすると枠が狭すぎて数字が書けなくなるので。)
そうは言っても、枠が余る子もいるし(どういうこと??)7日分埋まると満足してしまう子も多いのですが。
高学年のクラスでは、2名が枠を増設(?)してくれました。
右のノートを提出した子は、聞いた回数がなんと500回以上!
すばらしいです。
「そんなに聞く意味ある?」「たくさん聞いても意味ないんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが。
やはりたくさん聞いている子は正しい発音・英語らしいイントネーションで音読できていますし、自分で読める単語も多い傾向にあります。
(もちろん他の宿題も頑張っているので、絵本を読むことだけが英語力を伸ばしているわけではありませんが。)
夏休みの間にサボってしまった人は、急いで学習の習慣を復活させてくださいね。
こう言うと驚く生徒さんもいますが、私も英語学習時間がゼロの日はありません。
毎日コツコツ頑張っているんですよ。