先日、毎年恒例のECCジュニアの検定試験(二次試験)が行われました。
送迎していただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。
生徒の皆さんは、
外国の人と英語でお話しするという体験を楽しめたでしょうか?
今年は、4名の生徒さんが満点賞を獲得しました。
(冒頭の写真にある、メダル形のキーホルダーです。)
それについては「実績紹介」に書く予定ですので、
後ほど確認してみてくださいね。
さて、満点賞をもらえる生徒さんがいる一方で、
毎年「あとちょっとだったのに!」という生徒さんがいるのも事実です。
学年が上がるにしたがって学習内容が複雑になってくることもあり、
ちょっとした勘違いや、うっかり聞き逃したということがあるからです。
1つも間違えないって、結構大変です。
なので満点だった生徒さんは、とてもすごいんです。
でも、じゃあ98点だった生徒さんはすごくないのでしょうか?
そんなことはないですよね?
個人的には、試験に向けて一生懸命頑張ることが大切だと思っています。
試験前に
4月から習った単語を全部復習したとか、
おうちでも英語で会話する練習をしたとか、
CDをたくさん聴いたとか、
頑張った生徒さんがたくさんいました。
そういう生徒さんは、満点ではなかったとしても
過去の自分より英語力がずっとアップしているはずです。
それが大切なんじゃないのかな?
生徒さんの中には、
メダルがもらえなかったことが悔しくて
「どうせ一次試験で間違ったからメダルもらえないの分かってたし」とか
「あーあ、今年はメダルがもらえないのか」とか
見ていてあまり気分のよくない発言や態度の人も、残念ながらいました。
でも、それってもったいないよ?
悔しいなら「来年はメダルもらえるように、もっと頑張ろう」と努力すればいいし、
メダルはもらえなかったけど、外国の人とお話しできた自分を褒めてあげてもいいし
勉強を頑張った自分を誇りに思えばいいのです。
何でもかんでも完璧なまま一生を終える人なんてほぼいないのだから、
自分のダメだったところではなく、
よくできたところを見つけられるといいですね。
今年度最初のレッスンで、おたよりを配布しました。
教室での約束事など、生徒さんには合わせて説明しましたが、
どうもうまく通じなかったのか
水筒についての質問がいくつか寄せられたので、今一度説明したいと思います。
基本的には、
2~3歳クラス以外の生徒さんは、
レッスン中にお水を飲むことはできません。
水筒は持ってきてもいいですが、
レッスンが始まる前までに飲み、カバンにしまうことになります。
(出しておくとついつい気になっちゃって
レッスンに集中できない生徒さんが多いので。)
喉が渇きそうな人は、レッスン前あるいは教室に来る前に
水分補給をしておいてください。
例外として、夏の暑い時期には常時水分補給OKにしています。
これが分かりにくかったのでしょうか。
厳密に数字で判断することはできませんが
気温が30度を超すとか、座っていても汗をかくとか、
ついつい「暑いね~」と言いたくなっちゃうとか、
そのくらいの気温のことです。
なので、今の季節はレッスン中にお水は飲めません。
なぜダメなのかというと、
週に1時間(あるいは100分)しかないレッスン時間をムダにしたくないからです。
水筒を出している間は人の話を聞けていない子が大半ですし
こぼしちゃったよ、どうしたらいい?と言われると、他の生徒さんの学習時間も奪うことになります。
それに、1時間水分を補給しなくても問題ないのでは?
(健康上の理由がある方はご相談いただければと思いますが
咳が出るなどの場合は欠席していただくこともありますのでご了承ください。)
また、教室でレッスン中に水道水を飲みに行かせることもしていません。
(時間がもったいないのが主な理由ですが
休み明けなどサビが混ざることがあり、
このまま飲んで健康上の問題が起きないという保証ができないからです)
学校にいる間に水を全部飲んでしまった生徒さんは、
学校で水道水を足すなどしてください。
ご家庭でも確認していただければと思いますが
私の説明がよく分からないという方は、
お手数ですが直接ご連絡いただけますよう、よろしくお願いいたします。
早いもので、もう4月も終わりです。
桜前線も、ついにこの辺りにも到着しましたね。
新年度のレッスンの回数は曜日によって差がありますが
2~4回が終わっています。
新しいレベルの学習には慣れてきましたか?
ECCのレッスンは、基本的には英語で進めていきます。
(大人のクラスや文法の解説など、例外もあります)
これは、英語学習を始めたばかりの人にとっては
少々ハードルが高いかもしれません。
また、小さい生徒さんだと、
子供が分かってるかどうか不安なお父さん・お母さんが
日本語で意味を教えてしまう場合もあります。
(講師の日本語をいちいち日本語に訳さないで、と最初にお伝えしているのですが)
特に小さいお子様には、知らない言葉を聞いても
状況や相手の表情などからその意味を推測できるすごい力があるそうです。
羨ましいですね。
でも残念ながら、
「私、分からないから」と諦めると、その力は消えちゃうみたいです。
せっかく持ってる力をムダにしたらもったいないよ、
本当は私が英語で話しても少しは理解できるはずなんだよ、
でも「分からない」って思ってると本当に分からなくなっちゃうんだよ。
そう話して、「英語で話すと分からない」と言っていた生徒さんが
翌週から変わることはよくあります。
今年もすでに1件、こういうことがありました。
次回からは、最初から諦めなくなるといいなと思います。
間違ったっていいんですよ。
相手の表情や身振りから「あれ?○○って言ってるのかな?」と想像して
結果間違っていても何の問題もありません。
でも「英語だと分からないから」と、推測するのを避け続けると
そのうち日本語で意味を教えてくれるのを待つようになってしまいます。
それは問題ですよね。
日本では結構、間違えるのは恥ずかしいこと、よくないことだと
考えられています。
でも、本当にそうでしょうか?
私の教室では、間違っても全然大丈夫です。
むしろたくさん間違えて、
少しずついろんなことを学んでいってくれればいいなと思います。
(間違えたことって、よく覚えてますよね。)
間違えるより、
間違えたら恥ずかしいからと、相手とのコミュニケーションを遮断してしまう方が
数倍悪いですよ。
今年もたくさん間違えながら
たくさん英語を話すように頑張ってほしいなと思います。