以前も似たようなことを書きましたが、今回のテーマは、各種試験について。
ECCの英語検定試験もはじまり、
ほとんどの生徒さんが好むと好まざるとにかかわらず
試験をうけなくてはいけないこの時期ですが。
1月の英検®に挑戦してみようかな、という声も
ちらほら聞こえてきます。
この級を受験しようと思うんだけど、無理かなぁとか
そういう心配はありますよね。
特に3級まで合格している人は、
準2級に挑戦しようか悩む、という声はよく聞きます。
私の結論から言うと、
経済的条件が許してくれるなら、どんどん受けましょう
です。
理由は、試験に合格するために一生懸命勉強すると、
たとえ合格できなかったとしても
確実に英語力はアップするからです。
実は私も先日、試験を受けました。
結果は、たぶん不合格なので、あまりいいたくはないのですが(笑)。
私はスペイン語ガイドの資格を持っているのですが
スペイン語の実力が足りていないことは自分が一番よく分かっています。
その、いわばコンプレックスを解消するために
「この試験のこの級に合格したら、自信が持てるんじゃないか?」
というものを受験しました。
現在、北海道ではスペイン語の試験は受験できないので
わざわざ飛行機に乗って行ってきました。
受験する級もかなり迷いましたが、
あえて1つ下げることはせずに、目標とする級にしました。
だから勉強する段階から、
知らない単語や表現も多くて、
中上級レベルの表現が口からスムーズに出てこなくて、
リスニングは大体何を言っているのか分かっても
細かい部分まで聞きとれないことも多くて、
とても苦しかったし申し込んだことを後悔もしました(笑)。
だけど試験は楽しかったです。
そして、勉強を始める前と比べたら
私のスペイン語はレベルアップしたと思います。
聞き取れる部分も増えたし、
読むスピードも速くなりました。
1回受けてみるとどんな試験なのか、自分に何が足りないのか分かるので
今回はダメでも、このまま頑張れば次かその次には合格できそうだな、
という気もしています。
もちろん、試験を受けるかぎりは合格したいです。
でも、それだけではないんじゃないの?という気もするのです。
だから、ちょっと頑張ってみようかな?と思う皆さんにはどんどん挑戦してほしいし
万が一合格に届かなかったとしても
一生懸命努力するかぎりはお金も時間もムダではないと思うので
(最近は受験料も高いですけど)責めないでほしいです。
とはいえ、明らかに努力していなかった場合は
しっかり叱ってあげてくださいね(笑)。
学校や幼稚園は、夏休みに入りました。
教室は、クラスにもよりますが
まだレッスンが残っているクラスがありますね。
すみません。
夏休みの間、お出かけする人も多いと思います。
そんな時、英語学習はどうしますか?
今はどのクラスでも、ストリーミングサービスが利用できますよね。
(使っていらっしゃいますか?)
受講しているクラスの音声や動画は
スマホやパソコンから視聴することができます。
Wi-Fiの有無やスマホのプランによって、
利用のしやすさは様々かと思いますが、
うまく利用しながらお休みを楽しんでいただければと思います。
私が子供の頃は、乾電池を入れたラジカセと、
カセットテープ(!)を持参してキャンプに行きました。
当時通っていた教室は宿題があったわけではありませんが
英語が好きだったので毎日何かしら聞いていました。
数年前には、おばあちゃんの家に行く時に
CDとテキスト類を持っていったという生徒さんもいました。
「1日の時間は少しでいいから、毎日やるんだよ」
という私の言葉を忠実に守って英語学習を続け、
かなりの英語力を身につけた生徒さんでした。
(ご両親のお仕事の都合で、引っ越してしまったのが残念です。)
それに比べたら、今の時代は格段に学習しやすい環境が整っています。
なので、体調不良だとか親戚の急な不幸だとか
スマホを持参できない合宿だとかではない限り、
「勉強できなかった」は、ほぼ言い訳だと考えています。
厳しすぎですか?
でも、何度も言いますが、
宿題をやってくることは、生徒の皆さんと私との約束です。
次のレッスンまでにやらなくてはいけないことも、
きちんと宿題のプリントに書かれているのです。
皆さんには、そう簡単に他人との約束を破る人になってほしくないので
計画的に宿題に取り込んでください。
まだ使っていなかったという方は、
ぜひストリーミングも試してみてくださいね。
先日、お問い合わせいたたいた方に、こんな質問をされました。
レッスンの時間は、どのくらいの長さなんですか?
そのお子様は小学生だったので、
「週に1回、レギュラーコースなら60分で
読み書きを強化するコースだと100分になります」と答えました。
これは、そのとおりなのですが、
間違いとも言えることに後で気づきました。
ECCが提供するのは週1回のレッスンではなく、
365日の学習プログラムだからです。
(幸い、そのお子様は無料体験レッスンに来ていただいたので
その旨はお伝えしました。)
残念ながら、週に1回60分(あるいは100分)の学習で
英語は話せるようにはなりません。
でも私の教室にも、
英語をきちんと話せるようになっている生徒さんがたくさんいます。
なぜか?
そういう生徒さんはたいてい、
おうちでしっかり学習をしているからです。
街で出会った外国の人と会話ができたり、
テストで好成績を収めたり、
それによって志望校に合格できたり、
そういう時に「先生のおかげで」と言われることもありますが、
本当は違います。
その生徒さんが、自分で頑張ったからです。
やる気があればしっかり英語を身につけられるだけの教材が
ECCジュニアにはそろっています。
私の役割は、おうちで準備してきた人に実践の場を与えること。
おうちで学習しただけでは、実際には使えないことがほとんどです。
野球のルールを覚えても、
実際の試合ができるわけではないのと同じです。
おうちで覚えたことを、実際に教室で使って自分のものにしていく。
それを繰り返すことで、本当に使える英語が身につきます。
さらに、週に1回教室に来るというのは、
ある意味で大きな強制力です。
自分のペースでやればいいのだったら、
「今日は疲れたから明日にしよう」を繰り返して、
結局英語学習から遠ざかっていってしまいます。
生徒の皆さんが喜んで宿題をやっているかは不明ですが(笑)
次のレッスンまでにこれをやらなくちゃ、
ちゃんと予習していかないとレッスンについていけないかも、と
期日までに一定のことはやらざるを得ない仕組みになっています。
(そしてあまりに宿題をやってこないと、私に叱られます。
私は「宿題をやってくるのは生徒の皆さんと私との約束」だと思っているので。)
4月から新年度のレッスンが始まります。
まだ残席のあるクラスがほとんどですので、
やる気のある皆さんは、一緒に世界標準の英語力を目指してみませんか?
無料体験の日時は相談の上で決定いたしますので
お電話かお問い合わせフォームからお問い合わせください。