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2023年9月28日
英会話とは?

先日の、とあるクラスでのこと。

英語で質問をしても誰も答えない、ということがありました。

質問の意味が分からなかった可能性もゼロではありませんが、

私のジェスチャーなどから、何を言っているかは十分推測可能だったと思います。

 

このクラスは、レッスン中に英語で発言する人が少ないことにも気づいていました。

日本語でのおしゃべりはするのに・・・

私にも責任があることは承知しています。

1時間という限られた時間の中でその日にやるべきことが決まっている都合上、

全部英語で話して、何を言っているか生徒が推測できるまで待つことは

正直、できません。

そのため、しばらく待っても返事が来ないと

日本語で説明を加えてしまったりするので

皆さんは黙っていれば先生が日本語で言ってくれるから

それを聞いてから答えればいいや。間違ってたら嫌だもん、と

思っているのかなと思います。

あるいは、黙って座ってれば他の人が答えてくれるから、私が答えなくてもいいや、という

気持ちなのかもしれません。

 

でも、それってどうかな?と思うのです。

実際に外国人と会話をしていて、

100%完璧に質問の意図がわかって、

どう答えたらいいかも完璧に分かることばかりではないと思います。

完璧に分かるのを待っていたら、いつまでも英語を話す機会は来ないのでは?

そして、英語も楽器やスポーツと同じく、

実際に自分でやってみなければうまくなりません

ピアノの先生のところに行って座っているだけで

ピアノが弾けるようにはならないし、

野球のルールを完璧に覚えたからと言って

野球ができるようになっているわけではないのです。

自分でやってみて、時に間違えて、

じゃあこうすればいいのか、と試行錯誤してみて、

それで少しずつ技術が自分のものになっていくのではないでしょうか。

 

なので、小学生相手に厳しいかもしれませんが、

あなたたちは、ここに何をしに来てるの?

と聞きました。

週に1回しかないレッスンで、せっかく習った英語を使うチャンスなのに

日本語でおしゃべりばっかりして英語が話せるようになるとでも思ってるの?

家で覚えてきた単語とかを聞き取れるか試すチャンスなのに

ぼーっと聞いてて、もったいないと思わないの?

 

どのクラスも、新年度も半分が過ぎ、

毎日コツコツ真面目に取り組んでいる生徒さんと

そうでない人との差がつきはじめています。

気が緩む頃でもあるので、なんとな~く毎週来ている感じの生徒さんは

このままだと他の生徒さんに後れをとってしまいますよ。

ここで一旦、気合いを入れ直しましょう。

そして、語学(だけじゃないかもしれないけど)学習の一番の敵は、

変なプライドです。

間違えたら恥ずかしいとか、必死こいて勉強するのがカッコ悪いとか・・・

私に言わせれば、

大してできもしないのにカッコだけつけてる方が、よっぽどカッコ悪いです。

本当に英語が話せるようになりたいなら、

できない自分を認めて、かつ努力することが大切だと思います。

 

今回は少々辛辣になりましたが。

英会話教室に何をしに来てるのか、もう一度考えてみた方がいいですよ、

という話でした。

せっかくある機会は、存分に活用してくださいね。

2023年9月14日
伝わる英語のために

教室に通っている生徒さんは、

当然「英語が話せるようになりたい」と思っていると思います。

何ができるようになりたいかは人それぞれですが、

多くの人は外国の人と英語でお話しがしたいと思っているのでは?

 

そのためにたくさん単語や表現を覚えたり、

文法的なことを学習したり、

リピート練習をしたり、

毎日頑張っているんじゃないかな?と思います。

その努力はもちろん必要ですが、

英語力の問題以外にも英語でコミュニケーションをとるに当たって

ここを気を付けたらもっとよくなるのに、と思うことがあるので

今回はそれについてお話ししてみようと思います。

 

まずは、声の大きさ

一般的に日本人は声が小さいことが多く、それが英語が伝わらない原因の1つと言われています。

ちなみに私は、声が大きいです(笑)。

夫が家でテレビを見ている時に居間で子供と話していると

テレビが聞こえないと、よく怒られました。

(別に怒鳴ってたとか大騒ぎしてたとかではなく、普通に話していたんですが。)

しかも年齢を重ねるごとに間違いを恥じなくなってきたので

自信満々に、堂々と話して(そして間違えて)いると思います。

そのせいか、あまり英語が通じなくて困ったということがありません。

生徒さんの中には、発音も悪くないし正しい英語を話せているのに

よく聞こえないな、という人が何人かいます。

すごくもったいないと思います。

外国語を話す時はいつもより声を大きめに、

口をしっかり開けて話すようにするといいと思いますよ。

いつもは使わない口の筋肉を使うんですから、

筋トレをしているくらいの気持ちで臨むのがいいかもしれません。

 

年齢的に、英語を話すのが恥ずかしいとか

発音よく英語を話したら同級生にからかわれるという人もいるかもしれませんが。

私に言わせれば、自信なさそうにボソボソ話す方がよほどダサいです(笑)。

 

次に、ムダな沈黙

何か質問をされて、黙って考え込む人が結構います。

それも、あまりよくないかなと思います。

難しい質問だったり考える時間が必要だったら、

「Well…」とか「Let me see…」とか

最低でも「あ~」とか(笑)

何か言葉を発すればいいと思うし、

シンプルな問いには、まず最低限だけ答えればいいと思うのです。

「好きな動物、何?」と聞かれて、

何秒も黙り込んでしまう(しかも視線をそらす)人と、

文法的には間違っていても「Panda」とテンポよく答える人となら、

後者の方が話もはずみますよね。

(ちなみに、正しくは「( I like) pandas.」になります。)

レッスンの中でもたびたび言っていますが、

話しかけられたら、相手に「無視された?」と思わせないことは

気持ちよく会話をするのには大切なことです。

何らかの反応を示しましょう。

 

以上、とても簡単なことだけど

気を付けたらコミュニケーションがもっとスムーズになるんじゃない?という点を挙げてみました。

英語の勉強に加えて、心がけてみてくださいね。

2023年7月25日
宿題について

ECCジュニアでは、毎週宿題が出ます。

(2~3歳クラスと、大人クラスにはありません。)

宿題を毎週やってくるのは、ECC生としては当たり前のこと。

週に1回、1時間なり2時間なり来たところで、

(来ないよりはマシでしょうが)英語が身につくわけがありません。

過去にもお伝えしているとおり、

ECCが皆さんに提供しているのは週1回のレッスンではなく、

365日の学習プランなのです。

もちろん毎週きっちりやってくる生徒さんもいますし、

そういう生徒さんはぐんぐん伸びていきます。

それでも私が何度も、宿題をテーマに文を書くのは

宿題をやってこないがために困った状況になっている生徒さんがいたり

私が残念な思いをするからです。

 

最近、宿題を提出するものの、

実は裏面に全く手をつけていないとか、

CDやDVDを視聴せずにテキトーに丸をつけて出すとか、

(中学生は解答を持っているので)解答を写しただけじゃないかと疑われるとか、

「やったフリ」の生徒さんがちらほら見られます。

あまりに誤答ばかりだったり、

宿題には全部マルがついているのに

練習問題をやったら全く理解していない場合などは

さすがに分かりますよね。

これはとても残念です。

だって、私に怒られないかもしれないけど、

自分にとっては何のためにもなっていないんですから。

 

でも宿題をやってこなかった場合、そして「やったフリ」が疑われる場合、

最初はあまりきつくは言いません。

「来週2つまとめて持ってきてね」

「本当にちゃんとCD聞いた?」

「ここ理解できてないみたいだから、もう1回ちゃんと復習して」

そこで、自分で察してほしいのです。

もしかして、インチキしたのバレてるかな?

宿題は、必ずいつかはやらされるんだな。

(「やらされる」という意識もよくないとは思いますが、

やらなくていい、というわけではないことは気づいてほしいです。)

 

2回、3回と繰り返した場合は、当然きつく言うことになります。

「あなたのやってること、全部バレてるよ」

「大人なんて簡単に騙せると思ってるのかもしれないけど、大間違いだよ」

「そんな態度じゃ英語は身につかないけど、いいね?」

 

もしかしたら、これを読んで

「私のことかな?」と思った生徒さんもいるかもしれません。

だとしたら、今から態度を改めてください。

人それぞれ考え方は違いますが、

私は、基本的にはウソはよくないと思うのです。

やってないなら正直にやってないと言って次はやってくる、

間違えたならカッコつけてないで

ここが分からないから詳しく説明して、と言う。

そういう方が人間としても清々しいし、

英語も身につきます。

そもそも宿題をチェックして間違いが多いところがあれば

そこを重点的にレッスンで説明しますので、

解答を丸写しして分かってるフリをすることは

自ら教わる機会を放棄しているようなものですよ。

そして自分にウソをついて分かったフリ・やったフリをしても

何の得もないことに気づいてほしいです。

 

そろそろ夏休みに入りますが

ここで一旦、自分の学習態度を見直してみてはいかがでしょうか?

2023年6月29日
マスクなしで・・・

ゴールデンウィーク後から、私はマスクを外してレッスンをしています。

 

生徒の皆さんはほとんどマスクを着用しているので、

もしかしたら私が外しているのが気になって外せない人がいるのかな?と思い

申し訳ないような気持ちになることもあります。

(これから北海道も暑くなりますので、外したい人は外してくださいね。

 

マスクを外して思いましたが、

やはり、しゃべっていると唾液が飛びますよね。

 

大きな声で話すせいかもしれませんし、

私の話し方のせいかもしれませんが、

時々「あ、今つばが飛んだな」と思うことがあります。

(なので、子供が微熱で学校を休んだ時は念のため私もマスクをしていました。)

 

感染症の予防には、やはり効果があったんでしょうね。

 

そしてもう1つ気づいたことが。

私の発音、少し悪くなっていたかも・・・。

私はマスクの内側にファンデーションが付いても、

大して気にもせずにレッスンをしていました。

(マスクは捨てればいいし、

どうせずっとマスクをしてるんだから化粧が落ちても気にしない、という感じです。)

 

でも、連休中にいったガイドの新人研修で、

少し「L」の音が弱いかも、と指摘を受けました。

「日本人学習者のレベル」としては

これまであまり発音の悪さを指摘されることはなかったので、ちょっとショックでした。

 

考えてみると、「L」の音を発音する時って

少し舌が前に出るので、マスクに触れそうですよね。

それを無意識に避けようとしていた結果なのかも・・・と思いました。

この2ヵ月でだいぶ修正されたと自分では思いますが、

まだ他にも本来の発音からずれている音があるのかな?と

少々不安でもあります。

 

私はお金をいただいて教える立場なので、

やはりなるべくお手本になるような発音をしなくてはいけないと思い、

(世間では「マスクしろ」というような声があることも承知しながら)

基本的にはマスクなしを通しています。

 

これからマスクを外したくなる気候の日が増えますが

私がマスクをしていないことで安心して通えない、という方がいましたら

遠慮なくご相談ください。

 

暑くなってきますので、

必要に応じて水筒などをお持ちください。

中身は、水やお茶をおすすめします。

以前、カバンの中でジュースがこぼれて

テキストがベタベタになったケースもありますし、

小さいお子様は喉が渇くというよりも

ジュースが飲みたくて水筒を要求することが多くなります。

2023年6月9日
間違えること

間違えることが好きな人は、あまりいないのではないでしょうか?

できることならテストではいい点が取りたいし、

間違えたり失敗したりしたら笑われるかもしれないし、

恥ずかしい思いはしたくないですよね。

生徒の皆さんを見ていても、

間違えたくない、正しいことを言わなくちゃ、と思っている人が

すごく多い印象です。

 

でもね。

外国語に限らないと思いますが、

一度も間違えず、恥をかくこともなく何かをマスターするのは

ほぼ不可能だと思います。

 

そもそも、間違えることはダメなことなのでしょうか?

何をするにも、

最初から上手にできるんだったら練習する必要なんてないんです。

皆さんも、英語が話せるようになりたいから

私の教室に通ってるんですよね?

間違えて当然です。

「こうなりたい!」という目標を持って努力しているんですから

間違えても恥ずかしがる必要はありません。

 

もちろん世の中には意地悪な人もいます。

人の失敗をあげつらってバカにする人とか

ふんっと鼻で笑って見下す人とか。

でも、そういう人は人間として最低な部類の人です。

「ああ、かわいそうな人なんだな」と思って無視しましょう。

ちなみに私は、

若い頃はやはり「なるべく失敗したくない」と思っていました。

でも年をとるにつれ、図々しくなってきたのか

間違えたってそこから学ぶんだからいいじゃん、

私が失敗したら(隠れて笑われるとつらいから)大きな声で一緒に笑ってほしい

と思うようになりました(笑)。

 

私が「間違いを気にせず発言しなさい」、と言うのには

他にも理由があります。

それは、みんなが分からないのがどこなのかが分かることです。

「あぁ、その単語を聞き間違えたんだ」とか

「その部分が理解できてなかったのか」とか

それが分かれば、少し丁寧に解説を加えます。

でも分かってるフリ(間違えてなかったフリ)をしていたら、

その部分はスルーしてしまう可能性が高いです。

(他に時間を使いたいことがたくさんあるので。)

なので、分からない、あるいは間違えたところはアピールしてくれた方が

学びの面では得なんじゃないかな?と思います。

 

ある日、幼児さんクラスで福笑いをしていて、

今の子供たちは、あまり失敗をする機会がないのかな?

と思いました。

レッスン内では目隠しをせず

お手本を見て顔の中に目や鼻などを配置してもらいましたが

本来の福笑いって、目隠しをしてやるので

変な顔ができるのが普通で、それが楽しい遊びだったような気がします。

気軽に失敗できる場が、今はあまりないような気がしますが

私の気のせいですかね?(気のせいだといいな)

 

私の教室は間違っていい場なので

みんなどんどん間違えて、どんどん英語力をアップさせてくれたらいいなと

日々思っています。

福笑い完成。

「写真を撮らせて」というと、なぜかわざわざ床に寝そべってくれました(笑)