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静内中央教室

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2023.5.31

忘れ物について

忘れ物について

以前にもここに書いたことがあるかと思いますが、

私は忘れ物に対して比較的寛容です。

理由は、私も子供の頃から忘れ物が多くて、

今も時々、教科書や預かったノートを忘れてくることがあるからです。

 

うっかりしてた(すっかり忘れてた)、

用意したのに(詰めが甘くて)机の上に置いてきた、

なんで忘れてきたのか分からないけど、忘れてきちゃった、

そういう生徒さんの気持ち、とてもよく分かります。

なので、1回目は特に叱ることはしません。

「来週はちゃんと持ってきてよ」とは言いますが、

貸せる物は貸し、

貸せない物もレッスンになるべく支障が出ないようにします。

 

しかし。

同じ物を2週、3週と続けて忘れてきた場合は、話は別です。

それはちょっと自覚が足りないというか

学習に対する態度の問題では?と思います。

1回忘れて「あぁ、やっちゃったな」と思ったら、

次の週くらいはきちんと気を引き締めて来られるのではないでしょうか?

(私はそうです)

 

英会話教室は、恐らく皆さん「習い事」だと思っていますよね。

もちろん全員ではありませんが

習い事は遊びの延長上にあるという意識の生徒さんがいるのも事実です。

楽しく英語を学んでほしいし、

私は学校の先生のような職務をこなしているわけでも

1週間の大半を皆さんと一緒に過ごしているわけでもないので

学校と同じように考えろというのは無理があるかと思います。

でも、学校に行く時のような気持ちで準備はしてほしいのです。

学習に使うものを自分でそろえる。

宿題は何なのかを自分で確認して、ちゃんとやってくる。

これは、学校に行く時にはやっていることだと思うので、

ECCに来る前にも同じようにする習慣をつけてください。

(実際、いつも宿題をやってこない、

いつも同じものを忘れてばかりいるという生徒さんに、

「学校の宿題もやっていかないの?(いつも忘れ物するの?)」と聞くと

みんな「学校の宿題はやる」「時々は忘れ物する」と答えます。)

幼児さんも、学校に行くようになったら自分でやらなくてはいけないことなので

「お母さんが入れてくれなかった」という生徒さんには

「何でもお母さんに任せっぱなしにしないで、自分でも確認するようにしよう?」

と声をかけています。

 

前の晩から用意しておく、

朝、全部入ってるか確認する、

ECCのカバンの物は外に出したら(宿題など終わったら)カバンにすぐしまう、など

人によってどう準備すれば忘れないかは違うと思いますが。

学習に臨む態度も、今後は少し気をつけてほしいなと思います。

 

私は、前の晩から準備しておくと比較的忘れ物が少ないようです。

最近気づきました。

しかし、前の晩、遅くまでレッスンがあると

次の日の準備ができずに朝バタバタと準備することに・・・

そして直前で「あれも持っていこう、念のためこれも」とやると

大事なものを忘れがちです。

私も、もう少し対策を考えないといけませんね。

2023.5.9

日本のこと、知ってますか?

日本のこと、知ってますか?

突然の、金閣寺。

 

皆さん、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたか?

実は私は4日間、関西方面に行ってきました。

と言っても、残念ながら観光ではなく。

全国通訳案内士の新人研修に行ってきました。

 

全国通訳案内士の資格を取ったと言っても、

それは単に「日本を案内できる一定の能力がありますよ」という証明に過ぎません。

知識や語学力は試験を通過しているので

日本政府に認められた実力があるということなのですが、

それでも知らないことはまだまだ多く、

またガイドとしてお客様を案内する時に必要となる旅程管理の基礎などを学んできました。

(帰りの飛行機に乗り遅れたりしたら、一大事ですからね。)

実際に他のガイドさんを相手に説明をしたりして

もっと勉強・練習しないといけないなと決意を新たにして帰宅しました。

 

さて、小学校5~6年生のクラスでは、

時々「Talk about Japan」というコーナーがあります。

その名のとおり、日本のことについて簡単に英語で説明した文を暗誦してもらうのですが

覚えるのが面倒くさい、

難しくて覚えられない

これって意味ある?練習もテキトーでよくない?

という生徒さんが多々いるようです。

(実際にそう言っているわけではなく

練習の成果や「来週までに覚えて」と言った時の反応から私が推測しているので

本当は違うのかもしれませんが・・・)

でも、これって実は結構、大事な練習なんだと思います。

 

皆さんは日本のことを聞かれて、すぐに答える自信がありますか?

私は合計で10年ほどの受験期間に

自分がいかに日本のことを知らないかを痛感しました。

なので、日本のことを英語で説明する練習をたくさんしたし、

知らない単語を覚えたし

そもそも日本語でも説明できないから、まず知識を仕入れるということもしました。

もちろん、「何でもよく知ってるよ、完璧」という人もいるかもしれません。

でも、意外と自分の国のことって知らないんです

そして、外国の人に会ったら聞かれるのは、自分の国のことです。

多少たどたどしくても、目の前にある食べ物について

「これは肉じゃがって言うんですよ。肉はmeatで、じゃがはpotatoってことです。

肉とじゃがいもと他の野菜を、甘辛いだしで煮た料理です」

と説明してあげられれば、相手も喜ぶし

そんな相手の様子を見たら自分も嬉しくなると思います。

そういうことをイメージできたら、

発表のための練習ではなく

いつか外国の人とお話しする時のための準備

だと意識が変わるんじゃないかな?と思います。

 

興味の持てないもの、無意味に思えるものは

なかなか覚えられないし学習効果も上がりません。

でも、英語を学習しているみんななら、外国の人に日本のことを教えてあげられるというのは

結構大きなモチベーションになりますよね?

みんなの意識が変わって、

もっとしっかり、楽しそうに発表してくれる人が増えるといいなと

切に願っています。

私もまだまだ勉強中ですので、

生徒の皆さんも一緒に頑張りましょう。

東大寺の大仏。

すごく大きいです。

多くの人の手と気持ちによって再建された仏像たちを見ると、感動もしますし温かい気持ちになります。

東寺(教王護国寺)の五重塔

1日中ホテルの部屋で研修を受け、京都で何もしていないのが残念だったので

夜間の特別拝観をしていた東寺に行きました。

空いている門が1ヶ所だけで、それを探し歩いて東寺境内をほぼ1周してしまいました。

拝観前に、すでにクタクタ(笑)

2023.2.4

執念です

執念です

長い間、ずっと挑戦してきた資格試験。

ついに合格することができました。

 

こちらは「全国通訳案内士」という国家資格。

数年前に法律が改正され、今はこの資格なしに有償でガイドをすることができます。

(「通訳ガイド」という名称は使えないなど、一定の制約はあります。)

それでも資格があれば「日本という国が認めた実力を持つガイド」ということになるので

この資格をもらうために、ずっと頑張ってきました。

 

最初に受験したのは2009年。

途中で5~6年受験しない期間を挟みましたが、合格までにとても長い年月がかかりました。

この試験は外国語だけでなく、

日本史、日本地理、一般常識、通訳案内の実務という邦文試験も受けなくてはなりません。

合格した科目は翌年1年だけ免除になるのですが

そこで全ての科目に合格できないと、また次の年には一次試験から受けなくてはならず

英検®1級を取得して英語の一次試験は免除になっているというのに

二次試験に進むまでに5年かかりました(その年の二次試験は不合格でした)。

翌年、また一次試験で敗退し、

「今年もダメだったらもう終わりにしよう」と思って臨んだ今年の試験。

ようやく合格の通知をいただけました。

試験のための勉強はとても面白かったのですが

毎年毎年送られてくる「不合格」の通知には心が折れましたね・・・

 

思えば、私は英検®1級も

(途中で「今は受けても絶対無理だ」と諦めた期間も含めて)合格までに4年(受験回数は7回)かかっています。

1発でさらっと合格してみせる、というカッコよさは、残念ながら私にはないようです。

今回の合格も、努力の成果というよりは粘り勝ち、執念深さで奪い取ったようなものかもしれません。

 

もちろん、諦めなければ絶対に目標を達成できるとは言いません。

本当に目指したいものでなかったり自分に向いていないものだったら

別の目標に切り替えた方がいいこともあるし、

高校受験など、基本的には1回しかチャンスがない場合もあります。

でも、もうちょっと頑張ったら目標に手が届くかもよ?

失敗したって大丈夫だよ、と

生徒の皆さんに言う資格は、私にはあるのではないかなと思います。

もう諦めようかなと思ったら、

一旦私を思い出してみてください。

執念深さが実を結ぶこともあるかもしれませんし、

数回の不合格なんて大したことないや、と思えるかもしれません。

 

※もし、知り合いの外国人の方が来日する際に案内をしてほしいということがありましたら

ご紹介いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。