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静内中央教室

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2023.2.4

執念です

執念です

長い間、ずっと挑戦してきた資格試験。

ついに合格することができました。

 

こちらは「全国通訳案内士」という国家資格。

数年前に法律が改正され、今はこの資格なしに有償でガイドをすることができます。

(「通訳ガイド」という名称は使えないなど、一定の制約はあります。)

それでも資格があれば「日本という国が認めた実力を持つガイド」ということになるので

この資格をもらうために、ずっと頑張ってきました。

 

最初に受験したのは2009年。

途中で5~6年受験しない期間を挟みましたが、合格までにとても長い年月がかかりました。

この試験は外国語だけでなく、

日本史、日本地理、一般常識、通訳案内の実務という邦文試験も受けなくてはなりません。

合格した科目は翌年1年だけ免除になるのですが

そこで全ての科目に合格できないと、また次の年には一次試験から受けなくてはならず

英検®1級を取得して英語の一次試験は免除になっているというのに

二次試験に進むまでに5年かかりました(その年の二次試験は不合格でした)。

翌年、また一次試験で敗退し、

「今年もダメだったらもう終わりにしよう」と思って臨んだ今年の試験。

ようやく合格の通知をいただけました。

試験のための勉強はとても面白かったのですが

毎年毎年送られてくる「不合格」の通知には心が折れましたね・・・

 

思えば、私は英検®1級も

(途中で「今は受けても絶対無理だ」と諦めた期間も含めて)合格までに4年(受験回数は7回)かかっています。

1発でさらっと合格してみせる、というカッコよさは、残念ながら私にはないようです。

今回の合格も、努力の成果というよりは粘り勝ち、執念深さで奪い取ったようなものかもしれません。

 

もちろん、諦めなければ絶対に目標を達成できるとは言いません。

本当に目指したいものでなかったり自分に向いていないものだったら

別の目標に切り替えた方がいいこともあるし、

高校受験など、基本的には1回しかチャンスがない場合もあります。

でも、もうちょっと頑張ったら目標に手が届くかもよ?

失敗したって大丈夫だよ、と

生徒の皆さんに言う資格は、私にはあるのではないかなと思います。

もう諦めようかなと思ったら、

一旦私を思い出してみてください。

執念深さが実を結ぶこともあるかもしれませんし、

数回の不合格なんて大したことないや、と思えるかもしれません。

 

※もし、知り合いの外国人の方が来日する際に案内をしてほしいということがありましたら

ご紹介いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

2023.1.18

本当に、わかりませんか?

本当に、わかりませんか?

時々、生徒から聞く言葉。

え?何?わかんない

日本語で言って

 

もちろん、言いません(笑)。

 

ECCのレッスンでは、例えば

「今日は、”私は〇〇が好きです”っていう言い方を勉強しますよ。I like の後ろに、好きなものを言えばいいんです」

などとは言いません。

リンゴや犬、チョコレートなど、私が好きなものの写真を見せて、

「I like apples.」

「I lilke dogs.」

 

「I like chocolate.」

などと感情たっぷりめに言っていきます。

大抵、生徒さんは「何だろう?先生、犬が好きなのかな?」と推測できます。

 

これは基本的に、文が複雑になっても同じです。

(場合によっては日本語で補助しますし、年齢が上がるにつれて文法的な説明も加わります。今は中学年以上のクラスでは、宿題で予習する段階で文法的な説明を視聴してきます。)

 

レッスン中に短い動画を見るのですが(宿題の段階で、1回は見ているはず)、

それに関する質問も、基本的には英語でします。

生徒さんはおそらく知っている単語や動画の内容から、

「きっとこれを質問されてるな」

と検討をつけて答えます。

時々全然違うことを答えますが(笑)、私が疑問詞を強調したり言い方を変えたりすれば、だんだん正しい答えに近づきます。

子供の能力ってすごいなと驚くことも多いです。

 

しかし。

そんな素晴らしい能力があるはずの子も、

「私、わかんない」

と最初から諦めてしまうと、理解できないようです。

 

分からない、と言われてもしつこく英語を繰り返し、何度も理解させようとする私。

英語で言われたって分からないよ、と繰り返す生徒。

やがて私が、日本語で話し始めます。

「あのね、みんなくらいの年の子は、知らない言葉でもある程度推測できるの。私が言ってることの中に、1つも知ってる言葉はなかった?私のジェスチャーとか表情とか見て、本当に何にも分からなかった?本当は分かるはずなのに、最初から分からないって言ってる人は、分からなくなっちゃうんだよ」

 

そしてもう1回英語を聞かせると、大抵の生徒さんは「〇〇って聞いたの?」とか「〇〇って言ってたのは分かった」とか言います。

 

なんで最初に「分からない」と言われて、すぐ日本語で教えてくれないのか。

子供たちの不満が聞こえてきそうです。

 

それは、1つは「子供たちは推測できるはず」と信じているからです。

(大人だってできると思いますが、間違えたら恥ずかしいという気持ちや文法的に考えてしまう習慣などが邪魔することが多いのも事実だと思います。)

もう1つは、実際に外国の人と英語で話をする時に、知らないことが1つもないとは限らないし、相手が日本語で教えてくれるケースは稀だからです。

 

私は2年ほどオンライン英会話を続けていますが、分からない言葉はしょっちゅう出てきます。

「それは、つまりこういうこと?」

「もう1回言ってくれる?」

「どういう意味(でその発言をしてる)?」

これらのフレーズ、よく使っています。

 

でも当然、返ってくるのは英語です。

ここで、日本語で説明してくれないと、完璧に日本語で理解できないと、と思ってしまったら、コミュニケーションは停止してしまいますよね。

ある程度は推測の力に頼ることも大事な時があります。

 

当教室では、間違うことは悪いことではないと日々言い続けています。

人のマネをして正解するよりは、自分で考えて間違えた方がいいというのが私の考えです。

何かを身につける時に、一度も間違えずに上達することはほぼありません。

そして、何度か間違ってみないと、間違うのは恥ずかしいという思いを捨てられないとも思います。

 

最初から「分からない」と可能性を遮断せずに、自分の力を信じてやってみませんか?

2023.1.12

2023年のスタートです

2023年のスタートです

ECCジュニア静内中央教室は、新年のレッスンを開始して1週間ほどが過ぎました。

まだ学校の冬休みは続いているところが多いようですが、そろそろ生活リズムも勉強のペースも取り戻していきましょう。

 

新年最初のレッスンでは、冬休み中の出来事を話してくれた生徒さんも多くいました。

おばあちゃんの家に行った

いとこが遊びに来た

友達と遊んだ

ショッピングに行った・・・

みんな楽しそうに話してくれて、聞いてる私もうれしくなりました。

 

私は、娘と初詣に行った他は特に変わった出来事もなく、

今年はあれを頑張ってみようかな、あれもやりたいな、など、ぼんやりと予定を立てて過ごしました。

 

宿題などは、意外と(?)きちんとやってきている人が多い印象でした。

語学学習においては継続することがとても大事なので、引き続き「毎日少しずつ」の学習習慣をつけるように頑張りましょうね。

私も今年は、英語以外の外国語学習も「毎日少しずつ」やることを目標にしようかな。

(英語は、毎日何かしらやってます。)

 

新年度に向けての無料体験レッスンなども受付中です。

お友達やごきょうだいなど、英語に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ当教室をご紹介ください。

また、在籍生の皆さんは進級の書類を提出してくださいね。

どうしようか迷っている人は、継続することをお勧めします。

教室に通わなくなったら、途端に英語を勉強しなくなってしまった人を何人も見ていますが、それは非常にもったいないなと感じていますので・・・

英語が使えることは今後、ますます重要になってきます。

一緒に、世界で活躍できる人材になれるよう頑張りましょうね。

今年もよろしくお願いいたします。