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2020年度のレッスンも、折り返し地点を過ぎました。
慣れてきた半面、ちょっと気の緩みが見られるかな?というクラスには、最近、ちょっと小言を言う機会が何度かありました。
幸いなことに、今年は約9割の生徒さんが、毎週宿題を出してくれます。
・・・とはいえ、毎日きちんとやってきたな、という子と、最低限のところだけ急いでやったな、という子がいるのは事実ですが。
生徒さんには言っていますが、小学生クラスの宿題は「問題を解くこと」ではありません。
宿題の最初にある表に書いてあるように、CDやDVDを視聴したり練習したりすることが宿題で、それにプラスして問題を解く、というのが大事なポイントです。
問題だけなら1日で終わるかと思いますが、CDを繰り返し聞く、自分で言えるように練習する、というのは何日かかかるはず。
1回の時間は短くていいので、なるべく毎日やってください。
正直に言うと、週に1回、60~100分教室に来ただけで、英語が話せるようにはなりません。
「私の教室に来れば、宿題なんてしなくたって、誰でも英語がペラペラ」というような魔法があればいいのですが、残念ながらそんなうまい話はありません。
単語なり表現なり、おうちで覚えてきたものを教室では実際に使ってみて、帰ってからはそれを宿題で復習して、来週やることもちょっと見ておく・・・の繰り返し。
宿題をいい加減にやると、このプロセスがうまく回らないことが想像できますね。
それなりの授業料を払い、それなりの時間をかけて教室に通っている皆さんには、やはり英語を身につけてほしい。
ですから、私は宿題に関しては厳しめです。
宿題は、講師(私)と生徒の約束だと、私は考えています。
みんなはこれを覚えてくるはずだから、次のレッスンはこれを、と準備をしています。
もちろん忘れてしまうことは誰にでもあるし、体調が悪いこともあるかもしれないし、学校行事やテストなど、すごく忙しくて宿題がおろそかになることもあるでしょう。
でも、簡単に「宿題やってません」とは言わないでほしい、というのが私の思いです。
みんなは友達との約束を破っても、そうやって簡単に「忘れてた」って言うの?
何度も続けて宿題をやってこない子は、聞いたことのあるセリフだと思いますが。
そのくらいの気持ちで宿題に向き合ってほしいな、と思っています。
すごく、私の不満ばかり述べたような文になってしまいましたが。
「宿題、ちゃんとやってないね?」と叱られたクラスで、次の週からCDを聞く回数がぐっと増えた子もいます。
毎週の単語もしっかりと覚えてきて、ちょっとびっくりするくらいでした。
このまま努力を続けて、英語をしっかり身につけてくれるといいなと思っています。