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長い間、ずっと挑戦してきた資格試験。
ついに合格することができました。
こちらは「全国通訳案内士」という国家資格。
数年前に法律が改正され、今はこの資格なしに有償でガイドをすることができます。
(「通訳ガイド」という名称は使えないなど、一定の制約はあります。)
それでも資格があれば「日本という国が認めた実力を持つガイド」ということになるので
この資格をもらうために、ずっと頑張ってきました。
最初に受験したのは2009年。
途中で5~6年受験しない期間を挟みましたが、合格までにとても長い年月がかかりました。
この試験は外国語だけでなく、
日本史、日本地理、一般常識、通訳案内の実務という邦文試験も受けなくてはなりません。
合格した科目は翌年1年だけ免除になるのですが
そこで全ての科目に合格できないと、また次の年には一次試験から受けなくてはならず
英検®1級を取得して英語の一次試験は免除になっているというのに
二次試験に進むまでに5年かかりました(その年の二次試験は不合格でした)。
翌年、また一次試験で敗退し、
「今年もダメだったらもう終わりにしよう」と思って臨んだ今年の試験。
ようやく合格の通知をいただけました。
試験のための勉強はとても面白かったのですが
毎年毎年送られてくる「不合格」の通知には心が折れましたね・・・
思えば、私は英検®1級も
(途中で「今は受けても絶対無理だ」と諦めた期間も含めて)合格までに4年(受験回数は7回)かかっています。
1発でさらっと合格してみせる、というカッコよさは、残念ながら私にはないようです。
今回の合格も、努力の成果というよりは粘り勝ち、執念深さで奪い取ったようなものかもしれません。
もちろん、諦めなければ絶対に目標を達成できるとは言いません。
本当に目指したいものでなかったり自分に向いていないものだったら
別の目標に切り替えた方がいいこともあるし、
高校受験など、基本的には1回しかチャンスがない場合もあります。
でも、もうちょっと頑張ったら目標に手が届くかもよ?
失敗したって大丈夫だよ、と
生徒の皆さんに言う資格は、私にはあるのではないかなと思います。
もう諦めようかなと思ったら、
一旦私を思い出してみてください。
執念深さが実を結ぶこともあるかもしれませんし、
数回の不合格なんて大したことないや、と思えるかもしれません。
※もし、知り合いの外国人の方が来日する際に案内をしてほしいということがありましたら
ご紹介いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。