今年度のECCの検定試験が、終了しました。
今年は、幼児さんと低学年の生徒さんを中心に
7名ほどが一次試験で満点でしたが、
二次試験も満点でメダルを獲得できたのは半分の4名でした。
毎年言っていますが、
1つも間違えないって大変なことです。
やっぱり人間ですから、
勘違いやうっかりミスというものも起こります。
実際、あと1問、2問という人もたくさんいますし
中には満点じゃないのが不思議なくらいいつも頑張っている生徒さんもいます。
満点メダルをゲットできたみなさん、本当によく頑張りました。
おめでとう!
さて、今回は
満点だった人とそうじゃない人の差を考えて、
自分の反省も含めた考察(っていうほど立派じゃないけど)を書いてみたいと思います。
低学年の生徒さんは、冠詞が抜けているなどの理由で減点された人が多いと
ECCのスタッフからコメントをいただきました。
まずは、私の指導が甘かったのかなと反省しました。
しかし、できている生徒さんはきちんとできていますよね。
普段のレッスンでも、
「a、がつくでしょ」とか
「I like dog じゃなくて、DOGS」とか
指導はしています。
でも、私も大雑把な性格ですし
何回注意しても直らず私もイライラしてくると威圧的になってしまうので
生徒さんの性格にもよりますが
直さずにスルーしてしまうことがあります。
そこにばかり時間をかけられませんし。
ここを本当はもっとしつこく、何度でも訂正しないといけないんでしょうね。
これが私の反省点。
ECCは単語を冠詞と一緒に覚えるようにしてありますし
毎週のチェックの際にも、私は結構厳しく判定しています。
こちらも、ちゃんと覚えてくる子は覚えてくるし
いつも適当に覚えてくる子はかなりテキトーです。
大体3~4年生クラスからは、
「次からはaやanがつくかどうかまで覚えてこないと
バツにするからね」と脅していますが(笑)。
そこまで覚えるかどうかは、結局本人もやる気次第です。
かく言う私も、スペイン語のレッスンを受けている際、
いつも「冠詞が違う」「形容詞の語尾が違う」と注意されていました。
(スペイン語は名詞に性別があるので
それに合わせて冠詞や、形容詞の語尾を変えないといけません。)
何も考えずに感覚や雰囲気で答えると間違えるので
いちいちこれは男性名詞か女性名詞かと考え、
でも、そうすると正しく言えても話すのがすごく遅くなるという問題も生じ
先生と妥協点を相談しながら繰り返し練習しました。
(それ以外にも動詞の活用とか
語彙が不足しているとかの問題もありましたし。)
やっぱり、結局は自分で注意して学習できるかどうかが
上達のカギかなと思います。
毎日毎日あびるように大量の英語を視聴している人は
自然に英語の感覚が身につくのでしょうが、
この時代に自由時間を全て英語に費やせる人はいませんよね?
毎日数十分でも、細かいところもきちんと注意して学習している人は
正しい英語が身についていることが多いと思います。
実際に外国の人とお話をする時には
そこまで完璧な英語でなくても通じますし
今の時代はコミュニケーションを重視すべきという考えも耳にします。
でも、学習する段階から「テキトー」とか「大体」ではダメだと思うのです。
きちんと理解して正しい英語を練習しておいて、
いざ実践の場に行ったら間違いを恐れずに話せ、というのが
外国語学習者のあるべき態度ではないでしょうか?
写真の生徒さん、なんとこれが通算6個目のメダルです。
えー?そこまでやるの?と私が感じることも多く、
宿題も毎週しっかりやって来てくれます。
保護者の方の協力なども大きいと思いますが
習っている先生(=私)も使っている教材も皆さんと一緒です。
皆さんもあとに続けるように頑張ってくださいね。
私も英語とスペイン語(と趣味の韓国語)、頑張ります。