北海道では珍しいくらい暑かった夏も終わり、朝晩は肌寒いくらいの気候になりました。
夏が大好きな私も、この夏はつらいと思う日が多かったです。
教室の夏休みも終わり、通常のレッスンに戻って早2週間。
学習のペースは取り戻せていますか?
今回は、夏休み中の生徒さんの努力の痕跡を紹介したいと思います。
スーパーラーニングプランを受講している小学生の生徒さんは、毎週本を見ながらCDを聞き、記録をつけてくるという宿題があります。
(何度も聞いて自分でも読めるようになったら、CDと一緒に読んでもらいます。)
今年はどのクラスでも2週間の夏休みを確保できたのですが、いつも記録をつけてくるノートは枠が1週間分しかありません。
長期休みに入る前はいつも、
「枠が足りなくなったら、紙を貼って足してもいいよ」
「最初から毎日聞くつもりなら、枠を2等分してもいいよ」
と伝えます。
(3等分しないと毎日記録がつけられないのですが、そうすると枠が狭すぎて数字が書けなくなるので。)
そうは言っても、枠が余る子もいるし(どういうこと??)7日分埋まると満足してしまう子も多いのですが。
高学年のクラスでは、2名が枠を増設(?)してくれました。
右のノートを提出した子は、聞いた回数がなんと500回以上!
すばらしいです。
「そんなに聞く意味ある?」「たくさん聞いても意味ないんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが。
やはりたくさん聞いている子は正しい発音・英語らしいイントネーションで音読できていますし、自分で読める単語も多い傾向にあります。
(もちろん他の宿題も頑張っているので、絵本を読むことだけが英語力を伸ばしているわけではありませんが。)
夏休みの間にサボってしまった人は、急いで学習の習慣を復活させてくださいね。
こう言うと驚く生徒さんもいますが、私も英語学習時間がゼロの日はありません。
毎日コツコツ頑張っているんですよ。
当教室ではすべてのクラスで1学期のレッスンが修了し、2週間の夏休みに入りました。
生徒の皆さんは、4ヶ月間お疲れ様でした。
レベルが上がって難しくなり、何度も苦しい思いをした人もいれば、新しいクラス編成になって知らない子と一緒のレッスンで緊張しっぱなしだった人もいると思いますが、みんなよく頑張っています。
一方で、宿題やレッスンに対する取り組み方で注意をされた人もいますね。
英語学習の基本は、「少しでいいので毎日」を当たり前にすること。
英語に限らず、みんなに身につけてほしいのは、やらなきゃいけないことを把握して計画的に終わらせる力、自分できちんと考える姿勢、常に積極的にレッスンに関わろうとする意欲です。
1学期の自分を振り返ってみて、「イマイチだったな・・・」と思う人は、夏休みに心を入れ替えて頑張りましょう。
保護者の皆さま、日々の送迎や宿題への協力など、ありがとうございます。
特に小さいお子様は宿題のサポートが必要になりますが、もう手伝いがいらない年齢の生徒さんも、たまに取り組みを褒めてあげていただけるとやる気につながることもありますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(小学生のスーパーラーニングプランでは「絵本を誰に読んであげましたか?」と聞くのですが、「誰にも読んでない」と答える子が一定数います。完璧に読めてなくても構わないので、ぜひ聞いてあげてください。)
それでは皆さん、楽しい夏休みを過ごして、2学期に元気に会いましょう。
今回の画像は、3歳クラスの最終レッスンから。
虹色の紙をちぎって、きれいなお魚ができました。
ECCでは毎週、生徒さんに宿題を出しています(2~3歳クラスは除く)。
小学校高学年や中学生では単語のミニテストも毎週あり、
中学生は単元別テストも実施しています。
その、返されたものを、皆さんはどうしていますか?
マルだったとかバツだったとか、何点だったとかに気をとられ、
そのまま放置してはいませんよね?
間違った問題は、どこが違ったのか、どうして間違ったのかを確認し、可能ならば解き直してみることが大切です。
(「可能じゃない場合」というのは、リスニングの音源が手元にない場合などですよ。)
間違った問題を見るのは、楽しくありません。
分からなかった問題や間違った問題は、できればなかったことにしたいですよね。
でも、間違った問題は、実はステップアップするためのチャンスが隠されている、いわば「お宝」です。
間違いをしっかり確認して、次は同じミスはしないぞ!と意識すれば、その知識は定着していきますよ。
いつもレッスン中には言いますが、間違うことは決して悪いことではありません。
でも、間違いを認めないとか、間違いから学ばないとかは、どうかな?と思います。
(これはテストに限ったことではないかもしれませんね。)
せっかくのお宝、無駄にしないように頑張ってくださいね。