小学校低学年(PrimaryFundamental)
2年生になったSちゃん、幼児コースから進級した1年生のNちゃん、そして新入生1年生のFちゃんの3人。4月レッスン初日。シーンとした教室…おしゃべりも笑い声も一切ない教室。私の質問にも必要最低限しか答えない3人。えっ??これ本当に低学年女子ちゃんクラス??今までにない感覚。フツー(と言うか私の経験上)この年代の女子が集まればキャピキャピお話が止まらない。だいたい最初は英語に関係ない、例えば昨日見た虫の話や食べたおやつの感想などそっちで盛り上がってなかなかこっちへ(授業)戻ってこれない状態である。しかしそんな盛り上がりは一切なし…ス、スムーズに進みすぎるレッスン…な、何でこんなに静かなの?! いや別にいいじゃないか。クラスの静かな進行は講師にとっては助かる。その日の内容を全て導入できるからだ。しかしそれでも拭いきれない不信感…特に1年生のNちゃんとFちゃんは幼稚園のクラスも一緒だったのに、ならば尚更習い事で机を並べることになったらスパーク☆するはず!な、なんで2人はこんなに静かなの??違和感があると必ず聞かなくては気が済まないわたし。意を決して聞いてみた。
先生「今日はみんな静かだね?NちゃんとFちゃんは同じ幼稚園だったし、ECCで一緒になれて嬉しくないの?キャーッて言いたくならない??」(どんな質問だ)
Fちゃん「うん。ほんとはね嬉しくてキャーッてしたいんですけど先生が困ると思ったから」
Nちゃん「そうそう。うるさいと他の人に迷惑がかかると思うし…」
F&Nちゃん「先生に怒られると思ったしね」(顔を見合わせるふたり)
先生「あぁ、そう言うことだったのぉー(≧▽≦)爆笑」
特に新入生のFちゃんは初めての教室と先生。お友達と一緒に勉強することとは?自分が気持ちよく教室で過ごすには?…恐らくちゃんとお家の人と考えてきたのであろう。1年生になったばかりのNちゃんも小学校で先生から色んなお話を聞いてきているのであろう。
クラスで勉強すること、つまり他の人に迷惑をかけないようにすると言うのを幼いながらちゃんと理解してECCの初日を迎えてくれたと言うわけなのです。あぁなんて良い子たちなんだぁー(涙)…静かだからもっと盛り上がっていいよと誘導した私がすごく幼く思った瞬間でありました、お恥ずかしゅうm(__)m
そんなお話をしたからか1年生たちもすぐにリラックスムード、それを見ていたSお姉ちゃんもホッとしたのか3人でキャピキャピお話が止まらなくなりました(笑)オーーーイやっぱり静かなままで良かったか(´Д`)
面白いお話でしょっ?ECCは英語だけ学んでいるわけではありません。グループレッスンを通じて相手を思いやる気持ち(お友達、先生)や学習の態度も育んでいるのですよ。また明日3人に会うのが楽しみになっちゃいましたo(^o^)o
6月教室だより完成しました。注目記事はこちら。
◎フィードバック。言葉にして伝えよう♪
◎宿泊学習に伴う補講のお知らせ
◎災害時における教室の対応について
◎PFクラスのご紹介
です。
「災害時における教室の対応」について今は感染症対策に目が行きがちですが日本は自然災害も多発する国であります。近年はとても多くなってきてますよね。レッスンは夕方からになりますので万が一に備えて懐中電灯や心の準備などをして授業を行っています。このような災害時に備え去年夏に教室公式アカウントを作らせていただいたのもそのためです。大切なお子さまをお預かりしておりますので何かあった際にはこのように対応しますのでご一読くださるよう宜しくお願い致します。
裏面には可愛い低学年クラスのご紹介を載せました。お楽しみに☆
では今週もバリバリ(ちょっと昭和ワード)張り切ってお待ちしてまーすo(^o^)o
中学生1年(JuniorElementary)
英語学習のひとつの節目と言われる中学1年生です。中学英語は「大人英語の入り口」と言われています。楽しさ重視の英語は「子ども英語」、一方内容を重視したものを「大人英語」と呼んでおりまさに中1の今の時期をさします。小学校までは〝無意識に〟〝自然に〟〝楽しく〟英語に触れているだけで充分にインプットされていましたが実際に英語はそれだけでは身につきません。中学生になったら意識的にそして多少大変な思いをしなければ英語が身につかないと覚悟しましょう!…と言うお話を4月から生徒たち、保護者様にお伝えしておりますが、おかげさまで皆様のご協力のもと当教室では中1カリキュラムが順調に進んでおります。この場をお借りし保護者の皆様へ御礼申し上げます!
さて先ほど多少大変な思いと書きましたがECCの家庭学習は本当にハードです。毎週のウィークリーテストに向けて約20~25単語、そして基本文を書けるようにしてくる(もちろん100%正しいスペルで)、予習を動画で行ってくる、さらにディクテーションやCD練習をしてこなくてはなりません。加えて学校の勉強、部活、登下校ですからね!毎年この時期の中学1年生を見て気の毒に思う私であります。幼い頃から見てきた可愛い子どもたちですからね…こんな苦しい思いを(課題や宿題)させて、私はディーマンか!!←demon(鬼)そう思います。しかしこの1年さえクリアーすれば花の2年生、そして花の受験生になれる事を私は知っておりますのでこの1年は名前改めディーマン坂口で行こうと思っていますm(__)m
でもこんな大変な1年生ではありますが、実際のレッスンは和気あいあいと楽しいものになっているんですよ。やはり小学生のうちからすでに中学生英語を少しずつ導入しているので理解がとても早いし、恐らくその分ストレスはないのでしょうね。思考学習の時間も思い思いの意見を発表する場面に成長も感じています!そして面白いのが彼らの休憩時間の会話。
〝センセーこれおそろいのシャーペンなんですよ〟と嬉しそうに見せ合う女子ちゃんたち、〝おれモナカが好きなんです〟どっからその話?の男子くんw、やけにドラえもんが上手い男子くんw、携帯を買ってもらって嬉しそうに眺める女子ちゃんたち、私のギャグにフッと笑みをこぼすいつもはおとなしい女子ちゃん、〝センセー!クイズ出しますね〟いきなりクイズかよの男子くんなど(笑)中学生らしく今を楽しんでいる彼らを見ているとディーマンもホッとする瞬間でございます。彼らはこの先もきっと大丈夫!保護者様ご安心くださいね。