【子どもの自主性を育てるために私が大切にしていること】〜英語の宿題から〜

2025年度レッスンが始まり2週目です。
レベルが上がり知らない先輩たちが待ち構えているドキドキの進級生、去年も同じクラスだった子と固い握手、相変わらず落ち着いている中学生たち、そして緊張度MAXの新クラス高学年新入生…。
新学期っていいね、4月っていいね。
お休みする子もおらず元気に教室に来てくれることがこの上ない喜びでございます。
さて春休み中の宿題もしっかりと見せていただきましたよ。
今回は特に低学年、中学年クラスの課題がとても多かったと思います。通常のホームワークシートの他にCourse Bookのオプションも追加したからです。
春休み前のレッスンでは「えーっ多すぎるぅー!」「ぎゃーっこんなにやるんですかー!」「ムリです」なんて言っていた生徒さんたちも終わってみれば【1日1ページやったよ】【5回に分けてやってみた】【なんかいっぱい書けて気持ちよかった】などポジティブな言葉に変換されていました。
今学校では春休みの宿題は出されないようですね。
学校によって違うみたいですが「お子さんの自主性を育てるために」あえて課題を出さないとか。【自ら考え行動しやり遂げる】と言う新学習要綱にきちんと沿っていると考えられます。しかし自分から課題を見つけて自ら勉強するって本当に大変ですよね。親御さんたちもぽ〜んっと問題を投げられどうしたら?と思っている方も多いかもしれません。
一方ECCは?と申しますと宿題がカリキュラムとしてしっかりあります。
週1回教室に来ただけでは英語は身につかないからです。
宿題をやってくるのが当たり前、義務となっています。
もちろん、子どもたちにとって「宿題」ってイヤなものだと思いますが【大変だけどやってみてよ】の声掛けから始まり、してきた事に対する【フィードバック】を繰り返すことでお子さんの中に“やればできる”“やれたことが嬉しい”“分かってきた”を体感させることができ先ずは「宿題」を習慣化させることができます。その段階を経て、今の高学年のように【自ら】自主学習ノートに勉強をしてくる子が増えてくると言う構図になっていきます。もちろん、保護者様のフォローも絶大なる効果をもたらしています。

自主性を育てるってホントに大変っ(笑)
「宿題」指導者の私からしたら本当に大切なツールです。英語力を上げるためが一番の目的ですが、ホームワークシートを通じてご家庭での様子も分かりますし、お子さんの今の状態も分かります。そして何よりも
先生「やるべきことをちゃんとやって!」
生徒「ちゃんとやってきました!」
先生「ありがとう!本当に嬉しい!」
声掛け←→フィードバック、これを地道に続けていくと指導者と生徒の間に信頼関係ができていきます。私は自主性を育むためにはこの【信頼関係の構築】が一番大事だと思っています。
この信頼関係構築も長い年月を有しますよね〜(笑)子育てにおける親子の信頼関係も然り。毎日の積み重ね作業で大変ではありますが私はそれが子どもたちにとって良い結果をもたらすことを知っているので諦めずに「宿題」を通して指導していきたい。
子どもたちにとって最終ゴールである【自主性】をしっかり育ててあげたい、そう思っています。