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この度の中間テストにおいて、中学校1年生5名全員が90点以上と言う目標を達成してくれました☆彡
これは生徒自身の目標でもあり私も追いかけていた数字でもありました。
遡ること2021年。文科省の定める中学校学習要綱がリニューアルされ学習する英単語は1200語から1600~1800語に増え、これまでは高等学校で習っていた現在完了進行形、仮定法などの文法も中学校の教育内容になりました。
高校で学んでいた文法が降りてくると言うことはつまり、中学英語でやる事が増えたと言うこと。
もっと分かりやすく言うと2021年以前、中1中間テストの範囲はbe動詞だけだったのに新学習要綱になってからはそれに加え一般動詞助動詞まで入ると言う盛り沢山な内容になりました。恐らく学校の先生も塾の先生もあたふたした初年度だったと思います。
私も他人事ながらホントに学校でこんなスピードで進んでダイジョーブなの??と思ったほどでしたからね。
「他人事ながら」ちょっと悪いお言葉でしたが私たちECC生にとっては小学校から培った確たる英語貯金がありますので新学習要綱に関してはあまり心配せずに状況を受け入れられたと思っています。(だから!小学校からECCよ)
それでも点数として全員が90点以上!!となるとなかなか取れず正直苦戦していた部分でもありました。
なぜその目標が達成できていなかったか?と言いますとそれは英語が理解できていない、ではなく問題の読み違いや早とちりによって正解できる問題を落としていたと言うつまり「読解力」の部分がこの目標の妨げになっていたと言うのが理由になります。(加えてピリオドやクエスチョンマークの入れ忘れ、スペルミス)
近年、子どもたちの読書離れが進んでいることやインターネットの発達、スピード重視のタイパなど基礎学力を奪う環境が子どもたちの読解力を奪う要因になっていると言われています。
まさに私も数年それを実感していることで、どうやったらちゃんと問題を読んでくれる?なんでちゃんと答えられない?この1点が勿体ないんだよぉー!と嘆く日々でありました。
その1点を大切に、たかが1点されど1点、1点に執着せーい!を毎度毎度のレッスンで言い続けた結果でしょうか。
よく日本語を読む、その英文の時制は現在過去未来いつ?、主語はだれ?、肯定文なのか否定文なのか疑問文なのか?、英文からたくさんのヒントを受け取ってちょうだい!
注意力散漫がちな現代っ子にはいちいちその都度答えを導き出せるような声かけをしていくことを私は徹底してきました。
その結果、やっと再び全員が90点以上を取ることができるようになりました。
この勝因はまさにココ、彼らの集中力と読解力だったんじゃないかなと思います。
加えて「ぜったい90点以上取ってやる!!」と言う執念。
英語はもう標準以上の力を持ってる彼らですので今後さらなる上を目指すために身につけていかなければいけないのはそこかな、と思っています。
保護者様もとても喜んでおられましたね。
「英語はいいんだけど他の教科が…」なんて嘆いておられる方も多かったですがひとつでも得意があれば苦手教科の克服の原動力になります。
得意をさらに得意にすることをこれからも応援していきたいと思っています!(先生の目標も達成させてくれてありがとうございました!)