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一昔前まで「Hanako」の代名詞と言えばほとんどの生徒が「she」と答えていましたが、最近ある芸人さんがテレビに出ることでそれはちょっとした論争を巻き起こすタネとなっています。Hanakoはsheなのか?heなのか? そう、ある芸人さんと言うのはご存知の方も多い男性トリオの〝ハナコ〟です。この芸人さんのイメージがとても濃い現代の子どもたちは代名詞の問題を答えるときに迷います。芸人さんの〝ハナコ〟だけでなく、トイレの花子さんを思い出した生徒もいます。また今は地縛少年花子くんというマンガの主役もいるそうです。私の年代は恐らく山田花子さんあたりを思い出すのでしょうか?はなこ、ハナコ、花子、Hanako…. she でもheでも何でもありな世の中!
最近ニュースでもよくジェンダーレス、ジェンダーニュートラルと言う言葉を聞きます。以前は同じ仕事内容でも男女に対して区別するのを普通としていた時代があります。例えば同じ職場にいながら女性は看護婦、男性は看護士と呼ばれるなど。男性だからこう、女性だからこうと言う固定概念的なものもありますね。同じ持ち物なのに黒いランドセルは男の子で赤は女の子と言う時代に私は生きていました。何かの書類の記入例には男性の欄に「○○太郎」、女性の欄には「○○花子」とありましたので当然花子=女性と言う概念が私には植え付けられてきたのです。もちろん花子さんは女性でいいのですが、もしそれが男性であってもこれからの時代はそれでいい、多種多様が認められる時代になるんだなと思います。
英語の問題ひとつにとっても生徒たちとジェンダーについて学べるのは現代らしいなと思いました。高学年クラスの一コマです。
さぁでは今週もレッスンスタート!感染症対策を万全にみなさんを明るい気持ちでお迎えしたいと思います(^_^)ゞ