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6月6日に車を運転中、ふとメーターを見たらなんと66,666kmでした。うわっ!!なんでこんなに6が並ぶんだろう!「6」はキリスト教では「完全」を表す「7」より1足りない「不完全」を表しますが、3つ「666」と並ぶと聖書の中では「獣の数字」と呼ばれ、あんまりよろしくない。(現に、40年位前の映画『オーメン』でも悪魔の数字でしたね)
しかしふと、教室を見上げてみれば「ルート66」の標識があり、
CDのトラックは「66」ではないか!これだけ「6」が並べば、逆に良いのではと思いますが、いかがでしょうか。ちなみに占星学的には「6」の象徴は金星で、明朗、調和、活発と良い感じではあります。
日本では「4」(”死”を連想)と「9」(”苦”を連想)の数字があまり良い数字ではないとされていますが、西洋ではどうでしょう。キリスト教の国々ではキリストの13番目の使徒ユダの裏切りより「13」と前述の「666」が不吉な数字と言われています。皆さまはラッキーナンバー、アンラッキーナンバーはありますか?私自身はなんとなく奇数より偶数の方が相性がいい気がします。
さて、来年2020年度から小学校の学習指導要領が改訂されることは周知のことと思いますが、いったい何がどのように変わるのか確認しておきましょう。
まず、これまでは
英語は外国語活動(教科ではない)
小5、小6のみ
35単位時間
単語は400語程度
↓
来年2020年度から
小5、小6は外国語(教科・成績評価あり)
70単位時間
小3、小4は外国語活動
35単位時間
単語は600~700語程度
と小学校における英語の総学習時間が3倍になります!
そして、中学生は翌2021年度に学習指導要領が改訂され、中学3年までに学ぶ単語が
1,600語 → 2,500語
と大幅に増えます!
うわっ!大変!
いかに英語の摂取量を増やしていかなければならないか、ということですよね。
しかも2020年度からのセンター試験の後継となる大学入学共通テストでは、英語は従来の
筆記200点、リスニング50点から
筆記100点、リスニング100点に変更され、
筆記はこれまでの発音、アクセント、語句整序の問題は取りやめ、「読む」力を測る出題となります。
そして、国語・数学では従来のマークシート方式ではなく、論述問題になっていきます。英語は英検やGTECなど、外部試験との併用もあります。
この新しい大学入学共通テストを受験するのは、現高2生からですが、今の高2生は全く過去問のない新しいタイプの試験に挑戦しなければならないのですから、それは大変です!
そして、現高1生(2021年)、中3生(2022年)、中2生(2023年)は新テスト試行期間であり、ようやく問題の傾向がつかめてきたと思われる2024年度より大学入学共通テストが本格実施となります。現中1生からです。そうなると、現小6、小5の皆さんも過去問があまりない、ほとんど未知の大学入試共通テストという嵐の中を通過しなければならない、ということになります。
なんだか、ため息が出ちゃいますね。
どう対策していけばいいのでしょうか。
小学校の新学習指導要領では、国際社会で通用する人材を育てること、それと同時に古典を通じて日本の伝統や文化に触れ、日本人としてのアイデンティティを確立すること、思考力、判断力、表現力、論理的に物事を説明する力を養うことが要求されるようになります。
貯金と同じように、早い時期からコツコツと力をためていくのがいいように思われます。特に外国語の習得には時間を要しますので、先に述べた摂取量を増やすという意味では、少しでも多くの言葉を聴き、話し、読み、書くための時間を確保してほしいと思います。
今回はここまでです。
梅雨に入り、体調を崩しやすい時期ですので、くれぐれも体調管理には気をつけてくださいね。
では、また。