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教室日誌一覧

2021.1.6
カテゴリー: 教室だより

2021年1月号「なぜ学ぶのか」

2021年1月号「なぜ学ぶのか」

あけましておめでとうございます。

 

コロナ禍での年末年始、いかがお過ごしでしたか。時節柄、人の往来と会食の増加のためか、感染者数が一気に増え、脅威を感じる日々です。皆さまもくれぐれもお気をつけて、安心・安全にお過ごしになられますよう、心より願います。

 

さて、新しい年の始まりですので、今回は「なぜ学ぶか」について考えてみたいと思います。お父さんやお母さんは、お子さんから「なんで勉強なんてしなくちゃいけないの?」とか「数学や物理を学んで、それが将来何の役に立つの?」などと問われたことはありませんか。それに対してどのようにお答えになっていますか。

 

学問の目的について、福澤諭吉は『学問のすすめ』の中で大きく二つに分けて述べています。第一の目的として「自己の知識や見聞の範囲を広くして、それによって物事の道理を正しく判断する力を養い、人間たる者の使命を自覚すること」を挙げています。独立自尊の精神を掲げる福澤にとって大切なのは、人間は個人として独立して生きていくために必要な力、すなわち物事の判断力を身に付けていくことが必要である、ということです。インターネットやSNSの普及により、大量の情報が飛び交う世の中において、何が正しいか、何が大切かを見極める力は今後ますます必要になってきます。そのためには多くのことを学び、正しい知識を得なければならないため勉強することが大事、と言えます。

 

学問の第二の目的は、「人はただ一身一家の衣食を得ることで満足すべきではない。人の天性にはもっと高等な使命があるから、社会の一員となり、その一員として公共のために尽くさねばならぬ。」と福澤は言っています。つまり、自分ひとりがよければいいのではなく、社会の一員として、社会に対する義務を果たさなければならない、ということです。これは社会に出る前の学生の皆さんにはまだ関係ないことだと思われるかもしれませんが、学校という小さな社会の中にいて、学校をよくするために自分が出来ることをする、他者に対して思いやりを持つ、みんなと力を合わせてなにかを成し遂げる、といった社会性や協調性を養うことは小学生であっても重要なことです。これらを学んでいくことも学問の側面である思います。

 

私自身は、子どもたちに「なんで勉強なんてしなくちゃいけないの?」と聞かれたら、「善く生きるためだよ」と答えています。福澤が言うように、物事の判断力を身に付けていけば、人間として自分のためにも、人のためにも善く生きられるはずです。そのためには、コミュニケーションの道具としての国語や英語、世の中の仕組みを知るための社会、自然や科学の知識を得るための理科、物事の道理や筋道を立てて考えることを学ぶ数学、これら全てが重要でないはずがありません。これら全ての科目が「人」として生きていくために学ぶ「ひとつの学問」であると思います。それと同時に、学問の本質とは「知る喜び」にあり、なにか新しいことを知ることは本当に楽しいことです。それを子どもたちに伝えてあげられるような授業をこれからもしていきたいと思います。

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

*参考文献:福澤諭吉『現代語訳 学問のすすめ』(伊藤正雄訳)岩波書店、2013年

2020.12.2
カテゴリー: 教室だより

2020年12月号(General)

2020年12月号(General)

教室のあちこちにある「66」って何?

 

すでに当たり前のようにそこにあるものだから、敢えて誰も尋ねなかったけど、ふと生徒さんに聞かれて「あ、説明していなかったっけ?」ということに気づきました。

 

今から13年前(ひゃー、もうそんなに経つのかー!)、娘と2人でアメリカ・オクラホマ州からカリフォルニア州まで、「ルート66」を車で走ってきました。

 

「ルート66」はシカゴからロサンゼルスまでの全長2,448マイル(約3,900km)、1930年代の大恐慌時代に多くの中西部に住む人々が、カリフォルニアに夢と希望を追い求めて移住をするときに使われた「母なる道(Mother Road)」と呼ばれる道です。

 

日本では同名のテレビドラマでも有名ですが、ジョン・スタインベックの小説『怒りのぶどう』の舞台であり、ディズニー映画『カーズ』でもおなじみです。

 

その「ルート66」の約2,500kmくらいを走ってきた記念が教室のあちこちにあるのでした。

 

写真で少々ご紹介しますね。

 

出来れば今度は走破したいと願っております。死ぬまでに叶うといいな~。

どこまでも真っ直ぐな道。この先には何があるんだろう…。どんなに走ってもひたすら続いています。

L2(高校生クラス)のテキストに登場するキャデラック・ランチ。
10台のキャデラックが並んで頭が地面に突き刺さっている芸術作品。

ルート66中間地点。テキサス州にあります。

映画『カーズ』にも登場したこの建物はなんでしょう。ホテルです!泊まってみたい。

アリゾナのこの峠道を抜けると、その先がようやく美しいカリフォルニア州。

2020.11.1
カテゴリー: 教室だより

2020年11月号(General)

2020年11月号(General)

ハロウィンが終わりました。

 

例年の大きな舞台でのハロウィン学習発表会ではなく、今年は教室内で子どもたちだけのマスク着用での暗誦大会でした。

 

しかし、お家の方向けのオンライン発表会の同時開催により、これまでの幼児さん、小学生だけの参加とは違って、中学生や高校生と全クラスでの発表会となるため、お家の方々には子どもたちの成長の過程をご覧いただけるのではないかと思います。

 

初めてのオンラインでの発表会で良かったことと残念だったことをお伝えします。

 

良かったことは、お家の方も一緒になって練習に取り組んでいただけたこと。動画撮影をお願いしたため、何度も何度も繰り返し練習していただいたご家庭も多かったようです。最初のうちはうまく言えない…と半べそをかいていたお子さんも、すっかり上手になってスラスラとスピーチをしてくれている姿には本当に感動いたしました。
お家の方のご協力なくしてはできませんでした。本当にありがとうございました。

 

残念だったのは、そのようにご家族みんなで一生懸命練習してくれたお家がある一方で、暗誦ができなかったお子さんもいること。「人前で話すのが恥ずかしい」は誰でもみな同じで、緊張してもきちんと言えるくらいまで練習することが大切なのです。英語は単語や文章を覚えていって初めて自分の言葉として使えるようになるのです。恥ずかしいとか量が多いから覚えられないと言っていたら、いつになっても話せるようにはなっていきません。ぜひお家の方にも積極的にご協力いただき、お子さまを褒めて励ましてあげながら、お家で練習して頂きたいと思います。

 

このような形で発表するのは年に1回だけですが、小学生以上はユニットごとに暗誦課題があります。(高校生クラスの皆さんは毎週ありますよ~)ぜひたくさんの文章を暗誦し、英語が話せるようになっていって欲しいと願います。

 

ほとんどの皆さんは、私の期待以上に頑張ってくれました。オンラインでご覧になられた皆さまも、ぜひ何か感じ取っていただけたら幸いです。
上手な子のスピーチを見たら、「自分もあんなふうに話せるようになりたい」と刺激を受けると思います。今後の英語学習のモチベーションにつなげていってくれたら、これ以上うれしいことはありません。

 

最後になりましたが、保護者の皆さま、ご協力いただき本当にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

幼児DBクラス(木)
かわいい仮装とダンスを披露してくれました。

小学生PFクラス(月)
12文もある自己紹介の英文をしっかりおぼえられてびっくり!

小学生PFクラス(土)
暗誦もがんばったし、クイズやゲームもたのしかったね。

小学生PEクラス(月)
初めてのECCでのハロウィン。全員が仮装してくれました。発表もお見事!

小学生PAクラス(水)
いつもはとっても真面目なクラス。ゲームはぐちゃぐちゃで盛り上がったね(笑)