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最近、子どもたちから「ECCは宿題が多いよね~」というグチとも文句ともとれる言葉がチラホラ聞こえてきます。
特に今年から新教材となった中学生クラスから出ている声が多いようですが、そもそも君たち、英語が得意になりたいからECCに来ているのではないかい?
英語を身につけるのに、まさか授業中だけやればいいと思っていないよね?
自分で勉強するのは当たり前よ~!
それでも「多い」と感じてしまうのも、少しは理解できます。
それは、学校の英語の授業数とECCのレッスン数を比べてみればすぐにわかります。中学校の英語の授業は年間140コマあります。週に4回ですね。時間にしてみると、50分×140回=7000時間となります。
それに対し、ECCは年間43回のレッスンしかありません。週に1回、時間では90分×43回=3870時間です。
つまり、コマ数にして1/3以下、時間数にして約1/2の中で、学校の教科書以上の内容を学習していますので、やはり家庭学習で学んでもらう部分が多くなってしまいます。
おまけに、中学校3年間で学ぶ単語数を比較すると、
学校の教科書 1600~1800語
ECCのテキスト 2200語
となり、学校の教科書よりも多くの単語を学んでいることになります。
より多くの内容を効率的に学ぶには、家庭学習が非常に大切な要素なのです。現在中学生クラスでは、自分でできる問題演習は自学で行い、教室内ではリスニング、リーディング、そしてそれに対する自分の考えを述べるスピーキング、ライティングを行っておりますので、家庭学習は授業の一部としての役割を担っています。
どうか生徒の皆さんも保護者の皆さまもそのことを十分ご理解頂き、お家でしっかり英語を勉強してください。2021年4月号でも書きましたが、
小学生は1日5分
中学生は1日15分
高校生は1日30分
机に向かって勉強すれば、十分やれる分量です。
新学期が始まって3ヶ月が経ちますが、きちんと宿題ができている子は中1で英検®3級合格レベルの力がついてきました。
一方、「宿題が多い」と嘆いている子は、未だにread, write, watch, drinkといった基本動詞ですら書けないでいます。
ボヤく前に、まずは少し頑張ってみませんか。
自分との闘いです。
1学期の復習は夏休み中にしっかりやりましょう。
*参考
中学校学習指導要領(平成29年告示)https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387018_010.pdf