18日から1週間の学習報告が遅れておりまして、誠に申し訳ありません。
いよいよと年度末の学習のまとめ時期に入り、次へのステップを見越したまとめと強化に入っています。
なんと言っても、小さい時から英語に触れていただくメリットは、その耳の良さから来る「発音」の体得にあります。どの学年も、何度も日本語音に近づいてしまいがちな英単語を「英語口や英語舌を作る」ようにまずは何度も練習を繰り返しています。
PF,PIクラスで、Skitの発表が宿題になっているのは、音読をして英語脳にしたり英語の発音を思い出すために大変有効となります。宿題を確実にやっている子が限られているのは、非常に残念なことです。
その他、
PBクラスでは、「主要な英語表現を聞いて理解する、またそれに答える」という力をはじめ、アルファベットの大文字・小文字について、学習を強化しています。また、ゲームをできるだけ多く入れて「楽しい♪」雰囲気での学習になるように気を付けています。
PFクラスでは、
この時期の1年生は、まず大文字・小文字のアルファベットの読み分けができることが目標ですが、全一目読み単語を約1分ほどで読めるなど、全体的に読む事への意識が高まっていますので、小文字などの定着を図っています。
2年生は、次学年になると「3文字単語が正確に読める!」という大きな目標がありますので、やはり、文字の定着にはしっかりこだわって行っています。一目読み既習単語は早い子では、約20秒少々、たっぷりと丁寧に読む子では、約1分程度で読めるようになって来ています。
また、この時期ならではの英語の歌の楽しさも味わってもらいたいと、3週にわたって何曲かの歌を練習しています。リズミカルで英語の名曲とも言われる歌ですので、あっという間に覚えてしまった子供たちは、窓を震わす大合唱で楽しんでくれています。
PIクラスでは、
3年生は、随分単語が読めるようになってきています。既習の単語も、約1分程度で読める子が増えてきました。また、文の書き方の決まり(文の始めは、大文字で書き始める。最後のピリオドやクエスチョンマークを忘れない。等)も定着し始めています。
4年生は、まずは3文字単語が読める!という事が目標ですが、この学年では早い時期から3文字単語を正確に読める力がありました。ところがなぜか、センテンスを読む練習につなげようとすると宿題も余り進まないようで、その点では多くの課題を残すことになり、今は注意深く学習を進めています。
PEクラスでは、
多くの学習課題があります。読む事、書く事、丁寧な発音と聞く事。
そのどれをとっても、このクラスでは、曖昧にすることはできません。
特に英語発音、この時期の耳の固くならないうちに、是非身につけてほしい課題です。
読む事も大切ですね!
真面目で一生懸命にやろうという意欲にあふれて、毎回一生懸命に取り組めることが素晴らしいです。
じっくり、焦らず英語を自分のものとして行きましょう!
スラマイでは、
問題も決して簡単なものではありませんが、夢中で取り組んでいる子供たちの姿は、着実に育ちつつある力の現れと、見守らせていただいています。
本当に、多くの課題によく頑張ってくれています。
PAクラスでは、
5年生にとっては非常に難しい課題が続いたかと思いますが、本当によく頑張って挑戦し続けてくれています。2年間かかって理解するように作られているECCのカリキュラムでは、各レベル偶数年で成果がグンと現れてきますので、ここはやはりグッと我慢しながら学習する子が伸びていきます。
私自身、それぞれの子供さんの特徴をアンテナを高く上げて見守り、それぞれがしっかり次の学びにつなげられるようにと思って授業に臨んでいます。
6年生では、中学1,2年生の学習事項を習得しつつあります。やはり、繰り返しによる学習定着が大きいことを思わされます。
真面目に挑戦できる良い素質のお子さんが揃っているクラスなので、益々の成長を支援しています。
英語は、ある程度学習が進んだこのくらいから、「音読!」が非常に効果的です。「好きなお話を選んで読んで聞かせてね♪」と、是非、Reading Bookを身近なところに置いてご活用下さい。
知らぬ間に英語脳が育っていることがご実感いただけると思います。
中学生英語・数学では、
学年や時期が進むごとに学習量が増え、難易度も増しています。特に、移行期間で学習内容がかなり増えています。うっかりしていると、あっという間に「分かったグループ」が、手の届かないところに行ってしまった…という事がありますので、着実に力を積んでおいてほしいところです。
子供たちの学習時間を尋ねたことがありましたが、あまりにも少ない学習時間に愕然とし、何か手立てがないものかと考え、土曜日、日曜日の授業のない時間帯を空けて子供たちを迎え入れましたところ、毎回大盛況でした。
子供達と話していると、「家では誘惑も多く集中しにくいので、教室で学習できるチャンスは是非これからも作ってほしい!」と言います。
このことから、子供たちは、誰もが十分なやる気を持っている事がわかります。
学習に向かうためには、意欲を大きく育て「環境やその子に合った課題」が非常に大切です。
ECC教材は全国ネットですので、子供たちの実力が今どのくらいの位置にあり何が欠けているのか、何が良い点なのか?という事がつぶさに見えてきます。
いわゆる大手の塾の先生たちは、ECC教材の優れていることに深く理解している先生も多く、心ある教育熱に溢れた先生では「英語はECCで学ばれることをお勧めします!」と、言われると聞きます。
手前味噌ですが、やはり英語教育のメソッドでは、ECCの右に出るものはないと思います。
勿論、英語は所詮「思いや考えを伝える道具」に過ぎませんから、同時に「国語・数学・理科・社会」の力を付けて初めてその習得の意味があります。
母語で考えがないものを、英語では絶対に話すことはできません。
私が、小さい時から様々なお子さんの様子に寄り添わせていただいているのは、このような訳があるからです。
さて、多くの人が認める「優れた英語学習法」ですが、これも教材やリスニング、音読などの宿題を完全に生かしきっている場合・・・と私には思えます。小学校の時にはあんなに真面目にやっていた宿題が、ぞんざいになり始めると、新しく学習する内容は勿論、前に身についていたことすらすっかり忘れてしまう・・という現象が起こってしまいます。これは、「語学」という学問の特性によるものではありましょうが、覚えなければならないことを曖昧にすると、大きなツケが回ってくるという事実が歴然とある・・・と言う事でしょうか。
数学も他教科も、典型的な問題が確実にこなせるまで、徹底的に練習する必要があります。
数学は、単なる発想を培う教科ではなくて、やはり「暗記」をするという事が非常に大切な教科です。
ノートをきれいに書き、正確に書いていく習慣をつけると飛躍的に成績が伸びます。小さい時から、この習慣を是非身につけさせてあげたいものです。また同時に、気が付いた時からすぐに良い方法を取れる柔軟な頭も大切ですね。
兎に角、学習時間としては最低でも、1年生で毎日2時間、2年生で2時間半、3年生では3時間の学習を毎日効率よく行っていかなければ、この膨大な学習量と学習内容には決して対峙できません。
毎日3時間の学習時間を確保できるように頑張っていきましょう。そして、目標を立てて、それをゆっくり丁寧に消化していきましょう。
*最後までお読みいただきありがとうございました。