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「学習は何のためにするのか?」と問われた時、
子供たちは「良い仕事に付くため」「テストで良い点を取りたいから」などが多い答えとして返ってきます。
それぞれが正解なのだと思います。
しかし、私はこの仕事をずっと生業にしていて最近しみじみと感じることは、「教育は最終的に人の品格を育てることが目的なんだ」なあと思うようになってきました。
塾に集まられるお子さんたちは、親御さんの経済力や親御さんの教育感にも恵まれておられるいわゆる「環境が整ったお子さんたち」と言えるかと思います。
しかし、当然、小学1,2年生では反抗期が来て、中学生辺りになると、思春期に入りその反抗心は時に「人間を止める気なの?」とさえ思わせるような言動が続くことがあります。
しかし、その嵐の中で子供たちは抑えきれない激情に振り回されながら、自分が動きうる範囲を探しているのだと思えます。
どんなときにも共通する子供たちの本心は、「いつも人として成長し、自分らしさを輝かせたい!」と思っているという事です。
教育は、「教える側が子供たちの中にどれだけ潜り込むことができるか?」そして、「どれだけその子らしさを傍で伸ばしてあげられるか?」という事に尽きると思っています。
そして、教育をする側には、品性・人格・人間力と言った人の総合的な「品格」が問われているなあと感じています。
限られた小さな器の私ですが、ただ、ただ、祈りの中で、ありのままの子供たちをこの日も迎え、時には、「まだ子供たちすら気が付いていない可能性」に向かって進んでいます。
☆スラマイ☆
それぞれの学年の中心課題となる「計算」や「角度」について学習しています。
コロナ禍の中、webで頑張ったことが今生きてきています。やはり、「ポイントをしっかり押さえ、沢山の回数をこなす」と、力がメキメキと付いていく事が実感できる様子です。
実に、この環境で、新しい自分の力に目覚めた子供達。あながちコロナもマイナスばかりではありませんね。
「しっかり考える」姿も、かわいらしいです。
☆中1数学☆
学習の計画をきちんと立て、メキメキ力を伸ばしている子たちと、中々学習の計画が立てられずに、宿題が不十分または全然やっていないグループと真っ二つに割れてしまっています。
この差は何か?
やはり、自分が1ページでもやったことを元に、かかった時間を推測して計画を立て、しっかり宿題をこなしていける習慣の差異だと思います。
子供たちにこのことをしっかり話して帰しました。
「やるべきことをきちんとやる」と言う習慣は、人としてとても大切な習慣で、人を育てる大きな力となります。子供たちがこのことに早く気付いて、自身の力としていく事が出来るように、ご家庭でもご協力いただけるとありがたいです。
学習の目的は、ただ、目先の点を取らすことにあらず。この学習の時間を通して育てたいものは、人間力・品格であることを再度確認しながら、かかわりをお願いします。
☆JA☆
最近メキメキと集中力が高まり、力を付けている近頃の3年生の様子です。
ECCテキストでは、中学生で学習する内容も間もなく終わりとなり、2学期からは完全なる復習に入ります。
単語も覚えなければならない新しい単語の最終段階に入っています。とにかく力をつけるためには、覚えて書けるようにしなければなりません。
「きちんと学習計画を立て、やるべきことを必ずこなす」という習慣が身についている3年生は、ここから本物のびくりともしない実力をつけていくスタートラインに立ちました。
関係代名詞を使った文章は非常に大切なので、会話の中にも多く登場させ、自分の言葉としてしまうまで練習しましょう。
まっすぐに、前に進みましょう!
*最後までお読みくださりありがとうございました。