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第16回皇學館中学高等学校　小学生 英語スピーチコンテストで入賞し、メダルと賞状を授与されました。

英語は世界共通語であるが、日本語から最も言語距離が遠いゲルマン系言語だ。文法も音も話し方も表現方法も違う。全く新しい構造の言語領域を脳の中に作り上げていく作業であり、とても時間がかかり、使わなくなると急速に衰えていく。そこで強固な英語のプラットフォームをいかに築くかが学習の真髄になるが、スピーチコンテストほど強力に学習者の「英語の核」を醸成するものはない。それにもまして彼のスピーチはTED Talkを彷彿させる表現力と、聞きやすく正確な発音で、圧倒的な練習量が結実したスピーチは、見事にメダルを獲得した。

海外に行ったことは一度もない彼は幼稚園時からECCを始めて小学5年生で英検2級を取得。ヨーロッパの人達と英語で十分にコミュニケーションが取れる。アウトプットの練習をいかに充実させるかが重要だが、彼の練習量と真剣に弛みなく継続する姿勢が素晴らしい。

スピーチコンテストの入賞は履歴書の輝かしい一場面であり、自信や有能感を醸成する実績でもある。そのポジティブな気持ちがこれからの学習の原動力となり、モチベーションに大きく寄与する。コンテストは勝敗の決まる過酷な競走であり、失敗して傷つくリスクを覚悟して臨むからこそ大きな収穫がある。その壁を乗り越えた時、達成した「入賞」の大きさを心から喜べる。皆さんも勇気を出してチャレンジしよう！