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2025.6.16

CMオーディション応募の練習で見えたこと

CMオーディション応募の練習で見えたこと

ECCではCMに出られるチャンスがある!
オーディション、なんて素敵!と思っているキミ、是非来年一緒に応募しよう。

 

ECCではCMやチラシでメインタレントさんと一緒にお子さんが登場する広告を出している。そのお子さんは、子役さんではなく、全国にある教室から選ばれた実際のECC生。募集される時期に希望者は課題文を音読もしく暗誦し動画を応募に出して選考されるわけだ。

 

そして、今年応募してみたいという生徒さんと一緒に練習をしたのだが、これがまた練習指導が楽しくて、かつ、『あ、これは英語力上がるな』と思ったポイントがあったので、書く!

 

先に結論、CMオーディションの練習は
英語の読む力が向上し、英語の聞く力が育つ!

 

これは私なりの分析ではあるが、気になる方はお付き合いください笑。

 

1.  音読より暗誦で勝負!

今回の課題文は音読または暗誦で動画撮影だったのだが、生徒さんの意向もあって暗誦で進めることに。
暗誦を勧めたかった私は『よし!』と心の中でガッツポーズ。

 

何故、私が暗誦してほしかったか、単純だが
英語だけではない部分まで指導しようと思うと英語はスラスラ暗誦できる状態からのスタートが望ましい。
そして、クリアにしたい発音や細かな部分に練習時間を割くためには 必死に英語を読むことで精一杯ではなかなか超えられない壁があるから。

 

暗誦する時の努力は自分でするしかない。
けれど、自分に合った暗記/暗誦方法を早い段階で見つけておけるとかなり楽!

 

 

2.  覚えるために脳内目次を整理しよう

そして、私自身が実際に意識している方法でもあるこれ。何かボリュームがあるものを覚えようとするとき、漠然と覚えようとしてもそんなのなかなか無理。人間そんなに賢くない。(私だけ?笑)

 

そんな時は、覚えたい内容を小さなまとまりに区切って自分でタイトル付ける、その小さなまとまり毎に話を整理できれば話しやすいし、相手もわかりやすい。

 

自己紹介を例に。
①私は誰:名前、出身
②住んでいるところ
③家族について
④好きなもの
⑤頑張りたいこと
単に自己紹介をしてくださいと言われるよりもずっと話しやすい。
そして、小さなまとまりがいくつあるのか、5つ話すとか、『数』から内容を記憶の表に出すこともひとつ。

 

今回の課題文も大まかに2つに割って話の内容に何となく流れがあることを意識するように促して、2週にわたって暗記をしてもらった。

 

自分にとって大きすぎるものも、小さくなればちょっとやる気も増えるし、スモールステップで進められる。

 

結果的に、物事を「小さく分解して理解する力」をつけることは全体を把握する力にもなる。
だって、全体が分からないと細分化はできない。

 

 

3.  「間」と「リズム」を意識して英語のまとまりを認識する

 

では次に何をするか。英語は机上で学んでいる時にはそう感じないが、英語は言語であって、生モノ。
伝えたい事象について表現の方法は何通りもあるということなのだ。
なので、決まり文句でなければ話者がどう伝えたいかによって使う動詞やその時のイントネーション、アクセントは微妙に変わるということ。
日本語でもそうだ。

 

そうすると、今回は生徒さん自身の話ではないので音源を完コピすることが一番の早道なのでは?と考え自宅での練習はCDを完コピするように、と伝えた。

 

そこで、何を完コピすればいいのか。
彼に指導した内容は「間」と「リズム」。

 

日本語もどこで区切るかによって意味が変わることがある。英語も「間」をもっているからそこに敏感になること。

そして、リズム。文字で書き起こすと、過去形のedや複数形の語尾なんかはきちんと存在しているが、いざ口語になると、ん?どこにいる?聞こえない、となる。

聞こえないということは、リズムとして、音として、カウントされていないので弱形。

実際に音にした時にどんなリズムになっているのか、音を聞きながら、文章を指でなぞりながら単語を追って、きちんと頭の中の文と音を一致させる作業が必要なのだ。

 

その作業が一通り落ち着くと、ふと意味が取りやすくなる、不思議。

 

 

4.  音源の完コピで英語の独特なイントネーションのセンスを磨く

そうして、間とリズムが整ってきたらイントネーションに視点は移る。
イントネーション、つまり音の高低差。

 

そうそう、実際におとなの英会話でもイントネーションの練習に使っているのが平井堅さんのあの「手」、結構効き目ありました(拍手)
平井堅さんありがとう。

 

英語の高低差は日本語とは違い、音の上がり下がりを瞬時に決定できるデータベースなんて私たち日本人には備わっていない。
なので、音源を徹底的に真似して、高低差のサンプルをたくさん自分に貯めるしかないのだ。それが英語らしいイントネーションを自分から作り出すセンスの根源だ。

 

嬉しいことに、彼はスーパーラーニングの多読をとても読んでいる生徒さんだったので、イントネーションをコピーする力も、間違っていれば修正する力もあった。あとはただひたすら繰り返し正しい音を真似て定着するのみ。

 

ということで、スーパーラーニングを受講している生徒さんも、今後受講を考えている生徒さんも、レギュラーコースの生徒さんもたくさんCDを聞いて、たくさん自分で発音して(可能なら録音して比較して)自分のイントネーションを英語のイントネーションに寄せていってほしい。
※スーパーラーニングとはレギュラーコース在籍生が併行受講できる40分の多読大量筆写のクラス。

 

 

5.  自主練ができるか、否か

そして、最後はこれに尽きる。
自分で積極的に練習ができるかどうか。

結局のところ、私が何と言おうと1回の練習で使えるのは15分くらいだ。その日のアドバイスを次回までに消化できていなければ次のアドバイスはできない。

 

これは通常のレッスンでも一緒。
自宅で予習と復習が出来ていれば自ずとレッスンはスムーズに進む。ということは、時間に余裕ができるので+αのことが伝えられるわけだ。それを毎月、毎年、重ねれば同じレベルのクラスとは言え、差は出る。

 

週1回60分教室に来るのは英語を学ぶヒントをもらいに来ているに過ぎないので、どうぞ家庭学習の時間を大事にしてほしい。

 

もちろん、教室での60分が楽しくなるように全力を尽くすが、予習が不十分でレッスンに着いていけず、集中力が落ちたり、違うことをしているようでは楽しくならないはずである。

 

ということで、最後は少し脱線したが、今回の生徒さんのオーディションに出たい!という気持ちに乗っからせてもらい、私も楽しく練習ができた。

 

1次選考の結果は7月頭頃にわかるということなので生徒さんと楽しみに待つことにしよう。
そして、今後も機会を捉えてたくさん英語を発表する場にチャレンジしてもらいたいと思う!

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