時間との戦い
ECCのシステムをあまりご存知でない方のためにも少し説明を。
ECCでは基本的に1つのレベルを2年かけて完成させます。(1年目導入・2年目定着)
つまり、年中さんからスタートすると小学6年生終了までに4段階のレベルを上がっていく事になります。
ECCの講師として手前味噌で恐縮ですが、教材は本当に良くできていて、聞く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく、かつ効率よく学習できるように作り込まれています。
この4段階を毎年、毎月、毎週、毎日積み上げれば必ず英語が得意になります!
(もちろん、伝道師である私たち講師の力量も必須なので日々良いレッスンのために試行錯誤です)
人間は忘れる生き物だとよく言いますが、それを加味して重要な箇所は何度もなんども、何度もなんども繰り返し出てきます。同じレベルを2年かけて学習するのもこの忘却を加味されているからです。基礎をきちんと丁寧に熟す事が後々の英語力飛躍には欠かせないことなのです。
さて、今日のタイトル『時間との戦い』に移ります。何が戦いかと言うと、年中さんと小学6年生までレギュラーのレッスン時間は60分と変わりません。
同じ60分でも難易度は全く異なりますから、要はひとつのコーナーにかけられる時間が少ない、作業(ライティング練習など)を短時間で仕上げる、もしくは自学で消化する時間が自然と増えると言う事です。レッスン中に終わらなければ自宅での時間が削られるわけですから必死ですね笑。
で、この必死になったら終わる(≒達成できる)くらいが実は学習にはちょうど良いわけです。
分からないが多いよりも、〈分かるけど、ちょっとわからない〉くらいが心理的にも、脳の学習機能的にも◎。達成感も味わえたり、頑張れば乗り越えられる程度の高さの壁は、やり甲斐として感じられると言うわけです。
ただ、《ちょっと分からないくらい》を繰り返すには負荷が少ない分、時間をかける必要があります。
時間を掛けなくては染み込むレベルまで達成されないことが明らかであるから、幼児から英語をスタートできるといいと言われるのはその為です。
個人的には、生活英語から学べることが幼児から始めるお勧めポイントです。大人では触れないだろうお歌あそびや身の回りの小さな事にたくさん触れているんですよね。実は。
ということで、小さいお子さんが毎日、日本語を使って上手になるのと同じく、英語もまた毎日、使って間違いを恐れずにたくさん繰り返し、自分のモノにしていってほしいなと思います!
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