この日は、英検®4級レベルのリスニングと長文読解に取り組みました。
リスニング問題は余裕の表情でスラスラと正解!聞く力がしっかり育っているのを感じます。
一方、長文読解では少しミスも。
「答えの根拠になる文章を探してみよう。長文読解は必ず答えが書いてあります!」そう伝えると、集中してもう一度本文を読み直す姿が見られました。
近頃は、わからない単語のつづりや表現を講師が手助けするのではなく、クラスの仲間同士で教え合うようにしてもらっています。
「先生、Marchってどう書くんやったっけ?」(Sちゃん)
「S君、Can you write it?」(講師)
「March? 書けるで!え、こんなんも書けないんですか?うふふ」(S君)
「すいませんねぇ!」(Sちゃん)
こんなやりとりをしながら、楽しんでレッスンしてます(^_-)
中学年クラスでは、1枚のイラストを使って「自由に発話する練習」を行いました。自分の知っている英語でとにかく伝えてみます!
実際の会話の場面でも、「英語でどう言えばいいんだろう?」と迷うことはありますよね。そんな時、完璧な文法や難しい単語は必要ありません。
自分の知っている単語や表現を組み合わせて、まずは“伝える”ことが一番大切です。
授業では、みんな
「あー、何ていうんやっけ?」「日本語ならわかるのに!」
「This 、、bread is soft.」
「えっと、複数だから、、These rice crackers are hard. 」
色々と考えながら、一生懸命に言葉を紡いでいました。わからないところは講師がさりげなくサポートし、最後まで全員が発話することができました。
少しずつ「言えた!」という成功体験を積み重ねることで、英語で表現する力がぐんぐん伸びていきます。
先日のレッスンでは、Hくんが三単現のSについて、みんなに説明してくれました。
「そういうことやったんや!」「あー、なるほど」
と、仲間たちからも納得の声が!
誰かに教えることで、自分の理解をより深く定着させることができます。みんなの「わかった!」の声はH君もとても嬉しかったことと思います♬
英作文では、子どもたち自身に書いてもらっています。間違いがあっても、どこが間違いかは講師は言いません。
“There is a mistake. Can you find it?”
「この文章は間違いがあるよ。どこかな?」
とヒントを出し、正しい文を考えるのは子どもたち自身。これまで一緒に学んできた仲間だから、間違いがあっても平気。仲間と一緒に考え、学び合う時間こそが力になる。
少人数制だからこそできる「一緒に学ぶ」「一緒に気づく」学びのサイクル。
これからも、「教える」のではなく子ども達自ら考え、学ぶ場所でありたいと思います。