英語を習っていると、
つい周りの子と比べてしまうことがあります。
・あの子はすぐ話せている
・発音もきれい
・うちの子は、まだ静かで…
そんな場面を見ると、
「向いていないのかな?」
と不安になるのは、自然なことです。
でも、英語指導の現場で長く子どもたちを見ていると、
ひとつ、はっきり分かることがあります。
英語が伸びるのは、
「最初からできる子」より
「続けられる子」だということ。
英語は「積み重ね」の学習
英語は、
一度できたら終わり、という学習ではありません。
・聞く
・使ってみる
・間違える
・また聞く
この繰り返しの中で、
少しずつ力が積み上がっていきます。
だからこそ、
一時的に目立つかどうかよりも、
続いているかどうかの方が、
ずっと大切になります。
「できる子」が止まってしまうこともある
最初から反応がよく、
覚えも早い子は、確かにいます。
でもその一方で、
・間違えるのが怖くなる
・周りと比べてしまう
・「できない自分」を受け入れにくい
そんな気持ちを抱え、
途中で英語から離れてしまうケースも
少なくありません。
「できること」が、
いつの間にか
プレッシャーになることもあるのです。
「続く子」は、静かに力をためている
一方で、
・反応は小さい
・ペースはゆっくり
・慎重で、様子を見ている
こうした子どもたちは、
一見すると目立ちません。
でも実は、
・よく聞いている
・意味を理解しようとしている
・頭の中で整理している
静かな時間の中で、
しっかり力をためています。
そして、ある時期に
ふっと言葉が出始める。
そんな成長を、
何度も見てきました。
英語に向いているのは、こんな子
英語に向いているのは、
目立つ子だけではありません。
・すぐ話さなくても、よく聞いている子
・間違えると恥ずかしそうにする子
・派手ではなくても、コツコツ通えている子
・できない日があっても、また戻ってこられる子
・「楽しかった」と言える子
こうした姿は、すべて
**「続く力」**の表れです。
教室で大切にしていること
だから私は、
・できた/できない で判断しない
・他の子と比べない
・昨日の自分と比べる
この視点を大切にしています。
「今どこまでできるか」より、
「ここにい続けられているか」。
それが、
あとから伸びる力につながると
信じているからです。
最後に
英語は、短距離走ではなく、
長いマラソンのような学習です。
今は静かでも、
今は目立たなくても、
続いているなら大丈夫。
「できる子」より、
「続く子」が、英語は伸びます。
もし今、
周りと比べて不安になっていたら、
この言葉を、
そっと思い出してもらえたら嬉しいです。
「話さない=身についていない?」よくある誤解を、やさしく解きます
英語のレッスンを見ていて、
ふと、こんなことを思ったことはありませんか?
・他の子は答えているのに
・うちの子だけ、静か
・ちゃんと分かっているのかな…?
実はこのご相談、
とても多くいただきます。
今日は
「話さない=身についていない?」
という、よくある誤解について
少しゆっくりお話しします。
話さない=できていない、ではありません
まず、いちばんお伝えしたいこと。
話さない=英語が身についていない
ではありません。
むしろ、
よく聞いている子ほど
静かなこともあります。
英語は、
思いついた瞬間に
口から出てくるものではありません。
英語が育つ順番
英語は、こんな順番で育ちます。
1. 聞く
2. 理解する
3. ためる
4. ある日、ふっと話す
話さない時期は、
何もしていない時間ではなく、
しっかり「ためている時間」。
外からは見えなくても、
中では確実に動いています。
声が小さい子ほど、慎重なだけ
特に、
・まじめな子
・慎重な子
・様子を見てから動く子
こうしたタイプの子は、
「間違えたくない」
「ちゃんと分かってから言いたい」
という気持ちが強く、
話し始めるまでに
少し時間がかかることがあります。
でもそれは、
性格であって、能力ではありません。
静かな時間に育っているもの
話していない間にも、
子どもたちはたくさんのことを吸収しています。
・英語の音
・リズム
・意味のまとまり
・場の雰囲気
聞いているだけのように見えて、
実はとても忙しい時間なのです。
だから、教室では無理に話させません
当教室では、
・無理に話させない
・他の子と比べない
・「聞いている姿」も成長として認める
この3つを大切にしています。
話すことより先に、
安心して英語に触れられる空気を!
声が小さい今も、
大切な成長の途中。
不安になったとき、
また読み返せるように
保存しておいてくださいね。
英語、家で何をすればいい?
実は「やらなくていいこと」があります
英語を始めると、
つい頑張りたくなるのが親心。
・家でも英語を話させた方がいいのかな
・発音、直した方がいい?
・このままで本当に身についているの?
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
実は、英語学習で
**「やらなくていいこと」**は、思っているよりたくさんあります。
今日はその中から、
保護者の方によくお伝えしている
3つのことをまとめました。
① 家で無理に話させなくていい
「レッスンで習ったんだから、家でも話してみよう」
そう声をかけたくなる気持ち、
とてもよく分かります。
でも、言葉は
安心できる場所でこそ、自然に出てくるもの。
英語は
「聞く → ためる → 話す」
という順番で育ちます。
話さない時期は、
頭の中で英語をしっかりためている大切な時間。
今はまだ
“準備中”なだけかもしれません。
② 発音を直さなくていい
「それ、発音ちょっと違うよ」
大人にとっては
親切のつもりの一言でも、
子どもにとっては
「間違えたら言わない方がいい」に
変わってしまうことがあります。
発音のズレも、
言い間違いも、
全部「使ってみた証」。
正しさよりも先に、
「声を出しても大丈夫」という安心感が
何より大切です。
③ すぐに成果を求めなくていい
英語は、
すぐに結果が見える学習ではありません。
でも実は、
見えない時期にこそ、土台が育っています。
・音を聞き分ける力
・英語のリズム
・分からなくても聞こうとする姿勢
これらはテストには出ませんが、
あとから必ず効いてきます。
その代わり、教室で大切にしていること
家で頑張らせなくても大丈夫なように、
教室ではこんなことを大切にしています。
・間違えても大丈夫
・話そうとした一歩を認める
・安心して挑戦できる空気
「できる子」よりも
**「続く子」**が伸びる。
そのための環境づくりが、
私たちの役割だと思っています。
最後に
英語は、
家庭でがんばらせるものではなく、
安心して任せるもの。
もし今、
「これでいいのかな」と
少し不安になっていたら、
今日の内容が
ほんの少しでも
心を軽くするきっかけになれば嬉しいです。