「話さない=身についていない?」よくある誤解を、やさしく解きます
英語のレッスンを見ていて、
ふと、こんなことを思ったことはありませんか?
・他の子は答えているのに
・うちの子だけ、静か
・ちゃんと分かっているのかな…?
実はこのご相談、
とても多くいただきます。
今日は
「話さない=身についていない?」
という、よくある誤解について
少しゆっくりお話しします。
話さない=できていない、ではありません
まず、いちばんお伝えしたいこと。
話さない=英語が身についていない
ではありません。
むしろ、
よく聞いている子ほど
静かなこともあります。
英語は、
思いついた瞬間に
口から出てくるものではありません。
英語が育つ順番
英語は、こんな順番で育ちます。
1. 聞く
2. 理解する
3. ためる
4. ある日、ふっと話す
話さない時期は、
何もしていない時間ではなく、
しっかり「ためている時間」。
外からは見えなくても、
中では確実に動いています。
声が小さい子ほど、慎重なだけ
特に、
・まじめな子
・慎重な子
・様子を見てから動く子
こうしたタイプの子は、
「間違えたくない」
「ちゃんと分かってから言いたい」
という気持ちが強く、
話し始めるまでに
少し時間がかかることがあります。
でもそれは、
性格であって、能力ではありません。
静かな時間に育っているもの
話していない間にも、
子どもたちはたくさんのことを吸収しています。
・英語の音
・リズム
・意味のまとまり
・場の雰囲気
聞いているだけのように見えて、
実はとても忙しい時間なのです。
だから、教室では無理に話させません
当教室では、
・無理に話させない
・他の子と比べない
・「聞いている姿」も成長として認める
この3つを大切にしています。
話すことより先に、
安心して英語に触れられる空気を!
声が小さい今も、
大切な成長の途中。
不安になったとき、
また読み返せるように
保存しておいてくださいね。
英語、家で何をすればいい?
実は「やらなくていいこと」があります
英語を始めると、
つい頑張りたくなるのが親心。
・家でも英語を話させた方がいいのかな
・発音、直した方がいい?
・このままで本当に身についているの?
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
実は、英語学習で
**「やらなくていいこと」**は、思っているよりたくさんあります。
今日はその中から、
保護者の方によくお伝えしている
3つのことをまとめました。
① 家で無理に話させなくていい
「レッスンで習ったんだから、家でも話してみよう」
そう声をかけたくなる気持ち、
とてもよく分かります。
でも、言葉は
安心できる場所でこそ、自然に出てくるもの。
英語は
「聞く → ためる → 話す」
という順番で育ちます。
話さない時期は、
頭の中で英語をしっかりためている大切な時間。
今はまだ
“準備中”なだけかもしれません。
② 発音を直さなくていい
「それ、発音ちょっと違うよ」
大人にとっては
親切のつもりの一言でも、
子どもにとっては
「間違えたら言わない方がいい」に
変わってしまうことがあります。
発音のズレも、
言い間違いも、
全部「使ってみた証」。
正しさよりも先に、
「声を出しても大丈夫」という安心感が
何より大切です。
③ すぐに成果を求めなくていい
英語は、
すぐに結果が見える学習ではありません。
でも実は、
見えない時期にこそ、土台が育っています。
・音を聞き分ける力
・英語のリズム
・分からなくても聞こうとする姿勢
これらはテストには出ませんが、
あとから必ず効いてきます。
その代わり、教室で大切にしていること
家で頑張らせなくても大丈夫なように、
教室ではこんなことを大切にしています。
・間違えても大丈夫
・話そうとした一歩を認める
・安心して挑戦できる空気
「できる子」よりも
**「続く子」**が伸びる。
そのための環境づくりが、
私たちの役割だと思っています。
最後に
英語は、
家庭でがんばらせるものではなく、
安心して任せるもの。
もし今、
「これでいいのかな」と
少し不安になっていたら、
今日の内容が
ほんの少しでも
心を軽くするきっかけになれば嬉しいです。
英検®が終わったあと、
保護者ができる一番大切な関わり方
英検®が終わると、
「できたかな」
「結果はどうだろう」
と、つい気になりますよね。
でも実は、
試験が終わった直後の関わり方が、
次の学びに大きく影響します。
試験直後の子どもの状態
・緊張が解けて疲れている
・できなかった問題が頭に残っている
・気持ちをどう整理していいかわからない
そんなときに必要なのは、
評価よりも 安心 です。
まずかけてほしい言葉
「おつかれさま」
「よく頑張ったね」
それだけで、
子どもの心は落ち着きます。
合格でも、不合格でも
英検®は
「できた・できなかった」で終わるものではありません。
・合格 → 自信を次へ
・不合格 → 伸びしろを見つける
どちらも、
次につながる大切な経験です。
英語学習は
「できた → 自信 → 次もやってみよう」
この積み重ね。
英検®は、
その循環を作るための一つのきっかけです。