本を読もう!昔から言われている事ですが、私も生徒さんたちに勧めています。教室には私と私の娘たちが読んできた本が300冊以上あり、ここから好きな本を借りてもらっています。
いつも本を借りていく子供たちに、本を読んでいるときはどんな気持ちになっているのかを聞いてみました。「透明人間になって物語の展開を眺めている感じ」であったり、「空の上を飛びながら見下ろしている感じ」と言っていました。十五少年漂流記が大好きな生徒は「勝手に16少年漂流記にして自分も登場させている」と面白いことを言ってくれました。そして皆が口をそろえて言っていたのは、あっという間に読み終わってしまうという事でした。
私も同じだよ!と嬉しく思いました。
本を読むのが好きでないという子供たちには、どうして好きじゃないのかな?と聞いてみました。絵がないと何が起こっているのか分からない、1ページ目で眠くなっちゃう・・・
それも良く分かります。私も面白くないな、と思う本はそんな感じです。
しかし、もし共感して読める本が一冊でも見つかったら、その子の世界は変わるかもしれないな、と思いながら今もすこしずつ新しい本を本棚に加えています。
久しぶりの投稿になりますが、当教室は密を避けて教室にてレッスンを続けてきまして、今は2週間の夏休み期間に入っています。
毎年この時期は個別懇談会を実施していたのですが、おかげさまで生徒数が増えました事と、この状況を踏まえて、クラス毎にzoomにて懇談会を実施する事にしました。
zoomを使ったことがない保護者の方にとっては技術的な面で学ぶことがあったと思いますが、それ以外にも、このコロナ禍の中でクラスの他のお友達や保護者の方がどのようにして家庭学習を続けてこられたのか等、意見を交わす良い機会になりました。
中3生にとっては、受験がどうなるのか、英検®が思うように受検出来ない今、中1、2年生は何を目標にしていったら良いのか等不安要素が多い今日この頃ですが、ECCの宿題を真面目にこつこつと取り組む事、これに勝る対策はないと思っています。
小学校に続き中学校も来年度は教科書が改訂になりますが、ECCの教材は、国が掲げる新しい教育目標をクリアし、その先まで見据えて作られています。この教材を最大限に活かして生徒さん達に伝える事が出来るよう、この夏休みの間いろいろな動画や資料を観たりして研鑽を積みたいと思っています。
嬉しい事がありました。
中3生、今年になって塾に通うという事で5月に退会していた生徒がいましたが、今回英検®準2級の一次試験に合格したという連絡が入りました。そしてまたECCに復学したいと言ってくれました。
先輩ホームティーチャーに教わり、退学していく生徒には図書カードを贈っています。本を読むきっかけになってくれればという思いでですが、そうやって退学していった子供が戻ってくる事も実はよくあります。
高校に入学したので一旦退学したけど英検®2級を取りたいと英検®対策コースに入学してきた生徒もいます。
毎年お別れは少しずつありますが、私はずっとここにいるので、いつでも戻ってきて欲しいと思っています。
そして、小4から会話コースを続けてきたその中3生ですが、英検®のリスニング問題は30問中27問正解でした(これは、本人の頑張りもですが、ずっと信じて通わせてくださっているお家の方にも感謝なのです)
新しくなる大学入試試験もリスニングやスピーキングの比重が大変に大きくなってきています。
これからもECCを通して私が伝えられる事を精一杯指導していきたいと思っています。