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教室日誌一覧

2021.2.2
カテゴリー: 教室だより

2021年2月号「共通テスト」

2021年2月号「共通テスト」

今年は124年ぶりに節分が2月2日となりました。最近は「〇〇年ぶり」というのがとても多い気がしますが、気のせいかしら??

 

今年から大学入試センター試験が「共通テスト」と様変わりしました。毎年、翌日の新聞で細かい文字と悪戦苦闘しながら、私もチャレンジしています。
まあ今年は、ウェブでも出来る!ということに初めて気づいてしまいましたが…(笑)
まず大きな変更点としては、配点が変わりましたね。
リスニング  50点 → 100点
リーディング 200点 → 100点
リスニングの配点が増えたのは、リスニングに強いECC生にはラッキーかなと思います。ただ、アメリカ英語だけでなく、イギリス英語やノン・ネイティヴの英語もありましたね。普段から常にいろいろな英語を聞いて、耳を慣らしておく必要があります。
リーディングは発音、アクセント、文法単体での設問が消え、長短の読解問題のみとなりました。難解な単語は見当たりませんでしたが、「次の中で、本文で『事実』について述べているものを選べ」(設問も全て英語です)というような問いがあり、きちんとした読解力が必要となってきていると感じました。
高校生が日頃からどのように、またどのくらい英語を勉強しているかが大切です。学校の課題(予習・復習を含めて)を欠かさずやることはもちろんですが、普段からまとまった英文をたくさん読むように訓練していかないと、「時間内に読み終わらない」という恐ろしいパターンになります。サイドリーダーなどは、精読の前にまずは一通り全部読むようにしたり、英文解釈の問題集などをコツコツ読んでいくことをお薦めします。
さらに、普段からたくさんの英語を聞いていないと、何言ってるかわからないまま、気づくとリスニングが終わっているという最悪のケースになってしまいます。英語学習は筋トレと一緒です。「聞く・読む・書く・話す」はぜひ毎日やりましょう!

 

毎日コツコツ。

 

これほど「言うは易く行うは難し」はありませんよね。私も子どもたちに言いながら、自分でも大変だなと実感しております。ただ完璧である必要はないと思います。毎日やろうと立ち向かっていくこと、その気持ちを忘れずに日々精進していきましょう。

 

さあ、今日も頑張ろう!

2021.1.6
カテゴリー: 教室だより

2021年1月号「なぜ学ぶのか」

2021年1月号「なぜ学ぶのか」

あけましておめでとうございます。

 

コロナ禍での年末年始、いかがお過ごしでしたか。時節柄、人の往来と会食の増加のためか、感染者数が一気に増え、脅威を感じる日々です。皆さまもくれぐれもお気をつけて、安心・安全にお過ごしになられますよう、心より願います。

 

さて、新しい年の始まりですので、今回は「なぜ学ぶか」について考えてみたいと思います。お父さんやお母さんは、お子さんから「なんで勉強なんてしなくちゃいけないの?」とか「数学や物理を学んで、それが将来何の役に立つの?」などと問われたことはありませんか。それに対してどのようにお答えになっていますか。

 

学問の目的について、福澤諭吉は『学問のすすめ』の中で大きく二つに分けて述べています。第一の目的として「自己の知識や見聞の範囲を広くして、それによって物事の道理を正しく判断する力を養い、人間たる者の使命を自覚すること」を挙げています。独立自尊の精神を掲げる福澤にとって大切なのは、人間は個人として独立して生きていくために必要な力、すなわち物事の判断力を身に付けていくことが必要である、ということです。インターネットやSNSの普及により、大量の情報が飛び交う世の中において、何が正しいか、何が大切かを見極める力は今後ますます必要になってきます。そのためには多くのことを学び、正しい知識を得なければならないため勉強することが大事、と言えます。

 

学問の第二の目的は、「人はただ一身一家の衣食を得ることで満足すべきではない。人の天性にはもっと高等な使命があるから、社会の一員となり、その一員として公共のために尽くさねばならぬ。」と福澤は言っています。つまり、自分ひとりがよければいいのではなく、社会の一員として、社会に対する義務を果たさなければならない、ということです。これは社会に出る前の学生の皆さんにはまだ関係ないことだと思われるかもしれませんが、学校という小さな社会の中にいて、学校をよくするために自分が出来ることをする、他者に対して思いやりを持つ、みんなと力を合わせてなにかを成し遂げる、といった社会性や協調性を養うことは小学生であっても重要なことです。これらを学んでいくことも学問の側面である思います。

 

私自身は、子どもたちに「なんで勉強なんてしなくちゃいけないの?」と聞かれたら、「善く生きるためだよ」と答えています。福澤が言うように、物事の判断力を身に付けていけば、人間として自分のためにも、人のためにも善く生きられるはずです。そのためには、コミュニケーションの道具としての国語や英語、世の中の仕組みを知るための社会、自然や科学の知識を得るための理科、物事の道理や筋道を立てて考えることを学ぶ数学、これら全てが重要でないはずがありません。これら全ての科目が「人」として生きていくために学ぶ「ひとつの学問」であると思います。それと同時に、学問の本質とは「知る喜び」にあり、なにか新しいことを知ることは本当に楽しいことです。それを子どもたちに伝えてあげられるような授業をこれからもしていきたいと思います。

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

*参考文献:福澤諭吉『現代語訳 学問のすすめ』(伊藤正雄訳)岩波書店、2013年

2020.12.2
カテゴリー: 教室だより

2020年12月号(General)

2020年12月号(General)

教室のあちこちにある「66」って何?

 

すでに当たり前のようにそこにあるものだから、敢えて誰も尋ねなかったけど、ふと生徒さんに聞かれて「あ、説明していなかったっけ?」ということに気づきました。

 

今から13年前(ひゃー、もうそんなに経つのかー!)、娘と2人でアメリカ・オクラホマ州からカリフォルニア州まで、「ルート66」を車で走ってきました。

 

「ルート66」はシカゴからロサンゼルスまでの全長2,448マイル(約3,900km)、1930年代の大恐慌時代に多くの中西部に住む人々が、カリフォルニアに夢と希望を追い求めて移住をするときに使われた「母なる道(Mother Road)」と呼ばれる道です。

 

日本では同名のテレビドラマでも有名ですが、ジョン・スタインベックの小説『怒りのぶどう』の舞台であり、ディズニー映画『カーズ』でもおなじみです。

 

その「ルート66」の約2,500kmくらいを走ってきた記念が教室のあちこちにあるのでした。

 

写真で少々ご紹介しますね。

 

出来れば今度は走破したいと願っております。死ぬまでに叶うといいな~。

どこまでも真っ直ぐな道。この先には何があるんだろう…。どんなに走ってもひたすら続いています。

L2(高校生クラス)のテキストに登場するキャデラック・ランチ。
10台のキャデラックが並んで頭が地面に突き刺さっている芸術作品。

ルート66中間地点。テキサス州にあります。

映画『カーズ』にも登場したこの建物はなんでしょう。ホテルです!泊まってみたい。

アリゾナのこの峠道を抜けると、その先がようやく美しいカリフォルニア州。