小学生中学年クラスでは、「音はどれくらいの速さで伝わるのか」について楽しく学び、考えました。
まず始めに
「A bullet train travels 83meters per second.」
新幹線は1秒で約83メートル進むらしい、と伝えると
「そんなに速いの!?」
と、目を丸くして驚いていました。その後は本題「音はどれくらい速く伝わるのか」「どんなものの中を通ると速くなるのか」をテーマにThink and Talk!
登場したのは、水・氷・木・ゴム・鉄・金属などの素材。
「ゴムはやわらかいから遅そう?」「金属って固いから速いかも?」など、子どもたちは自分の考えを出し合いながら、音の伝わり方について意見交換しました。
考えるポイントは、
空気より水の方が音は速く伝わる
金属のように密な物質ではもっと速く伝わる
ということ。
テキストの知識だけでなく、「なぜ?」「本当に?」と考える力がぐんと育つ時間となりました。
ECCでは年少さんから高校生まで、英語でこのような理科的な知識や福祉、環境問題、社会問題など様々な事柄を楽しく学んでいます♫
中学2年生クラスでは、「速く・正確に読む」ためのトレーニングを実施中です!
英語を読むときにやってしまいがちなのが、返り読み(文章の後ろまで読んでから、前に戻って意味を取ること)。これではどうしても読むスピードが遅くなってしまいます。
そこで、スラッシュリーディングという読み方を練習中です。文章にスラッシュ( / )を入れて、前から順に理解していくことで、自然な英語の語順に慣れていきます。ECCを始めてもうすぐ2年目になるMちゃんも、前から読むクセがついてきました。
また、「品詞」や「文の要素」を意識しながら読むことも大切にしています。
主語はどこかな?
動詞は?
助動詞や否定語、時制に注意して読めているかな?
そんなふうに、文の中の「役割」を意識しながら読むことで、「なんとなく読んでいる」状態から一歩前へ。文章を速く、正確に読めるようになります。
英語の構造が見えるようになると、読み方もどんどん変わっていきます!英文を速く・正確に読む力は、高校英語や英検、定期テストでも大きな武器になります。
中2のこの時期だからこそ、ただ訳すだけではない「読み方のコツ」をしっかり身につけていきたいですね。
中学3年生クラスでは、英語でのスピーキング練習として、こんな問いに挑戦しました:
“You were a scientist. What would you invent to make people’s lives better?”
(あなたは科学者です。人々の生活をより良くするために、どんな発明をしたいですか?)
生徒は、それぞれのアイデアを考え、英語で発表する練習をしました。この活動のポイントは、「意見+理由(opinion + reason)」のセットで話すこと。
英語では、自分の考えを伝えるときになぜそう思うのかを説明することがとても大切です。理由を聞かれて「なんとなく」とか日本人にありがちな「どっちでも良い」は通用しません。これは英検Ⓡの面接にも直結する、大事なスキルです。
中学生クラスでは、英語で「考えを伝える力」を育てることに重きを置いています。
ただ文法や単語を覚えるだけでなく、自分の言葉で話す力を少しずつ積み重ねていくことで、英語が「使える言語」になっていきます。
今後も実践的な活動を通して、「使える英語力」を育てていきます!