みんなで話すから、英語が育つ ― グループロールプレイングの力 ―
グループで行うロールプレイングが育ててくれるもの
ECCジュニア琴似駅前教室の3・4年生クラス(すでに英語を学んでいる生徒さんのクラス)は、現在9名でレッスンを行っています。
ECCジュニアは集団レッスンです。
人数が少なくなればなるほど、
一人ひとりが英語を話す時間は自然と増えていきます。
9名という人数は、ジュニアクラスとしては少し多め。
そこでこのクラスでは、グループに分かれてのロールプレイングを取り入れています。
3年生と4年生の人数や様子を見ながら、学年のバランスにも配慮してグループ分けをしています。
グループ別ロールプレイングをして、よかったこと
実際に続けてみて、
「これは本当にやってよかったな」と感じることが、たくさんあります。
① 受け身だった子が、どんどん能動的に
まず大きな変化は、
生徒さんたちが“待つ側”ではなくなったことです。
「こういう役割分けはどう?」
「ここはこう言ったほうがいいんじゃない?」
ロールプレイングの内容や進め方について、子どもたちの方からアイデアが出てくるようになりました。
プリントの配布や準備も、
「やるよ」「持ってくるね」と、
自然に声をかけ合って進めてくれます。
英語を使うことだけでなく、場を動かす力が育ってきているのを感じます。
② 笑顔が増え、教室に活気が生まれる
もうひとつ、はっきりと感じるのが、教室の空気が明るくなったことです。
グループでの活動は、うまくいったときも、ちょっと失敗したときも、笑い合いながら進んでいきます。
その中で、生徒同士の距離がぐっと縮まり、自然と笑顔が増えていきました。
英語を話すことが
「当たり前のこと」「楽しいこと」になっていく。
その変化が、教室全体の活気につながっています。
4年生のリーダーシップに、感動しています
特にうれしいのは、4年生がきちんとリーダーシップをとってくれていることです。
自分だけが話すのではなく、
「次は○○さんね」
「みんな、話せてる?」
と、周りを見ながら進めてくれています。
うまくいかない場面でも、あきらめず、粘り強くリードしてくれる姿に、成長を感じずにはいられません。
学年をこえて、自然につながっていく姿
レッスンが始まったばかりの頃、3年生は少し緊張していたと思います。
でも今では、学年に関係なくおしゃべりをしたり、一緒に笑ったりする姿が見られるようになりました。
英語が、学年をつなぐ共通言語になっている。
そんな場面に出会えることが、何よりうれしいです。
少しだけ、専門家として思うこと
言語習得の観点から見ても、
ロールプレイングをグループで行うことには、大きな意味があります。
・聞くだけでなく、自分で言葉を選んで話す
・相手の反応を見て言い直す
・失敗しても、やり直せる
こうした経験の積み重ねが、
「使える英語」への近道になります。
一人で話す勇気がまだなくても、グループなら一歩踏み出せる。
その一歩が、次の成長につながっていきます。
英語力だけでなく、
考える力、伝える力、支え合う力。
グループでのロールプレイングは、子どもたちの中にあるたくさんの力を、やさしく引き出してくれる活動だと感じています。
今日も教室では、笑顔と英語と、ちょっとした真剣さが混ざり合いながら、子どもたちの成長が続いています。
