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2026.10.5

英検®3級の英作文、実は「英語力」だけの問題ではない?

英検®3級の英作文、実は「英語力」だけの問題ではない?

前回に引き続き、少し国語のお話です。
ただし今回は、英語と国語のつながりについて。

 

先日の英検®3級対策で英作文を指導していて、ちょっと考え込んでしまいました。

 

英単語を知らないわけではない。
基本的な英文も作れる。
質問の意味も分かっている。

 

それなのに、

 

「さて、何を書こう?」

 

というところで手が止まってしまう子が、思った以上に多かったのです。

 

これ、本当に英語力だけの問題なのかな?

 

そんなことを考えました。

 

英検®3級の英作文は、意外と難しい

 

英検®3級のライティングには、質問に対して自分の考えを書く英作文があります。難しい質問ではないのですが、準2級の作文の方が簡単と思うぐらいに書けない生徒さんが多いです。

 

たとえば、こんな質問です。

What do you drink in the morning?
朝、何を飲みますか?

※英検®3級の出題形式をイメージして、私が作った例です。

 

I drink water in the morning.

ここまでは書けます。

ところが、

 

「どうして水を飲むの?」

と聞くと、

「…………。」

ここで止まってしまうことがあります。
理由をえるところで止まってしまうことです。

 

英語じゃなくて、日本語でいいよ

そこで、

 

「英語じゃなくていいよ。日本語だったらどう答える?」

 

と聞いてみます。

それでも、

 

「うーん……」

 

となることがあります。

となると、これは英単語や英文法だけの問題ではなさそうです。

 

「私はこう思う。なぜなら……」

 

と、自分の考えを言葉にする力。

ここに国語力が関係しているのではないでしょうか。

 

実は、国の調査でも「書くこと」は課題になっています

これは私が教室で感じているだけのことでもありません。

 

文部科学省・国立教育政策研究所の「全国学力・学習状況調査」では、国語で自分の考えを文章にまとめる問題も出されています。

 

少し以前の調査ですが、とても興味深いデータがあります。

 

記述式問題を無解答にした小学6年生に、その理由を尋ねたところ、「難しくて解答できなかった」と答えた児童のうち、

 

約42%が「何を取り上げて書いたらよいのか分からなかった」

と答えています。

 

私は、この数字がとても気になります。

漢字が書けないとか、文法を知らないとか、その前に、

「何を書けばいいのか分からない」

のです。

 

英検®3級の英作文で私が感じたことと、どこか重なります。

 

私たちの子どもの頃は、もっと書いていたような?

ここからはデータではなく、私自身の実感です。

私たちが小学生だった頃は、読書感想文、作文、日記……。

「また作文かあ」と思うくらい(笑)、何かと文章を書かされた記憶があります。

 

ところが今、子どもたちを見ていると、まとまった文章を自分で考えて書く経験が、以前より少なくなっているのでは?と感じることがあります。

 

実際、転勤で東京へ引っ越されたご家庭から学校の様子を伺っても、「作文やレポートを書く機会が札幌より多いな」と感じることがあります。もちろん、学校や先生によって違いますから、一概には言えません。

 

だからこそ、家庭でも教室でも、意識して「読む・考える・書く」機会を作ることが大切なのだと思います。

 

英作文の前には「考える」がある

英作文というと、

 

「単語を覚えなくちゃ」
「文法を覚えなくちゃ」

 

と思います。

 

もちろん、それも必要です。

でも、その前に、

 

何を書く?
なぜそう思う?
どう伝える?

 

があります。

まず考えがあって、それを英語にする。

ですから、日本語で「なぜ?」に答える練習は、英語とは無関係ではありません。

むしろ、将来、自分の考えを英語で伝えるための土台になります。

 

だから、小学生のうちから「読んで、書こう」

難しい作文を毎日書く必要はありません。

まずは、本を読む。

そして、

 

「どこがおもしろかった?」
「誰が好きだった?」
「どうしてそう思ったの?」

 

と話してみる。

さらに、ときどき、それを短くてもいいから書いてみる。

 

「この本、おもしろかった。」

で終わらず、

「なぜなら……」

を一つ足してみる。

 

それだけでも立派な練習です。

英語と国語は、学校では別々の教科です。

でも、

 

読む。考える。自分の言葉にする。書く。

 

この力は、国語にも英語にもつながっています。

小学生のみなさん、本を読もう。そして、ちょっと書いてみよう。

 

「私はこう思う。だってね……」

 

その「だってね」の続きを考えられる力を、小学生のうちから大切に育ててほしいと思います。

英検®3級の英作文を指導しながら、改めてそんなことを感じました。

 

【参考】
全国学力・学習状況調査(国立教育政策研究所)
https://www.nier.go.jp/kaihatsu/zenkokugakuryoku.html?utm_source=chatgpt.com

2026.9.30

英語を学ぶと、国語力も伸びる?―「考える力」を育てる英語学習

英語を学ぶと、国語力も伸びる?―「考える力」を育てる英語学習

英語力がつくと、国語力も伸びると思っています

 

英語を教えていて、ずっと感じていることがあります。

それは、

英語力がついてくると、国語力も伸びてくる

ということです。

もちろん、英語を勉強しただけで、漢字が書けるようになるわけではありません。

でも、

「何が大事なのかを考える」
「自分の考えを整理する」
「相手に分かるように伝える」

という力は、英語でも国語でも共通しています。


英語でも「要約」をします

 

たとえば、英検®の長文問題。

ただ文章を読んで、答えを探すだけではありません。

特に上の級になってくると、要約問題がでてきます。

「この文章で、一番大事なことは何?」

と考えなければなりません。

細かい具体例を全部拾うのではなく、

「つまり、この段落では何を言っているの?」

とまとめる。

これは、まさに国語と同じです。

生徒にもよく、

「全部訳さなくていいよ。ここで一番言いたいことは何?」

と聞きます。

国語の読解力にも通じる力です。


英作文では「理由」を考えます

 

英検®の二次試験でこんな質問があるとします。

Do you think students should use tablets at school?

と聞かれたとします。

Yes.
だけでは終わりません。

「なぜ、そう思うの?」

という理由が必要です。

しかも、一つではなく、

・調べ物がしやす
・荷物が軽くなる
・動画や音声も使える

など、自分の主張を支える理由をいくつか考えます。

そして、

自分の意見 → 理由 → 具体例

という順番で文章を組み立てます。

これは英語の勉強ですが、実は、

「自分の考えを論理的に話す練習」

でもあります。


「なんとなく」では答えられない

 

英語を学んでいると、

「どうしてそう思ったの?」

「この文章のどこに書いてある?」

「一言で言うと?」

という問いに何度も出会います。

この練習を重ねると、

「なんとなく、そんな気がする」

だけではなく、

根拠を探す習慣

が少しずつついてきます。

これは国語でも、とても大切な力です。

模試や入試の国語では、

「私はこう思いました」

だけでは正解になりません。

本文を読み、

「ここにこう書いてあるから、こう考えられる」

と筋道を立てる必要があります。

英語も同じなのです。


英語は「考える教科」でもある

 

ECCジュニアのレッスンでは、英単語や文法だけを覚えているわけではありません。

聞いて、考える。
読んで、考える。
自分の意見をまとめる。
そして、英語で伝える。

この繰り返しです。

たとえば、あるテーマについて、

「あなたならどうする?」

「どうして?」

「ほかの考え方はある?」

と考えます。

こうしたやり取りをしていると、英語を勉強しながら、

ものの見方そのものが増えていく

のを感じます。


実は、日本語で考える力も使っています

 

英作文を書くとき、生徒の頭の中では、いきなり英語が完成するわけではありません。

まず、

「私はどう思うんだろう」

「理由は何だろう」

「どの順番で言えば分かりやすいかな」

と考えます。

そこには、日本語で考える力も使われています。

だから私は、

英語を深く学ぶことは、日本語で考える力を鍛えることにもつながる

と思っています。

もちろん、国語と英語は別の教科です。

でも、

要点をつかむ。
比べる。
理由を考える。
自分の意見を整理する。
相手に伝わるように話す。

この部分は、かなり重なっています。


英語を学ぶ意味は、英語が話せることだけではない

 

ECCジュニアで身につけたいのは、

「英語が分かる」

だけではありません。

私は、

考えたことを、自分の言葉で伝えられる人になってほしい

と思っています。

英語で考える。

日本語でも考える。

「なぜ?」と考える。

「つまり?」とまとめる。

「私はこう思う。なぜなら……」

と理由を添えて伝える。

そうした積み重ねが、英語力だけでなく、国語力にもつながっていく。

だから私は、
英語を学ぶことは、ことばを使って考える力を育てること

だと思っています。

ECCジュニアのレッスンでも、これからも「英語の答え」だけではなく、

「どうして?」

「あなたはどう思う?」

「今の自分にできることは何?」

を大切にしていきたいと思います。

2026.8.27

「秋から英語」は遅くない♪ 幼児さんは“楽しい!”から始めよう

「秋から英語」は遅くない♪ 幼児さんは“楽しい!”から始めよう

「英語を習わせてみたいけれど、もう新学期から半年近くたっているし……」

「途中から入って、ついていけるのかな?」

 

秋になると、幼児さんの保護者の方から、こんなご相談をいただくことがあります。

 

でも、幼児さんの英語は、秋からスタートしても大丈夫です♪

 

ECCジュニア琴似駅前教室の幼児クラスで、まず大切にしているのは、

 

英語を勉強することより、英語で遊ぶこと。

 

歌ったり、踊ったり、カードを使ったり。

先生の英語をまねして声を出したり、お友達と一緒に笑ったり。

 

「英語って、なんだか楽しい!」

そんな気持ちから始まります。

 

ですから、4月から始めていなくても、それほど心配はいりません。

 

昨年、途中から入ってきたYちゃん

 

昨年、年度の途中から入学したYちゃんも、最初はもちろん新しいお友達の中に入るところからのスタートでした。

それが今では、すっかりクラスの一員。

歌が始まると楽しそうに歌って、ダンスでは体いっぱいに動いてくれます。

そして最近では、分からないお友達がいると、Yちゃんが教えてあげていることも。

 

そんな姿を見ると、

「ああ、いつの間にかこんなに頼もしくなったんだな」

とうれしくなります。

 

途中から入ったかどうかなんて、しばらくすると本当に分からなくなってしまうものですね。

 

写真を撮ったら、こんな一枚になりました(笑)

 

そして、今回の写真。

レッスン中のひとコマなのですが……

 

楽しそうでしょう?(笑)

 

両手を思いっきり上げる子。

ピースをしてくれる子。

椅子でくつろいでいる子。

 

幼児さんですから、いつも全員がピシッと座っているわけではありません。

 

でも、それでいいと思っています。

 

笑って、動いて、声を出して。

その中で何度も英語を聞き、まねをして、少しずつ英語が身近なことばになっていきます。

 

「今日も楽しかった!」

 

幼児さんのうちは、それが次の学びにつながる大切な一歩です。

 

10月から始めても、まだ半年あります

 

考えてみれば、10月から翌年3月まででも半年あります。

 

半年あれば、英語の歌をたくさん歌えます。

たくさんの英語を聞けます。

お友達もできます。

 

そして何より、

「英語が好き!」という気持ちを育てる時間が、たっぷりあります。

 

「うちの子も楽しめるかな?」

 

そう思ったら、まずは一度、遊びに来るような気持ちで無料体験レッスンにいらしてください。

 

最初から上手にできなくて大丈夫。

人見知りでも大丈夫。

じっと座っていられるか心配でも大丈夫です。

 

ECCジュニア琴似駅前教室では、お子さまの様子を見ながら、その子のペースで英語の世界に入っていけるようにお手伝いします。

 

秋から始める、はじめての英語。

 

どんな「楽しい!」に出会えるのか、私も楽しみにしています!

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