小学生が英検®の受験、集中力を切らさないで乗り切ろう!
保護者様から、小学生が集中して英検を受験できる方法を質問いただきました。
その答えです。
1. リスニング対策(集中力が切れやすい部分)
「短い区切り練習」
5分~10分ごとに区切って練習し、「1セット集中したら終わり」と決める。普段から短時間集中を繰り返すと本番でも持続しやすいです。
「聞く姿勢のスイッチ」
問題音声が始まる直前に、背筋を伸ばす・深呼吸するなど、身体的な合図を入れると脳が「これから集中!」と切り替わります。
「聞き取りの目的意識」
「この設問では“どこを聞けばいいか”」を意識させましょう。たとえば「数字が答えだよ」「理由を言うところを聞くんだよ」と事前に頭に入れると、集中が途切れにくいです。
「視線の固定」
問題用紙の該当部分に指を置くと、集中が散りにくくなります。
2. リーディング対策
「時間を区切る」
25分経ったら、いったん鉛筆を置き、2回深呼吸してリフレッシュ。これで後半の集中力が復活しやすいです。
※目安を25分ではなくて10分でも可。集中力を切らす直前ぐらいの時間を設定
「読み飛ばし防止法」
1行ずつ指や鉛筆で追いながら読むと、雑念が入りにくくなります。
「小さなゴールを刻む」
「あと3問で休憩呼吸」「あと1ページでご褒美」など、本人なりの“チェックポイント”を持たせるのも効果的です。
3. 本番当日の工夫
■開始前のルーティン
軽いストレッチ・深呼吸・水分を一口飲む、など習慣化したルーティンで「集中モード」に入りやすくします。
■糖分補給
脳はブドウ糖で動きます。チョコやラムネを直前に少し食べると、疲れにくくなります。
■「疲れたら深呼吸」合図
集中が切れたと感じたら、1回だけ大きく息を吸って吐く。その「仕切り直し法」を教えておくと安心です。
■楽しさのイメージ
「英語の物語を聞ける」「宝探しみたいに答えを探す」という気持ちにすると、飽きにくくなります。
ポイントは「集中は続けるものではなく、切れたら戻すもの」と考えることです。
小学生なら、短い練習+仕切り直しの習慣を身につければ、50分でもしっかり戦えます。
