「教室から見える、今の高校生のがんばり ― 共通テスト英語を終えて ―」
ECCジュニア琴似駅前教室の高校生たちを見ていると、
「よくここまで頑張ってきたなぁ」と思うことがよくあります。
きっと、今の高校生みんなが、同じように走ってきたのだと思います。
私は「共通一次試験」の世代です。あの頃も平均点はだいたい6割くらいでした。
ただ、正直に言うと——
当時の英語は、今と比べるとかなりシンプルでした。
今の共通テストは、大問の数も多く、情報量も多く、リスニングは100点配分。英語そのものの「中身」がとても濃い。
そんな中で、平均点が大きく変わらない水準を保っているという事実だけでも、今の高校生の力と努力のレベルの高さがよく分かります。
まずは、共通テストを受験された生徒さん、本当にお疲れさまでした。
ここから国公立二次試験・私大入試と続きます。
でも、とりあえず今はひと息。
そして、また次の一歩へ。
残りの時間、しっかり応援しています。
2026年度(令和8年度)共通テスト英語についてちょっと感想も添えますね。
今年の英語は、全体としては
・リーディング:やや易化〜昨年並み
・リスニング:昨年並み〜やや難化
という印象が強い内容でした。
■英語リーディング
多くの予備校でも「解きやすくなった」という声が多く、設問が比較的ストレートで、情報の照合がしやすくなったと感じた受験生も多かったようです。総語数は昨年と同程度(約5,640語)。ただし、図表・イラスト・視覚情報を読み取る力は引き続き重視され、「読む英語」だけでなく「処理する英語」が求められる構成でした。
一方で、選択肢で迷いやすい設問もあり、集中力と判断力が試される場面もあったと思います。
■英語リスニング
リーディングに比べると、「やや厄介」「ひっかけが多い」と感じた人が多かったのではないでしょうか。今年も特徴的だったのが、複数話者の対話形式(4人・3人の会話)による出題。「誰が何を言ったか」を正確に聞き分ける力が問われました。また、非ネイティブ話者の英語も含まれ、多様なアクセントへの対応力も必要とされました。この形式は今後も出てくるでしょう。
序盤から、深読み・連想を誘う選択肢構成があり、「うっかりミス」を引き出しやすい設計だったとも言えます。
でも、いちばん大事なこと
分析や形式よりも、一番伝えたいのは、これです。
今の共通テスト英語は、決して簡単ではない。
それでも、ここまで積み上げてきたこと自体が、すでに価値。
点数が思った通りだった人も、
そうでなかった人も、
この試験に向けて積み重ねてきた時間は、確実に力になっています。
とはいえ、共通テストはゴールではなく、通過点。
ここからが、本当の勝負の人も多いはずです。
焦らず、比べすぎず、自分のペースで、残りの時間を大切に。
私たちは、これからも、
「点数のための英語」だけでなく、
使える英語・読む力・聞く力・考える力を
大切に育てていきたいと思っています。
受験生のみなさん、
本当にお疲れさまでした。
そして、もうひと踏ん張り。
応援しています。
