琴似・八軒・二十四軒・山の手から集まる仲間たち 教室で育った“助け合う力”
年度最後のレッスン。
ECCジュニア琴似駅前教室の教室には、いつもより少しやわらかい空気が流れていました。
年度のはじめ。
初めて顔を合わせる仲間もいて、どこか緊張していた子どもたち。
あれから1年。
今では、自然に笑い合い、声をかけ合う、そんな関係になりました。
教えあったり励ましあって、発表会もチームで取り組みました。
琴似・八軒・二十四軒・山の手など、さまざまな地域から通う生徒さんたちが、ここ琴似の教室でひとつのチームになっています。
人数分の空き袋が並ぶ。
その前で、生徒さんたちが手際よく動いています。
お菓子を、一つひとつ分けていく時間。
幼児さんや低学年では、保護者の方があらかじめ分けてくださることが多いのですが、3・4年生になると違います。
「誰が何を持ってくるか」
すでに話し合って決めているようで、ジュースを持ってくる子、お菓子を持ってくる子。
集合するやいなや、自然と役割分担が始まります。
言われたからではなく、自分たちで考えて動いている姿。
これは、日頃のグループワークの中で育ってきた力です。
この日は予定より人数が増え、お菓子分けは少し大変な状況に。
私が
「手伝おうか?」
と声をかけると、
「大丈夫。私たちでやった方が分かりやすいから」
少し生意気で、でも頼もしい一言。
実際に見ていると、私よりもずっと丁寧で正確に分けています。
同じ数になるように確認しながら、自然に声をかけ合う姿。
私はただ、その様子を見守るだけ。
それは、普段のレッスンで子どもたちのグループワークを見つめているときと同じ気持ちでした。
そんな中、
ジュースのペットボトルのふたが開かない場面がありました。
「誰か開けられる?」とボトルが回っていきます。
でも、なかなか開かない。
そこで、
「じゃあ、私が」と受け取って、くるっとひねると——
「わーお!」
教室中に歓声と拍手。
琴似の教室が、一瞬で大きな笑顔に包まれました。
レッスンの中で、私はよく
「どうしたい?」と問いかけます。
生徒さんたちは自分で考え、言葉にして、決める。
その積み重ねが、
「やらされる」から「やりたい」へと変わっていきます。
今回のこの場面も、
まさにその延長線上にあるもの。
教え合い、助け合い、自然に役割を見つけて動く。
それは、ECCジュニア琴似駅前教室での一年間のレッスンの集大成のような時間でした。
お菓子を分け合うその手の中に、確かな成長がありました。
5,6年生になると、さらに仲間意識が強くなっていきます。
これからさらにどんな成長を見せてくれるのか。
2026年度も、今からとても楽しみです。
