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教室日誌一覧

2025.3.27
カテゴリー: 教室だより

2025年3月号「2024年度終了」

2025年3月号「2024年度終了」

2024年度のレッスンが終了しました。

 

今年度は大学受験の対象となる生徒さんはおりませんでしたが、高校受験の中3生は12名全員が見事志望校に合格できました。どの生徒さんや保護者の方からも「英語で高得点が取ることができました」との言葉をいただき、大変嬉しく思います。皆さん、本当によく頑張りましたね。

(結果の詳細については「実績紹介」ページをご覧ください)

 

振り返ってみると、4月にスタートしてからあっという間の1年でした。日々のレッスンに加え、キッズ・フェスティバル、ハロウィン、クリスマスなどのイベント、またECCの児童英語検定や英検®といった試験、とメリハリをつけて学習してこれたと思います。

 

それに加え、今年は新たにレッスンの中に「英語に関する素朴な疑問」を子どもたちから寄せていただき、それに対して答えるという活動を開始いたしました。とはいえ、実施できた回数はまだまだ少ないですし、回答の内容も不十分であったかと思いますが、私自身がもっと研鑽を積み、来年度は更に回答の質と頻度を上げていかれるようにしたいと思います。

 

以下、今年度に子どもたちから寄せていただいた質問です。

 

「なんで大文字と小文字があるの?」

「数字のとなりにある-stや-thってなに?」

「ローマ字と英語はどう違うの?」

「know, often, hourはなぜ読まない文字があるの?」

「なんでgoの過去形はwentなの?」

「be動詞ってなに?」

 

昨年12月には、その活動の発端とも言うべき、英語史をお茶の間に広げていく活動を熱心に行っていらっしゃる、慶應義塾大学教授の堀田隆一先生にはるばるお越しいただき、子どもたちに直接質問にお答えいただくという、実に貴重な体験をさせていただくことができました。次年度もそのような機会が持てることを願い、先ずは日々のレッスンで子どもたちに英語に対する疑問を持ってもらえるよう、そして私もそれに応えていかれるように頑張っていきたいと思います。

 

また今年2月に入ってからは、夏休みに教室での海外語学研修を実施しようと動き始めましたが、残念ながら今年度は実現することができませんでした。また近いうちに行かれるようにしたいと考えています。


2024年度は皆勤賞であった生徒さんが19名いらっしゃいました。

子どもたちの努力も素晴らしいですが、お家の方にも送迎にご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 

また、以下2名がECCから10周年の長期学習賞を受賞されました。

 

L1クラス Lisaさん (小1〜高1)

JAクラス Daisyさん (年長〜中3)

 

お2人とも高校生クラスでさらに学習を継続されます。やはり「継続は力なり」ですね。

 

もうすぐ2025年度がスタートします。

来年度も一緒に頑張っていきましょう♪

PT (未満児・年少)クラス、最終レッスンにて。イースターのクラフト作成。

PB(年中・年長児)クラス、最終レッスンにて。お友達や先生にSee you again! のレターを作成。

JA(中3)クラス生の一部、最終レッスンにて。受験が終わって晴れやかな笑顔です。

2025.2.28
カテゴリー: 教室だより

2025年2月号「メタモン」

2025年2月号「メタモン」

日々があっという間に過ぎていきます。

 

今月は英検、公立高校入試前期試験、ECCのインタビューテスト、と試験続きでした。

 

英検®は今回も多くの生徒さんが受検されました。

なかでも目を引くのが、小2で5級小4で4級を高得点で合格されているなど、頑張っている子どもたちが多い印象です。これは中高生の皆さんも安穏としていられませんね。

 

検定試験にチャレンジすることで、英語学習のモチベーションも上がります。頑張っていきましょう。

 

前期試験を受けられた生徒さんは、全員見事に桜が咲きました。おめでとうございます*(^o^)/*

春からは高校生です。ますます勉学に励み、青春を謳歌してくださいね。そして次は後期試験を受ける皆さんの番です!最後まで気を抜かずに頑張っていきましょう。

 

ECCのインタビューテストは、1年間で学習した内容を「聴く」「話す」の点でどれだけできるようになったかをみるためのテストです。今年はイギリス人、カナダ人の先生からインタビューを受けました。

 

子どもたちは「緊張するー‼︎」と言っていましたが、全体的に非常に良くできていました。先生や採点官の方から、今年もお褒めの言葉をいただきました。

 

この調子で、「読む」「書く」ことに加え、「聴く」「話す」ことも臆せずにどんどんできるようになっていってほしいですね。

 

昨年末に教室で行った一次試験の結果と合わせた総合評価は以下の通りでした。

 

特A…95点以上.        22%

A…80〜94点.          66%

B…60〜79点.           10%

C…59点以下.              2%

全体の88%の皆さんが80点以上でした。

自分の結果と比べてみていかがでしょう。

「次はもっとがんばるぞー‼︎」

「今度こそ満点とるぞー‼︎」

という気持ちで、来年も頑張ってくださいね。

 

今年の満点賞(メダル獲得)は

PBクラス(年長児)のDinoとKahoの2名でした。

拍手〜♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 

さて、私に全く余裕がないため、いつもの「英語に関する素朴な疑問」のコーナーがあまり活発にできませんでした。しかし、今回は小5の男の子より

 

「be動詞って、なに?」

 

という、極めて素朴な疑問をいただきました。

この質問の背景は、未来形(be going to)を学習した際に、toの後にさらにbe動詞がくるときは、原形のbeを用いるところから、「何故be動詞の形がコロコロ変わるのか」に疑問を抱いたようです。

 

私がこれに対し、「be 動詞は主語や、現在・過去といった時によってam, is, areだったりwas, wereだったりと形が変わらないといけないけどtoのあとは逆に変わっちゃいけないんだ。だからbe動詞の元の形のbeを使うんだよ。」と説明したところ、

 

「そうか。メタモンと同じか!すごいな、be動詞!」

 

という反応が返ってきました。

 

「メタモン⁇」

 

メタモンがわからない私に子どもたちが教えてくれました。

 

「ポケモンだよ。メタモンは変身するんだよ。相手によって姿を変えるんだ。」

 

これには一同納得!

教科書に「be動詞=メタモン」の書き込みも笑

 

これでbe動詞がよくわかってくれたら、メタモンのおかげ。ありがとう、メタモン‼︎

2025.1.24
カテゴリー: 教室だより

2025年1月号「なんでgoの過去形はwentなの?」

2025年1月号「なんでgoの過去形はwentなの?」

↑写真は日本画家の牧野伸英氏の作品です。小中学校の同級生です!

この白蛇さんに紛争や災害のない平和な1年となることを切に願いたいと思います。

 

新しい年が始まりましたが、中3生はすでに受験に向けて猛勉強しております。幸い(?)今年は高3生がいないため、例年よりは余裕はあるかと思いますが、それでもなんだか落ち着かない毎日です。

 

今月は小学校中級クラスにて過去形が登場し、規則動詞の後に不規則動詞が出てきました。

そこですかさず、小3男子から「なんでgoの過去形はwentなの?」という質問が出ましたので、これを取り上げたいと思います。

 

いくら不規則変化とは言え、have-had, make-made, see-sawなどのように少しでも同じ文字が使われていればあまり不思議には思いませんが、go-wentは1文字も一致していませんので、当然このような質問は出てきますよね。私自身も初めて習ったときは、なんでその形?と思いました。笑

 

語源辞典によると、goには「歩く、行く、旅する」という意味がありました。古英語ではgogānと綴られ、その過去形、過去分詞は北部では現在形から造られた gaed-gegānという形をしていました。これだけ見ると、過去形は規則変化、過去分詞はやや不規則な変化のようにも見えます。

 

しかし、過去形には別語根の単語であるēode, ēodonも用いられていました。それが中英語期に yede, yode に発達し、それが15世紀になると南部から次第にwend「向かう、向ける」という別単語の過去形であるwent に取って代わられるようになりました。

 

このように語形変化の一部に、別語根の語に入り込んでしまうことを「補充法(suppletion)」と呼びます。英語ではたびたびこのような補充法が適用されており、先日の堀田先生のお話にも登場しましたが、be動詞の活用などもその例です。amやisの過去形、過去分詞がwas-wereと、まったく違う形をしているのも、別の語源の単語がすっぽりそこに入り込んでしまったためということです。

 

小学生にはここまで詳しい説明はしませんでしたが、「違う単語の過去形とくっついちゃったんだよ」という話をしたところ、ほとんどの子が「...」という感じで、感想はほとんどなし…でした。反論できなかったのかな。

 

もっと上手く説明できたらよかったのに…と、後になって考えてみました。

日本語で「行く」の過去形が「行った」でなく「行きはった」「上がった」のような関西弁が標準語の過去形になったと考えたら、わかりやすかったかも。

 

さて、今週末は英検®があります。

さらには英検®Jr. やECCのインタビューテストなど、試験が続きます。

まずは受験生の皆さん、体調を崩さずに最後まで突っ走ってください。

みんな頑張ろう!