2026年度第3回検定より、実用英語技能検定(英検®・従来型)に「英検®6級」「英検®7級」が新しく設けられることが発表されました
これまで英検®は5級からのスタートでしたが、今回の新設により、英語学習の本当に最初の一歩をもっとやさしく、ていねいに支えてくれる形になるようです。
英検®7級は、小学校中学年の学習段階に、
英検®6級は、小学校高学年から中学入門期に対応する予定とのことです
これまで
「まだ5級は早いかな…」
「もう少し自信がついてから…」
と感じていたお子さんにとって、
“ここまでできた”を形にできる級が生まれるのは大きな意味があります。
とくに、今まさに英語を楽しみながらがんばっている低学年・中学年のみなさんにとっては、
「受けてみようかな」と思える新しいチャンスが広がりますね。
ECCジュニア琴似駅前教室として大切にしたいこと
英検®の級は、ゴールではなく通過点。
けれども、
・目標が見える
・がんばりが形になる
・「できた!」という自信につながる
こうした経験は、子どもたちの次の一歩をやさしく後押ししてくれます。
ECCジュニア琴似駅前教室では、
テストだけのためではなく、
英語を「使える力」として育てることを大切にしています。
新しく始まる6級・7級も、無理なく、楽しく、子どもたちの成長につながる形で一緒に見守っていきたいと考えています。
※6級・7級のレベルや問題形式などの詳細は、今後あらためて公表される予定です
教室としての対応やご案内も、分かり次第お知らせいたします。
2025年度 ECCジュニア琴似駅前教室 発表会を終えて
11月9日(日)、琴似のパトスにて
2025年度 ECCジュニア琴似駅前教室 発表会を開催しました。
当日は、ほぼ満席。
会場には、始まる前からたくさんの期待と、少しの緊張、そしてあたたかな応援の空気が満ちていました。
ステージに立つ子どもたちは、それぞれの学年・クラスで積み重ねてきた練習の成果を、精いっぱいの声と表情で届けてくれました。
小さな体で勇気を出して立つ姿、
緊張しながらも前を向いて話す姿、
自分の言葉で伝えようとする姿、
中学生のりりしい姿、
どの瞬間にも、成長がはっきりと表れていました。
演技が終わるたびに、会場から自然に起こる拍手。
その拍手は「上手だったね」だけではなく、「よくがんばったね」「ここまで来たね」という励ましだったように感じます。
今回、たくさんの感想を保護者のみなさま、そして生徒たち自身からいただきました。
一つひとつ目を通していくと、そこには、当日のがんばりだけでなく、本番までの努力や悔しさ、達成感、そして次への目標が
素直な言葉でつづられています。
ぜひ、時間のあるときに、お子さん一人ひとりの声に耳を傾けてみてください。
読むほどに、「みんな、本当によくがんばった」ということがじんわりと伝わってくるはずです。
【2025年度発表会の感想】
※表記について
PF=低学年/PI=中学年/PA=高学年/PE=英語がはじめての高学年
■保護者のみなさま
PE みんな一生懸命に頑張って発表している姿はとても格好良くすばらしかったです。来年への成長が楽しみです。
PF 緊張感が客席まで伝わってきました。後ろの席の方でもよく見えてよかったです。ありがとうございました。
PF それぞれ工夫をこらした発表がとても楽しかったです。堂々と発表する姿に感動しました!
PF みんな一生懸命発表していて感動しました。
PI 普段家では見られない娘の姿が見られてよかったです。
PI どの子も堂々と発表できていてステキでした。日頃の勉強の成果が出ていたと思います。
PI 毎日、練習をがんばっていましたね!今日もうまく発表出来ていました。これからも英語を楽しんでがんばりましょう!
PI みんな発音が良いと思いました。表現力のある生徒さんもいてすばらしかったです。
よく練習をしてみんなすごいですね。
みんなすばらしかった。
PI みなさんお疲れさまでした。
高学年のスピーチは聞きがいがあった。低学年もぜひ小道具を使うのではなくて、文量を増やして欲しい。
PI みなさん、日頃のレッスンの成果をがんばって出していました。
PA 学年が上がるごとに上達のすごさが伝わりました。
たくさんの観客の前での発表、とてもすばらしかったです。
子どもたちの頑張る姿を見られて良かったです。
■生徒たちの感想
PF ちょっとしっぱいしたけれど、大きな声でできました。
PF 少しきんちょうしたけれど、よくできたと思います。はっぴょうしたことが、とても楽しかったです。
PF ゆうしょうできなかったけれど、うれしい心をつたえられて、ほんとうにたのしくて、大きなこえでできた。
PF みんなのおかあさんに見られてきんちょうしました。みんなのこえがでていてすごいと思いました。すごく大まんぞくです。
PF きんちょうしたけど、まちがわずに言えた。
PF ペアしょうをもらってびっくりしました。らい年はゆうしょうしたいです。
PF はっぴょう会でさいゆうしゅうしょうをとれました。ハキハキと聞いている人にわかりやすいはっぴょうができたと思います。とくに、スーパーのところをがんばりました。来年は笑顔でがんばります。
PE 大きな声ですらすら読むことができてよかったです。もうすこし分かりやすく読みたいです。
PE まちがえずにスラスラよめたけれど、きんちょうで、絵を出すのを忘れました。下を向いているじかんがちょっと長かったなって思った。
PE 英語の発表会で、私は、めあてをめざしてがんばりました。エクセレントをふたつももらえて、私は満足でした。来年は大満足にチェックをつけられるような発表をしたいです。
PI ゆっくり言えたと思う。
PI うまく発表出来てうれしかった。
PI セリフを少しまちがえてしまったけれど、あせらず、何もなかったようにどうどうとできたのでよかったです。アクシデントはあれどよくできたと思います。
PI 道具をうまくつかえてよかったです。来年もがんばりたいです。
PI 本番にまちがえてしまったけれど、きづいていいなおしたら、ママがほめてくれたのでまんぞくしました。うれしかったです。
PI もうすこし、かっぽにのっている時間を長くできたらよかったなぁと思いました。レギュラーでは、スラスラ言えてよかったです。
PI しっかり大きな声でハキハキ言えたし、まちがえなかった。もくひょうをたっせいできたとおもう。
PI 暗記と大きな声で言う目標をたてて、けっこう満足できてよかったです。大人にも「声おおきくなっているよ」と言ってもらえた。
PI いっかいもまちがえないでできてよかった。みんな英語がうまかった。
PA 少しつっかかってしまったけど、これまでの中で一番よかったです。
PA 今までの発表会でいちばん緊張せずに発表できたのでよかったです。他の人の発表の意味を理解できるようになってきたので、発表を聞くのが楽しかったです。
PA きんちょうした。足がガクガクしてしまったけれど、しっかり発表できてよかったです。
PA 今回は初めて笑顔で発表できたと思います。けれど、親が撮ってくれら動画を見ると、自分が考えていないぐらい早口で話していて悔しかったです。次の目標は「ゆっくり話す」で頑張りたいです。
ECCジュニアの発表会が終わりました。子どもたちが日頃のレッスンで習っているダイアローグやパッセージを暗記し、身振りや声の表情をつけて発表します。毎年感動です。
リハーサルの日。具合が悪くなった生徒さんがいたので、私がそばについていました。そのとき、ほかの生徒たちが言ったのです。「先生、私たちだけでも進められるから大丈夫」。その瞬間、胸の奥がじんわりと温かくなりました。子どもたちは、私が思う以上に頼もしく成長していました。
そして、今年の最優秀賞はなんと小学2年生。見事に堂々としたスピーチをやりきりました。高学年が取るものだと決めつけず、まっすぐ練習を重ねてきた姿が本当に美しかった。努力は年齢を超えます。
裏方の中学生たちも本当に立派でした。机の配置、受付、投票の集計まで、彼らが率先してやってくれました。昨年までは講師たちがやっていた仕事なのに。それを「自分たちで考えて動く」姿勢に変わっていたのです。会場全体が静かに整い、温かい空気に包まれていくのを感じました。
発表の中で、もう一つ忘れられない出来事があります。中学2年生のグループに、インフルエンザで出られなくなった生徒がいました。私は「その子の朗読部分は先生が代わりに読もうか」と提案したのですが、生徒たちは首を横に振り、「大丈夫、私たちで分担するから」と言いました。本番まで残り1時間半。急きょパートを分け合い、覚え直し、何事もなかったように発表をやり遂げたのです。緊張の中にも確かな自信と仲間への思いやり。その人間性は私の遥か上。
全員が自分たちで工夫していました。講師に頼ることなく、台本を読み込み、どんな演出がいいかを自分たちで決めていく。やらされるのではなく、自分たちで考えて作り出すことが普通になっています。
ただの英語発表会ではなくなってきました。子どもたちが「誰かのために」「自分のために」努力する姿、その中で生まれる小さな責任感や優しさ、そうしたものが積み重なって、一つの舞台を完成します。
その成長を目の当たりにできたことが何よりの喜びでした。
できなかったことができるようになる。迷っていた子が、自分で判断して行動するようになる。そうした瞬間に立ち会うたびに、「教える」という仕事の深さを感じます。今年の発表会は、私にとっても「子どもたちから教えられた日」になりました。
※保護者様と生徒さんの感想はいただいていますので、後日、まとめて発表します。