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教室日誌一覧

2026.1.22

「教室から見える、今の高校生のがんばり ― 共通テスト英語を終えて ―」

「教室から見える、今の高校生のがんばり ― 共通テスト英語を終えて ―」

ECCジュニア琴似駅前教室の高校生たちを見ていると、
「よくここまで頑張ってきたなぁ」と思うことがよくあります。
きっと、今の高校生みんなが、同じように走ってきたのだと思います。

私は「共通一次試験」の世代です。あの頃も平均点はだいたい6割くらいでした。
ただ、正直に言うと——
当時の英語は、今と比べるとかなりシンプルでした。

今の共通テストは、大問の数も多く、情報量も多く、リスニングは100点配分。英語そのものの「中身」がとても濃い。

そんな中で、平均点が大きく変わらない水準を保っているという事実だけでも、今の高校生の力と努力のレベルの高さがよく分かります。

まずは、共通テストを受験された生徒さん、本当にお疲れさまでした。

ここから国公立二次試験・私大入試と続きます。
でも、とりあえず今はひと息。
そして、また次の一歩へ。
残りの時間、しっかり応援しています。


2026年度(令和8年度)共通テスト英語についてちょっと感想も添えますね。

今年の英語は、全体としては

・リーディング:やや易化〜昨年並み

・リスニング:昨年並み〜やや難化

という印象が強い内容でした。

 

■英語リーディング

多くの予備校でも「解きやすくなった」という声が多く、設問が比較的ストレートで、情報の照合がしやすくなったと感じた受験生も多かったようです。総語数は昨年と同程度(約5,640語)。ただし、図表・イラスト・視覚情報を読み取る力は引き続き重視され、「読む英語」だけでなく「処理する英語」が求められる構成でした。

一方で、選択肢で迷いやすい設問もあり、集中力と判断力が試される場面もあったと思います。

 

■英語リスニング

リーディングに比べると、「やや厄介」「ひっかけが多い」と感じた人が多かったのではないでしょうか。今年も特徴的だったのが、複数話者の対話形式(4人・3人の会話)による出題。「誰が何を言ったか」を正確に聞き分ける力が問われました。また、非ネイティブ話者の英語も含まれ、多様なアクセントへの対応力も必要とされました。この形式は今後も出てくるでしょう。

序盤から、深読み・連想を誘う選択肢構成があり、「うっかりミス」を引き出しやすい設計だったとも言えます。


でも、いちばん大事なこと

分析や形式よりも、一番伝えたいのは、これです。

今の共通テスト英語は、決して簡単ではない。
それでも、ここまで積み上げてきたこと自体が、すでに価値。

点数が思った通りだった人も、
そうでなかった人も、
この試験に向けて積み重ねてきた時間は、確実に力になっています。

とはいえ、共通テストはゴールではなく、通過点。
ここからが、本当の勝負の人も多いはずです。

焦らず、比べすぎず、自分のペースで、残りの時間を大切に。

私たちは、これからも、
「点数のための英語」だけでなく、
使える英語・読む力・聞く力・考える力
大切に育てていきたいと思っています。

 

受験生のみなさん、
本当にお疲れさまでした。
そして、もうひと踏ん張り。
応援しています。

2025.12.25
カテゴリー: クラス通信

わちゃわちゃが、たからもの。 私が幼児さんクラスが大好きな理由

わちゃわちゃが、たからもの。 私が幼児さんクラスが大好きな理由

わたし、幼児さんクラスが大好きです。
もちろん、小学生も中学生も、それぞれにかわいさや成長があって大好きなのですが、
幼児さんクラスには、また特別な魅力があります。

 

まず、とにかく——
反応が予想外。

 

こちらが「こうかな?」と思って用意したことに、まったく違う返しが飛んでくることがあります。
でもそれが、とても新鮮で、おもしろくて、
「ああ、遊びの天才だなぁ」と思わされます。

 

ある日は、シールを使ったあとに残った台紙を、くるっと丸めて、
「せんせい、ぼうえんきょう!」と、のぞきはじめた子もいました。
あちらでは「たばこ!」
発想が自由で、世界がやわらかいんですよね。

 

ダンスも大好き。
好きな音楽が流れると、stand up の前に、もう体が先に動いています。

 

そして、成長がとにかく早い。
「先月はできなかったよね?」
「ついこの前まで、ここで止まってたよね?」
ということが、今月になると、あっさりできている。

 

その瞬間に立ち会えるのが、たまらなくうれしいのです。
本人はケロッとしているのに、こちらが内心、感動してしまうこともしょっちゅうです。

 

レッスン中は、正直言うと、わちゃわちゃです。
静かに整列、なんてことはありません。
でも、そのわちゃわちゃ感がいい。

 

笑って、動いて、声を出して、
英語が生活の一部みたいに、
自然に入り込んでいきます。

 

少し前、私が体調を崩してしまったことがありました。
すると、
「せんせい、てつだう!」
「わたしも!」
「ぼくもー!」
と、お手伝いしたい子の大渋滞が発生。

 

もう、かわいすぎて、胸がいっぱいでした。
子どもって、ちゃんと見て、ちゃんと感じているんですね。

 

もうひとつ、幼児さんクラスが好きな理由があります。
それは、お父さん・お母さんとお話しする機会が多いこと。

 

送り迎えのときに、
「今日はこんな様子でしたよ」
「おうちではどうですか?」
そんな、ちょっとした会話ができるのが楽しいのです。

 

育児の話、成長の話、時には笑い話。
教室が、レッスンだけの場所ではなく、
人と人がつながる場所になる感じが、とても好きです。

 

幼児さんクラスは、
英語を教えているというより、
一緒に笑って、一緒に驚いて、
一緒に成長を見守っている時間。

 

だから私は、
今日もまた、
わちゃわちゃな教室で、
小さな声と大きな笑顔に囲まれながら、

「やっぱり、幼児さんクラスが好きだなぁ」

と思うのです。

2026.1.8

英語は早く始めなきゃダメ? 37歳で始めた私が、幼児英語を見て思うこと

英語は早く始めなきゃダメ? 37歳で始めた私が、幼児英語を見て思うこと

「英語は、早く始めたほうがいいですよ。」

よく聞く言葉です。
でも私は、この言葉を聞くたびに、少しだけ立ち止まってしまいます。

というのも、私は 37歳で本格的に英語学習を始めた一人だからです。
遅かったとは思っていません。
英語を始めたことで、世界が広がり、楽しみも増えました。

ただ正直に言うと、
英語を「聞くこと」には、今も苦労しています。

だから私は、「英語は早く始めればいい?」という問いに、
簡単にYESともNOとも言えないのです。


幼児期からの英語がいい理由は、「早さ」より「やさしさ」

幼児期から英語を始める良さは、
「早く始めたから伸びる」というよりも、

 

・英語にやさしく出会える

・構えずに音を受け取れる

・「できる・できない」で測られない

 

そんな環境にあると思います。

歌や絵本、ちょっとしたやり取りの中で、
幼児さんたちは、自然と英語の音やリズムに触れていきます。

間違えても、言えなくても気にしない。
その姿を見るたびに、
「英語って、本当はこうやって出会うものなんだな」と感じます。


私が幼児さんと接するときに、大切にしていること

幼児クラスでは、「教える」よりも、
一緒に感じて、一緒に過ごす時間を大切にしています。

今日は気分がのらない日。
ちょっと恥ずかしい日。
急にたくさん話したくなる日。

どれも、その子の大切な姿です。

「今日はここまでできたね」よりも、
「来てくれてありがとう」
そんな気持ちで、幼児さんと向き合っています。


でも、「早く始めたら安心」ではない

一方で、こう感じることもあります。

 

・早く始めたけれど、途中でやめてしまった

・習っているけれど、家ではほとんど触れない

・楽しいだけで、次につながらない

 

英語は、
始める時期より、続け方のほうがずっと大切。

これは、教室現場にいると強く感じます。


国の調査から見える、英語学習の現実

ちなみに、国の調査を見ても、
英語学習は簡単ではないことが分かります。

文部科学省の「英語教育実施状況調査」によると、
中学3年生で、英検3級相当(CEFR A1レベル)以上に達している生徒は、全国でおよそ半数程度とされています。

学校英語は工夫されていますが、
授業だけで十分な力を身につけるのは、簡単ではない。
そんな現状が、数字からも読み取れます。


だから私の答えは、こうです

英語は、早く始めるのもいい。
でも、それ以上に大切なのは、

 

・無理をしない

・楽しむ

・続けられる形で関わる

 

ということ。

幼児期から始めれば、英語を「勉強」にしない道がある。

大人になってから始めても、英語は人生をちゃんと広げてくれる。

やりたいと思った時が、はじめ時。
37歳で始めた私は、心からそう思っています。


教室として大切にしていること

私たちの教室では、
「何歳から始めるか」よりも、
英語と気持ちよく付き合い続けられることを大切にしています。

幼児さんには、安心できる空気の中で、
英語に出会ってほしい。

 

その時間が、
「楽しかった記憶」として、
そっと心に残ってくれたらと思っています。