発表会に向けて 〜子どもの「やり抜く力」を一緒に育てよう〜
発表会に向けて 〜子どもの「やり抜く力」を一緒に育てよう〜
発表会が近づいてきました。
教室では1か月前から練習計画を立てて、少しずつ準備を進めています。
「うまく発表したい!」という気持ちはみんな同じですが、
中には「やりたいけど、つい練習を忘れちゃった」という子もいます。
どう練習したらいいかわからない。
家に帰ると気持ちが冷めてしまう。
他のことに夢中になってしまう。
――そんな理由でうまくいかないこともあります。
でも、それは「やる気がない」わけではありません。
子どもは“今”に夢中になる生きもの。
「やりたいけどできない」という気持ちの中にも、ちゃんと成長の芽が隠れています。
そんなとき、大人はつい「どうしてできないの?」と感じてしまうことがありますよね。
でも、子どもを責めたり、家庭で抱え込みすぎたりする必要はありません。
発表会に向けたこの期間は、
お子さんの「やり抜く力」を育てるチャンスでもあります。
その力は、叱って生まれるものではなく、
保護者と先生が一緒に寄り添いながら支えていく中で、少しずつ育っていくものだと思います。
子育ては、家庭だけでも、教室だけでもできるものではありません。
おうちと先生、みんなでチームになって、子どもを支えていくことが大切です。
発表会に向けて、お子さんを信じて応援してくださる
保護者の皆さまの姿勢に、いつも心から感動しています。
そのあたたかいサポートがあってこそ、子どもたちはまた一歩、前に進むことができます。
本番の日、がんばり抜いた子どもたちの笑顔が見られるように、
私も全力でサポートしていきます。
いっしょに、最後まで見守っていきましょう♬
■ 今日のまとめ
・「やりたいけどできない」は、子どもの自然な姿。
・できない時期こそ、やり抜く力を育てるチャンス。
・家庭で抱え込まず、保護者と先生がチームで支え合うことが大切。
■おうちでできる声かけのヒント
・「今日はどんな練習をしたの?」
→ 子どもの行動を引き出す“きっかけの言葉”。
・「がんばってるね」「昨日より声が出てたね!」
→ 小さな成長を一緒に喜ぶと、やる気が続きます。
・「本番が楽しみだね」
→ 結果よりも“プロセスを楽しむ”姿勢を伝えることで、安心して挑戦できます。
