やる気の火が消える前にできること
子どもたちは行事やテスト勉強に取り組み始めるとき、
とても張り切って「がんばる!!」と言ってくれます
でも、まだまだ「頑張り方がわからない」
大人のサポートや伴走が必要だと思います。
教室では、子どもたちが自分で学びを進められる力を育てるために、
PDCAサイクル(Plan → Do → Check → Act)
の考え方を取り入れています。
PDCAとは、
1. Plan(計画する)
2. Do(やってみる)
3. Check(ふり返る)
4. Act(よくする)
をくり返して、少しずつレベルアップしていく方法です。
発表会の準備では、
• いつまでにどこを練習するか 計画 Plan し、
• 実際に練習する Do、
• 録画して声の大きさや発音を Check、
• どう直すか考えて Act、
という流れを子どもと一緒につくっています。
テスト前も同じ流れを使い、
「優先順位をつける」
「どこを重点的にやる?」と
自分で考えて進める習慣づくりにつなげています。
この方法を続けることで、
“自分で決めて、自分でふり返り、次につなげる力” が育ち、
ただ覚えるだけでなく、学びの質がぐんと高まります
このPDCAサイクルで特に必要なのは、
「計画倒れにさせないこと」だと思います。
人間は本来
「なまけもの」で「誘惑に負けやすい」生き物です。
「あしたやればいいかー。」と先延ばしがはじまり、
やる気が薄れ、
「結局、できなかった」となれば、
成功体験が得られず、自信も自己肯定感もあがりません。
計画の途中確認、軌道修正をし、
そこで「あなたならできる」と
勇気づけてもらえることで、
再びやる気の火が灯り、
やり抜くことができるのです。
できるようになるまで見守り、
少しずづ、手を放していきましょう。
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