英語って、
「必要になってから頑張ればいい」
と思われやすい教科かもしれません。
でも、長く子どもたちを見てきて、私はむしろ逆だと感じています。
英語は、短期間で一気に仕上げるより、
早く始めて、少しずつ積み上げていく方が強い。
幼児さんなら、毎日ほんの5分。
低学年でも、まずは10分。
聞く、まねして言う、読む、書く。
小さいころから毎日少しずつ英語に触れていると、その積み重ねは少しずつ「貯金」になっていきます。
そして、その貯金が効いてくるのは、
英検®に合格したときだけではありません。
むしろ私が大きいと思っているのは、中学生、高校生になってから。
中学・高校では、英語だけを勉強していればいいわけではありません。
数学も、国語も、理科も、社会もある。
高校生になれば、大学受験に向けて必要な勉強量はさらに増えていきます。
そのときに、
「英語をゼロから何とかしなきゃ」
ではなく、すでに英語の土台がある。
英語にかける時間を少し抑えて、その分を数学や理科など、今必要な教科に回せる。
これも、早くから英語を積み上げてきた子の大きな強みだと思っています。
もちろん、早く始めれば、それだけで英語ができるようになるわけではありません。
大切なのは、早く始めて、長く続けること。
週に一度教室へ来るだけではなく、
家でも毎日ほんの少し英語に触れること。
小学生のうちは、その10分の価値がまだ本人には分からないかもしれません。
でも、その10分を何年も積み重ねた先で、
「あのときやっておいてよかった」
と思える日が来る。
英検®も、その途中にあるひとつの通過点。
私が子どもたちに残したいのは、
もっと先まで使える英語の貯金です。
「リスニング、速すぎて全然わからないみたいです」
保護者の方から、こんなご相談がありました。
そして、「0.8倍速にしたら分かると言っています」とのこと。
そこで、ひとつ練習方法をご提案。
まず2倍速を3回。
次に1.5倍速を3回。
そのあと、いつもの1.0倍速を聞いてみてください。
すると——
翌朝、さっそくご家族で試してくださったそうで、
「みんなで大笑いでした(^^♪
1.0倍速がすごく遅く感じます!!!」
とご報告が♡
そうなんです。
聞き取れないからと、ずっとゆっくりした英語を聞くのではなく、
意味を全部取ろうとせず、まずは速い英語を耳に入れてみる。
そのあと通常速度に戻すと、
さっきまで速いと思っていた英語に、
耳がついていきやすくなることがあります。
もちろん、これだけでリスニングが突然できるようになるわけではありません。
でも、
「速い!聞き取れない!」
と感じたときに、
ゆっくりにするだけではなく、
あえて速くして耳を慣らしてみる。
こんな練習方法もあります(^^)/
そして何より、
朝から家族みんなで2倍速の英語を聞いて大笑いしながら
試してくださったのが嬉しい♡
英語の家庭学習、
こういう実験みたいな時間があってもいいと思います。
今週のPFクラスは、
今年度初めてのThink & Talk発表でした!
最初の発表は、まず4〜5行。
みんなの前に立って、
覚えてきた英語を自分ひとりで最後まで言う。
これだけでも、なかなか大きな挑戦です。
1年生にとっては、生まれて初めてのThink & Talk。
最初は、これまで何度もやってきたMy Speechに引っ張られて、
“ Hello, I’m ○○. I’m seven. “
と始めてしまう場面も。
「今日はそっちじゃないよー。This is my〜」
とささやくと、すぐに切り替えて、
そこからは最後までしっかり発表できました。
おうちでたくさん練習してくれた成果です。よかったー!
2年生になると、
もう人前に立つこと自体にはずいぶん慣れています。
今日も気になったのは、語尾のsがひとつ落ちた、とか、そのくらい。
こうやって見ていると、
最初から上手に発表できることより、
「できた!」を何度も経験することが大事なんだ
と改めて思います。
1年生では、まず4〜5行。
人前に立って、英語で最後まで言えた。
そこから少しずつ、
長くなって、
正確になって、
自分の言葉で伝えられるようになっていく。
今日の短い発表が、
この子たちの「英語で人に伝える」最初の一歩。
ここから何年も続いていくと思うと、
ちょっと嬉しい一日でしたヾ(*´▽`*)ノ