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教室日誌

2026.7.21
カテゴリー: 教室だより

2026.7.21 #112 “reach”

2026.7.21 #112 “reach”

「小学生と学ぶ英語の語源」第112回は “reach”「到着する、届く」です。

 

古英語期から見られる英語本来語です。
古英語では (ġe)rǣċan の綴りで「手を伸ばす」の意味でした。印欧祖語の *reig-(手を伸ばす、届く)に基づいています。

 

もともと「手を伸ばす」の意味だったのが、16世紀くらいより「場所にたどりつく、到着する、数量に達する」という意味でも使われるようになりました。

 

現在 reach は  -ed がつく規則変化の動詞ですが、古英語では過去形は rǣhte, rāhte、中英語期には raughte と不規則変化の動詞だったのです!
17世紀以降に現在の規則変化の形が定着しました。

 

「~に到着する」というと
get to ~ や arrive at/in ~ もありますね。
get は中英語期に古ノルド語 geta から入ってきた語で「得る、つかむ」の意味です。(→ get で後述します)ですから、get to ~ は「(目的地)を手に入れる → ~に達する」のイメージですね。
一方、arrive は中英語期に古フランス語 ariver から入ってきた語で「船で港に着く」の意味でした。(→こちらも arrive で詳しく見てみましょう)今では手段にかかわらず、「目的地に到着する」の意味です。

 

get to ~ や arrive at/in ~ に比べると、reach の方がやや堅く感じられますが、気をつけなければならないのは、get や arrive は「到着する」という意味のときは自動詞と言って、後ろに to や at / in の前置詞が必要となります。
一方の reach は他動詞で、後ろに前置詞はつけませんので注意!