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教室日誌

2026.7.20
カテゴリー: 教室だより

2026.7.20 #111 “parent”

2026.7.20 #111 “parent”

「小学生と学ぶ英語の語源」第111回は “parent”「親」です。

 

今から600年くらい前の中英語期にフランス語 parent(親)から入ってきました。これはラテン語の parentēs( parere「産む 」の現在分詞形)からきており、印欧祖語の *perə-(出産する、入手する)に基づいています。

 

よって par(産む)+ -ent(人)「子を産む人」というのがもとの意味ですが、英語では中英語期から「親」という意味で使われてきました。子を産むのが親であるのは間違いないですが、parent から出てきた語を見ると parental「親のような」、parenting「子育て、育児」と、「産む」ことより「育てること」の方に意味が変わってきているように見えます。
ちなみに、単数形 parent では父親か母親のどちらかを指し、複数形 parents で「両親」となりますね。

 

印欧祖語の *perə-(出産する、入手する)に基づく語は他にも
prepare(準備する)= pre-(前もって)+ pare(手に入れる)
repair(修理する)= re-(再び)+ pair(手に入れる)
separate(分ける)= se-(離れて)+ parate(手に入れる)
などがあります。