2026.6.25 #86 “near / next”
朝から雨の肌寒い1日でした。風邪をひいて体調を崩している子も何人かいるようです。
確か2年前の「教室だより」にも書いた気がするのですが…。
PF(小1〜2年生) クラスで detective (探偵) という語が出てきますが、誰1人としてこの語をきちんと発音できません!特に1年生に「ディテクティヴ」は言えません。
言い間違えがあまりにもカワイイのですが、どうしたらいいでしょう!笑
「小学生と学ぶ英語の語源」第86回は “near / next” 「近く」「次の、隣の」+ “neighbor” 「近所の人」です。この記事の元となっている『英語語源ハンドブック』では3単語が仲良く並んでいますが、とりあえずタイトルは2語でいきます。
さて、なぜこの2つの単語が並んでいるのでしょうね~
near は古英語期からある英語本来語です。
古英語での綴りは nēar で、nēah, nēh(近い)の比較級の形でした。
next も古英語期からある英語本来語です。「いちばん近くの、次の」の意味で、古英語での綴りは nēxt, nēhst と、nēah, nēh (近い)の最上級でした。
あれ?そうです!今では別々の形容詞、副詞(near は前置詞も)として使われていますが、もともとは nigh(近い)の比較級、最上級が near, next だったのです。これはオドロキですね!
near「近い、近く」は現在では nearer(より近い)- nearest(最も近い)と比較級、最上級が使われていますね。ですから nearer は二重比較級の形をしていることになります。そして最上級には nearest が使われていることから、next はもう最上級としては使われなくなり、「次の、隣の」という意味で使われています。ちなみに next には比較級、最上級はありません。
nigh /nai/ (近い)は現在ではあまり使われていませんが、neighbor「近所の人」の前半部分に存在しています!neighbor(⦅英⦆neighbour)は neigh(< nigh 近くの)+ bo(u)r (住人)が合わさってできた語です。neighbour も古英語の時代から使われている語ですよ。
英語の語源を知ると、いろいろな単語が結びついておもしろいですねると、いろいろな単語が結びついておもしろいですね。
