2026.5.30 #60 “land”
今日は近隣の小学校は運転会のため、午前中のレッスンはお休みでした。
近所の方にかわいい花の鉢植えをいただきました!ありがとうございます♪
「小学生と学ぶ英語の語源」第60回は “land”「土地、陸地」です。
1000年以上前の古英語から見られる英語本来語です。
古英語から綴り land は変わらず、意味も「土地、陸地」と変わりません。
お~、めずらしい!
印欧祖語の *lendh-(開けた土地)に基づいています。発音が /dh/ → /d/ と変わっているのは「グリムの法則」で説明されるものです。
この *lendh- からできた語に lawn(芝生)もあります。lawn は今から700年くらい前の中英語期にフランス語 launde から入ってきた語で、もとは laund「林間の空き地」の意味でした。だんだん最後の -d が消えて、綴りも laun → lawn となり、林間の空き地に生えている草(芝生!)の意味へと変わったのです。
land には「土地、陸地」の意味だけでなく、「上陸する、上陸させる」という動詞でも使われています。この意味では中英語期から使われるようになりました。このように、単語の形がそのままで別の品詞(land なら名詞だったものが動詞)として使われるようになることを「品詞転換」と言います。
「土地」を表す他の単語も比べてみましょう。
land 「土地」の意を表す最も一般的な語
estate 通例田舎にある、広大な「所有地」の意を表す
soil 植物が育つための「土地、土壌」の意を表す
『ジーニアス英和辞典』land より
land には「自分自身が立っている場所」、ひいては「地球上で人間が暮らしを営んでいる場所」のイメージが私にはあります。皆さんはいかがですか?
